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その心は
その心は 1
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ムツヤが走る後はスケルトンが煙となって消えていった。
「戦いはムツヤに任せて身を守れ!!」
アシノの号令に従って皆は武器を構えて身を寄せ合う。
こちらに向かってきたスケルトン目掛けてルーは召喚した精霊をぶつけた。
「少し強い人間って感じね」
それが戦ってみての感想だ。ムツヤがあまりにも簡単に倒しているので勘違いをしそうだが、相手は裏ダンジョンのモンスターだ。
ヨーリィが近付くスケルトンに木の杭を投げて牽制する。ユモトも巨大な氷柱を射出して戦う。
それでも数体こちらへ敵がやって来てしまう。接近戦はモモが前に出て戦っていた。
スケルトンを袈裟斬りにすると、ガラガラと崩れ煙になり消える。
槍の突きを無力化の盾で受け止め、反撃に斬り捨て、剣の鍔迫り合いになっても押し切っていた。
ヨーリィもナイフに切り替えてモモの援護をする。すばしっこい動きで確実に一体ずつ数を減らしていた。
アシノは皆の成長を感じる。正直な所、最初は頼りなかったモモやユモトも立派に戦っていた。
ムツヤは敵陣の中心へ行くと、魔剣を地面に突き刺す。辺りに業火が広がる。
十分と少し程度でスケルトンの大軍は、ほぼ壊滅した。
「皆さん、こっちに来てくだざい!!」
スケルトンの大軍が居たその奥、荒野の端にポツンとある扉を見つけてムツヤが言う。
ムツヤの光弾による援護射撃を受けながら、アシノ達は走った。
途中の残党はモモとヨーリィが斬り捨て押し通る。
扉の中へ滑り込むアシノ達、最後にムツヤも入っていった。
「やっとここで折り返し地点か」
アシノが呟く。サズァンが待つのは六十階層だ。
一階層、また一階層とムツヤ達は歩みを進める。
三十七階層で巨大な翼竜達を倒し終えた所で小休止を入れた。
「ムツヤ殿?」
心ここにあらずといった感じのムツヤを見てモモは心配そうに話しかける。
「あ、モモさん」
「サズァン様の事、考えていたのですか?」
「あっ、はい……」
考えを図星に当てられてムツヤは何と反応すれば良いか一瞬戸惑った。
「サズァン様、どうしてしまったんでしょうね」
ユモトもそんな事を言う。
「元から世界を壊すことが目的だったのかもしれんな」
アシノが言うと、ルーが疑問点を話す。
「それだったら、キエーウと戦った時に『災厄の壺』の事を教えたり、魔人ラメルって奴と戦った時に力を貸してくれたのは何故かしら」
皆で思考を巡らすが、答えは見つからない。
「考えていても分からん。やはり本人に直接聞くしかないだろう」
「戦いはムツヤに任せて身を守れ!!」
アシノの号令に従って皆は武器を構えて身を寄せ合う。
こちらに向かってきたスケルトン目掛けてルーは召喚した精霊をぶつけた。
「少し強い人間って感じね」
それが戦ってみての感想だ。ムツヤがあまりにも簡単に倒しているので勘違いをしそうだが、相手は裏ダンジョンのモンスターだ。
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それでも数体こちらへ敵がやって来てしまう。接近戦はモモが前に出て戦っていた。
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槍の突きを無力化の盾で受け止め、反撃に斬り捨て、剣の鍔迫り合いになっても押し切っていた。
ヨーリィもナイフに切り替えてモモの援護をする。すばしっこい動きで確実に一体ずつ数を減らしていた。
アシノは皆の成長を感じる。正直な所、最初は頼りなかったモモやユモトも立派に戦っていた。
ムツヤは敵陣の中心へ行くと、魔剣を地面に突き刺す。辺りに業火が広がる。
十分と少し程度でスケルトンの大軍は、ほぼ壊滅した。
「皆さん、こっちに来てくだざい!!」
スケルトンの大軍が居たその奥、荒野の端にポツンとある扉を見つけてムツヤが言う。
ムツヤの光弾による援護射撃を受けながら、アシノ達は走った。
途中の残党はモモとヨーリィが斬り捨て押し通る。
扉の中へ滑り込むアシノ達、最後にムツヤも入っていった。
「やっとここで折り返し地点か」
アシノが呟く。サズァンが待つのは六十階層だ。
一階層、また一階層とムツヤ達は歩みを進める。
三十七階層で巨大な翼竜達を倒し終えた所で小休止を入れた。
「ムツヤ殿?」
心ここにあらずといった感じのムツヤを見てモモは心配そうに話しかける。
「あ、モモさん」
「サズァン様の事、考えていたのですか?」
「あっ、はい……」
考えを図星に当てられてムツヤは何と反応すれば良いか一瞬戸惑った。
「サズァン様、どうしてしまったんでしょうね」
ユモトもそんな事を言う。
「元から世界を壊すことが目的だったのかもしれんな」
アシノが言うと、ルーが疑問点を話す。
「それだったら、キエーウと戦った時に『災厄の壺』の事を教えたり、魔人ラメルって奴と戦った時に力を貸してくれたのは何故かしら」
皆で思考を巡らすが、答えは見つからない。
「考えていても分からん。やはり本人に直接聞くしかないだろう」
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
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