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新婚旅行はミレンハン国へ!猫になったシャルロットとポチたま大論争勃発!?
星の海で甘いひとときを
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寝室のベッドで眠っていたグレース皇子は夜中に目を覚まして、むくりと起き上がると隣でスヤスヤ眠っていたシャルロットを揺り起した。
「グレース様……?」
「シャルロット……、海へ行かないか?」
「え?今からですか?」
「ああ、ゆっくり散歩でもしよう。新婚旅行なのに、なかなか2人きりになれなかっただろう?」
「そうね」
シャルロットとグレース皇子は寝間着のままでバルコニーに出た。
耳障りのいいさざ波の音と、さわやかな潮風の中、グレース皇子に横抱きにされバルコニーから外へ飛び降りた。
「ねえ?護衛は?」
「近くを散歩するだけだ、大丈夫だ」
グレース皇子の魔法で、2人はふわふわと宙を漂っていた。
シャルロットがふと天を仰ぐと美しい星空が広がっており、海の水面には星が転写されている。
「星の海ね…」
2人は海上を飛び、やがて大きな海食洞の中へと入った。
岩の上に着地すると、シャルロットは火の魔法を使って無数の鬼火を繰り出した。
青い火の玉は、真っ暗な洞窟の中を明るく神秘的に照らしてくれた。
「座りましょうか?」
「ああ、シャルロット。ここに座ってくれ」
グレース皇子は羽織っていた上着を岩の上に敷いて、シャルロットを座らせた。
シャルロットは岩から素足を下ろして、海水の中に突っ込むとジャブジャブと足で掻き回した。
「ふふ、冷たいわ。夜の海も新鮮でいいわね」
「ここは神聖な岩場で、良いデートスポットだと……ミレンハン国の踊り子の女から教えてもらったんだ」
「まあ…、ほんと、そうね。すごくロマンチックだわ!ありがとう、グレース様」
シャルロットは喜んだが、突然ハッとして今度は拗ねたような顔をしてジロリとグレース皇子の顔を見た。
そしてジリジリと迫ってきた。
「そういえば!聞いたわよ?美女がお酌をしてくれるっていう夜のお店に行ったんですってね?」
シャルロットは怒っていた。
グレース皇子は目を点にして、だらだらと冷や汗をかいて思わず後退した。
「誤解しないでくれ!シャルロット……ミレンハン王の付き合いだ!」
「むう……」
「誰に聞いたんだ?その話……」
「ゲーテが言ってたわ。セクシーな踊り子の隣で鼻の下伸ばして酔っ払っていたって」
「なっ……それは絶対無いからな!シャルロットこそ……、ゲーテ王子といつもベタベタ仲良いじゃ無いか………この新婚旅行だって、俺よりもアイツと一緒にいただろう?気にくわない」
「え?それは……コンテストのトレーニングよ?どうしてそこでゲーテが出てくるの?」
「ふん」
グレース皇子は上着をしいた岩場の上に仰向けに転がると、シャルロットを胸に抱き寄せ、キョトンとしている顔を見上げた。
「シャルロット、ーーこの洞窟には曰くがあってだな……、ここでキスを交わしたカップルは永遠に幸せになれるそうだ。その……試してみるか?」
「ふふ、私はもう十分幸せですわ」
「いいや、これから、もっと幸せになるんだ」
シャルロットは微笑むと、仰向けに寝るグレース皇子の上に跨り、組み敷くと優しくキスをした。
何度もキスを交わし、それから2人だけの暗い洞窟の中で夢中で肌を重ねた。
それから、グレース皇子の膝の上でシャルロットは夜明けまで眠っていた。
「ううん……」
地平線で太陽がわずかに顔を覗かせている夜と朝の境界のような時間帯の海は、また違った美しさで思わず見惚れた。
夢うつつなシャルロットは、微睡みながら洞窟の外、朝日が溶けた海を見ていた。
グレース皇子も海の向こうを眺めながら、優しい顔で笑っていた。
「わーん!」
空を飛ぶ黒チワワが、泣きながら洞窟の中に突っ込んできた。
「クロウ?」
「酷い~置いてった~!」
「起こしたがーーお前、爆睡してただろ」
「わぁーん。寝過ごした~」
黒チワワは荒ぶって、シャルロットとグレース皇子の周りを走り回った。
クロウはまだ眠っていたシャルロットのほっぺをペロペロ舐めて起こした。
「ん……クロウ?ふわ~、おはよう」
「うふふ~朝食をバスケットに詰めてもらったの。ここで食べよう?」
クロウはバスケットを岩の上に置いた。
「ありがとう!クロウ。まあ、美味しそうなベーグルサンドね」
シンプルなベーグルにクリームチーズやハムやキュウリに似た野菜を挟んだサンドイッチと、夏らしいフルーツに、ハーブティー。
海を間近に眺めながら食べるモーニングは至福のひと時で、シャルロットの心とお腹は満足だった。
「グレース様……?」
「シャルロット……、海へ行かないか?」
「え?今からですか?」
「ああ、ゆっくり散歩でもしよう。新婚旅行なのに、なかなか2人きりになれなかっただろう?」
「そうね」
シャルロットとグレース皇子は寝間着のままでバルコニーに出た。
耳障りのいいさざ波の音と、さわやかな潮風の中、グレース皇子に横抱きにされバルコニーから外へ飛び降りた。
「ねえ?護衛は?」
「近くを散歩するだけだ、大丈夫だ」
グレース皇子の魔法で、2人はふわふわと宙を漂っていた。
シャルロットがふと天を仰ぐと美しい星空が広がっており、海の水面には星が転写されている。
「星の海ね…」
2人は海上を飛び、やがて大きな海食洞の中へと入った。
岩の上に着地すると、シャルロットは火の魔法を使って無数の鬼火を繰り出した。
青い火の玉は、真っ暗な洞窟の中を明るく神秘的に照らしてくれた。
「座りましょうか?」
「ああ、シャルロット。ここに座ってくれ」
グレース皇子は羽織っていた上着を岩の上に敷いて、シャルロットを座らせた。
シャルロットは岩から素足を下ろして、海水の中に突っ込むとジャブジャブと足で掻き回した。
「ふふ、冷たいわ。夜の海も新鮮でいいわね」
「ここは神聖な岩場で、良いデートスポットだと……ミレンハン国の踊り子の女から教えてもらったんだ」
「まあ…、ほんと、そうね。すごくロマンチックだわ!ありがとう、グレース様」
シャルロットは喜んだが、突然ハッとして今度は拗ねたような顔をしてジロリとグレース皇子の顔を見た。
そしてジリジリと迫ってきた。
「そういえば!聞いたわよ?美女がお酌をしてくれるっていう夜のお店に行ったんですってね?」
シャルロットは怒っていた。
グレース皇子は目を点にして、だらだらと冷や汗をかいて思わず後退した。
「誤解しないでくれ!シャルロット……ミレンハン王の付き合いだ!」
「むう……」
「誰に聞いたんだ?その話……」
「ゲーテが言ってたわ。セクシーな踊り子の隣で鼻の下伸ばして酔っ払っていたって」
「なっ……それは絶対無いからな!シャルロットこそ……、ゲーテ王子といつもベタベタ仲良いじゃ無いか………この新婚旅行だって、俺よりもアイツと一緒にいただろう?気にくわない」
「え?それは……コンテストのトレーニングよ?どうしてそこでゲーテが出てくるの?」
「ふん」
グレース皇子は上着をしいた岩場の上に仰向けに転がると、シャルロットを胸に抱き寄せ、キョトンとしている顔を見上げた。
「シャルロット、ーーこの洞窟には曰くがあってだな……、ここでキスを交わしたカップルは永遠に幸せになれるそうだ。その……試してみるか?」
「ふふ、私はもう十分幸せですわ」
「いいや、これから、もっと幸せになるんだ」
シャルロットは微笑むと、仰向けに寝るグレース皇子の上に跨り、組み敷くと優しくキスをした。
何度もキスを交わし、それから2人だけの暗い洞窟の中で夢中で肌を重ねた。
それから、グレース皇子の膝の上でシャルロットは夜明けまで眠っていた。
「ううん……」
地平線で太陽がわずかに顔を覗かせている夜と朝の境界のような時間帯の海は、また違った美しさで思わず見惚れた。
夢うつつなシャルロットは、微睡みながら洞窟の外、朝日が溶けた海を見ていた。
グレース皇子も海の向こうを眺めながら、優しい顔で笑っていた。
「わーん!」
空を飛ぶ黒チワワが、泣きながら洞窟の中に突っ込んできた。
「クロウ?」
「酷い~置いてった~!」
「起こしたがーーお前、爆睡してただろ」
「わぁーん。寝過ごした~」
黒チワワは荒ぶって、シャルロットとグレース皇子の周りを走り回った。
クロウはまだ眠っていたシャルロットのほっぺをペロペロ舐めて起こした。
「ん……クロウ?ふわ~、おはよう」
「うふふ~朝食をバスケットに詰めてもらったの。ここで食べよう?」
クロウはバスケットを岩の上に置いた。
「ありがとう!クロウ。まあ、美味しそうなベーグルサンドね」
シンプルなベーグルにクリームチーズやハムやキュウリに似た野菜を挟んだサンドイッチと、夏らしいフルーツに、ハーブティー。
海を間近に眺めながら食べるモーニングは至福のひと時で、シャルロットの心とお腹は満足だった。
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