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【資料A-07】
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「え?マジ…?」
催眠術って、本当にあるの…?」
眉を顰め、ユウゾウは聞き返す。
「はい。南方医大の心理学部で研究されてて…、
そこの教授で菅野トモユキという人が、『催眠療法|《ピプノセラピー》』の権威なんだそうです。」
「ぴぷのせらぴー…?」
言葉を覚えたての子供みたいに、ユウゾウは単語を繰り返す。
「元々は、パニック障害や心理的な病気に効果があるらしいんデスけど…。
他にも、喫煙や過食症とか、悪習慣を止めさせたり、
痛みの緩和なんかも出来るらしいんデス。
それに、『逆行催眠』というのがあって…。」
「…『逆行催眠』? 何それ…?」
「本当にテレビみてないんだねぇ~っ、ユウゾウさん♪」
二人のやり取りを傍観していたマスターが横槍を入れる。
ムッと口を尖らせつつ、ユウゾウは手にした空のグラスをマスターへ差し出す。
「催眠で過去の記憶を呼び起こすんだよ。
何月何日に何をしていたか…とか、
忘れていた記憶を思い出させるのサ☆」
マスターは得意げに説明しつつ、ウイスキーを入れたグラスをユウゾウの前へ置いた。
「そうそれです、
菅野教授に会って、その『逆行催眠』をかけて貰ったんです。
無くした2日間の記憶を呼び起こして貰いに…。」
アミリはそう告げると、カクテルを飲み干す。
「へぇー…、ちょっと待ってよ、もう少し聞かせて♪」
『逆光催眠』って、どうやるの…?」
グラスを受け取ったユウゾウは、軽くウイスキーを口へ含む。
それに合わせて、アミリがナッツが入ったグラスを薦め、彼の前へ差し出した。
軽く会釈をして、ユウゾウはナッツを口へ放り込む。
「こう…、半ば寝る様なリクライニングシートに腰かけて、
催眠術を受ける感じですかね…。
あ。催眠効果を上げる為、睡眠導入剤とかを最初に呑むんですよ。
だから、催眠中の記憶は無いですね…。
でも、後で催眠を受けていた様子を録画した動画を見せられるんで、
自分が発言した事を確認できます。」
「ふーん…。それで、結果はどうだったの…?」
アミリが話す内容の内、ユウゾウは結論だけに興味がある様子だった。
その態度を見かねたマスターが、軽く彼の頭を叩く。
そのやり取りを見ていた彼女は、可愛らしく微笑んだ。
「結局…、私はUFOに誘拐されてたらしいデス…。」
懺悔室で告解をするかの様に、アミリは両手を握り合わせて語り始めた。
実際の所、彼女は誰かに告白して、気持ちを軽くしたかったのかも知れない。
だが、近親者や友人などに語れない出来事。
酒場でだけ会う知り合い。
薄い付き合いなユウゾウ達だからこそ、言えない事を吐露できる。
UFOに誘拐され、何をされたかの記憶を。
催眠術って、本当にあるの…?」
眉を顰め、ユウゾウは聞き返す。
「はい。南方医大の心理学部で研究されてて…、
そこの教授で菅野トモユキという人が、『催眠療法|《ピプノセラピー》』の権威なんだそうです。」
「ぴぷのせらぴー…?」
言葉を覚えたての子供みたいに、ユウゾウは単語を繰り返す。
「元々は、パニック障害や心理的な病気に効果があるらしいんデスけど…。
他にも、喫煙や過食症とか、悪習慣を止めさせたり、
痛みの緩和なんかも出来るらしいんデス。
それに、『逆行催眠』というのがあって…。」
「…『逆行催眠』? 何それ…?」
「本当にテレビみてないんだねぇ~っ、ユウゾウさん♪」
二人のやり取りを傍観していたマスターが横槍を入れる。
ムッと口を尖らせつつ、ユウゾウは手にした空のグラスをマスターへ差し出す。
「催眠で過去の記憶を呼び起こすんだよ。
何月何日に何をしていたか…とか、
忘れていた記憶を思い出させるのサ☆」
マスターは得意げに説明しつつ、ウイスキーを入れたグラスをユウゾウの前へ置いた。
「そうそれです、
菅野教授に会って、その『逆行催眠』をかけて貰ったんです。
無くした2日間の記憶を呼び起こして貰いに…。」
アミリはそう告げると、カクテルを飲み干す。
「へぇー…、ちょっと待ってよ、もう少し聞かせて♪」
『逆光催眠』って、どうやるの…?」
グラスを受け取ったユウゾウは、軽くウイスキーを口へ含む。
それに合わせて、アミリがナッツが入ったグラスを薦め、彼の前へ差し出した。
軽く会釈をして、ユウゾウはナッツを口へ放り込む。
「こう…、半ば寝る様なリクライニングシートに腰かけて、
催眠術を受ける感じですかね…。
あ。催眠効果を上げる為、睡眠導入剤とかを最初に呑むんですよ。
だから、催眠中の記憶は無いですね…。
でも、後で催眠を受けていた様子を録画した動画を見せられるんで、
自分が発言した事を確認できます。」
「ふーん…。それで、結果はどうだったの…?」
アミリが話す内容の内、ユウゾウは結論だけに興味がある様子だった。
その態度を見かねたマスターが、軽く彼の頭を叩く。
そのやり取りを見ていた彼女は、可愛らしく微笑んだ。
「結局…、私はUFOに誘拐されてたらしいデス…。」
懺悔室で告解をするかの様に、アミリは両手を握り合わせて語り始めた。
実際の所、彼女は誰かに告白して、気持ちを軽くしたかったのかも知れない。
だが、近親者や友人などに語れない出来事。
酒場でだけ会う知り合い。
薄い付き合いなユウゾウ達だからこそ、言えない事を吐露できる。
UFOに誘拐され、何をされたかの記憶を。
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