死の香り

大好きなおばあちゃん (完)

りさ
あのーすいません網チェンジで
あと、おばあちゃんが好きだった
カルーアミルクお願いします

けん
それやめて面白い
まあ、俺にも未来がないんだけどね？笑

ん？どうして？
今日も暑っついなエアコン無いのかね

んーとね借金だらけでね
ヤクザと警察に追われてるの

警察？
なにしたの？

殺人

殺人！？
誰殺したの？

おじいちゃん

えへっ
ははありがとう元気出たわ

お前いい性格してるよ

そうでしょ？よく言われるよ
俺良い奴なんだ！

だから嫌味なんだって

だから私味感じないんだってば

嫌味は味覚じゃねえのよ

てかこの肉なに凄い硬い
骨くらい硬いな

あーそこは頭だよお前のおじいちゃんの

なるほどそりゃあ硬いわけだな
すいませーんお会計お願いします

俺店員じゃないんだけど
合計は俺の代わりに刑務所入ってくれる？

ははっ刑務所で臭い飯でも食うんだな

俺の代わりに入ってよ
おじいちゃん殺すときわお前の指紋ついたお前のブーツ置いといたから

えーてことは警察くるじゃん
だる

いやそんな事もないよ！
もしかしたらカツ丼食べさせてもらえるかもしれないし

味感じないしなあ
まあ、いいか！

～2時間後～

りさ
なんか、今日は大変だったね

けん
大変だったな本当

じゃあそろそろ帰ろうかな？
今日はありがとう

うん！こちらこそ
元気出しなね蒟蒻ゼリーいるか？

おばあちゃん蒟蒻ゼリー喉に詰まらせたんだよ