3 / 30
3.戦力の鑑定
しおりを挟む
チョビひげのおじさんが馬車に乗せてくれたおかげで、夕方になる前に街に着いた。
大陸の南側にあるという街イニティ。
俺がしばらく厄介になる、エトナが部屋を借りている街だ。
街の中央にある、大きな噴水の前で何度もお礼を言うおじさんに別れを告げる。
ここから馬車で2時間ほど南下したところにある大きな街、トリアに向かうそうだ。
ちなみに首が取れた件については、今練習中の手品だという説明で押し切った。
ちょっと強引すぎるか、とは思ったが、そもそもここは魔法が存在する世界。
おじさんも納得してくれたようだった。
「へえ~。ここがイニティか。結構栄えてるんだな」
馬車に向かって手を振りながら、俺は当面の拠点となる街イニティを見回していた。
噴水の前には石造りの家が立ち並んでいる。
道路も石畳でしっかりと舗装されていた。
気温は前の世界で言うところの秋ぐらいかな。
頭しかないのでイマイチ温度がわかりづらいが、過ごしやすい気候だ。
「こっちよ」
エトナがひときわ大きな建物のドアの取っ手に手をかけた。
レンガ状の石を積んで作られた壁が、太陽の光を受けて白く輝いている。
建物の1階は酒場になっていた。
マンションの1階が飲食店になっているような感じか。
酒場の横にある階段を登った、2階の奥がエトナの部屋だった。
中は広かった。
10畳以上はあるだろうか。
ひとりで過ごすには十分だ。
中には木製のベッドと2人がけのソファ、小さな円形のテーブルと椅子、そして大きめの書棚があった。
書棚の中は本でいっぱいだ。
エトナは読書家なんだな。
「じゃあ、あんたはそこの壁に向かって立ってて。今から着替えるから」
「あ、ハイ」
俺は気をつけの姿勢で壁際に立った。
ここは素直に従っておく。
今の俺は居候だからな。
「振り向いたら殺すわよ」
冷たい声である。
静かな部屋に、衣擦れの音。
エトナがすぐそこで着替えている。
あのメイドさんみたいな格好から部屋着になるのだろうか。
見たい。
見るなと言われたら見たくなるのが人間だ。
こんなことなら部屋の外で待っていればよかった。
エトナの機嫌を損ねるのはマズい。
ただ「振り向くな」というのはフリかもしれない。
お笑い芸人が言うところの「押すなよ、絶対押すなよ」である。
その可能性もあるのではないか。
試しに俺は少ーしだけ、首を動かしてみた。
音は鳴らない。
いける!
静かに首をまわし、ちらりと視線を動かす。
その瞬間、服を脱ごうとしているエトナと目があった。
「警告したよね」
エトナの手のひらに光が集まっていく。
バチバチと稲光のようなものが見えた。
「やだなぁ、エトナさん。違うんですよ、これは……ぐおおおおおう!」
電撃が俺を貫く。
なるほど、これがナイトウルフを仕留めた魔法だな。
理解すると同時に、俺の意識が途絶えた。
窓から指す光が部屋をオレンジ色に染めている。
俺はしばらく気絶していたようだ。
「やっと起きた? 変態さん」
床に倒れている俺を、エトナが見下ろしている。
服装は部屋着らしい、白いTシャツのような服とショートパンツ姿に変わっていた。
「すんません。好奇心に勝てませんでした」
「正直なヤツねぇ」
エトナは腰に手を当てて呆れている。
ちょっと怒った顔も可愛い。
こんな美少女が着替えていたら、そりゃ見ようとするでしょうよ。
「ちなみに俺が食らったのは魔法?」
「ええ、そうよ。電撃ね。割と初歩の魔法よ」
ははあ、初歩の魔法であの威力か。
なすすべもなく気を失ってしまった。
俺は床の上でゆっくりと上体を起こす。
「もしかして、エトナって強いの?」
「誰と比べるかによるけど、まあまあってとこね。見せてあげようか」
エトナが【鑑定】とつぶやくと、空中に光る文字が浮き上がった。
なんだこれ!
RPGのステータス画面みたいなモンか?
俺には馴染みのない文字だが、不思議と意味は理解できた。
-----------------------
エトナ
レベル:45
体力:800
魔力:1000
攻撃:800
防御:700
敏捷:1200
魔法:鑑定・吸収・回復Lv.3、敏捷強化Lv.5・魔法解除Lv.3・制御Lv.3・電撃Lv.7
-----------------------
レベルとか見れるのか。
魔法のレベルは習熟度ってところかな。
ステータスは盗賊らしく敏捷が高い。
でも防御の値は低めみたいだし、俺がしっかり守らなきゃ。
「なあ、俺は? 俺のも見たい」
-----------------------
レン
レベル:21
体力:500
魔力:600
攻撃:400
防御:400
敏捷:200
魔法:なし
-----------------------
「弱ッ! 魔力だけまあまあだけど、その他は全部よわよわじゃん!」
「仕方ないじゃない。頭しかないんだもん。ちなみに鎧とつながってなければ、もっと弱いからね」
くうう……
まあゲームでも最初はレベル1からだもんな。
鎧とつながってなかったらレベル5ぐらいなんだろうか。
レベル21でもありがたいと思うことにしよう。
逆に頭だけで20あるということは、全身がそろったら100を超えるのだろうか?
「魔法なしってのも寂しいなぁ。どうやったら使えるようになるの?」
「レベルが上がれば自然に習得できるわ。レベルはさっきみたいに魔物を倒したり、訓練することで上げられるの」
そう言いながらエトナはテーブルの上に置かれた石を手に取った。
アメジストの原石のような、紫色の石だ。
うっすらと内側から光っているように見えた。
「なにそれ」
「これは魔石。さっきナイトウルフを倒したでしょ? 死んだ魔物は霧になって、魔石を残すのよ。売ればお金になるわ」
ほう。
魔物を倒せばレベルも上がり、魔石でお金も稼げる、と。
一石二鳥じゃないか。
魔物を倒した時は、魔石の回収を忘れないように気をつけよう。
「魔石は魔力の結晶なの。明かりを灯したり、大きな物を動かす動力としても使われてるわ」
元の世界で言うところの電気みたいな存在なのかな。
そういえば、窓から見える街灯もうっすらと光を放っている。
あれもきっと魔石の恩恵なんだろう。
「ま、ここの生活にも少しずつ慣れていけばいいわ。どっかの変態さんが気絶してたせいでもう夕方だし、ご飯にしましょ」
気絶させた本人が言うのか!?
引っかかる部分はあったが、この世界の食事には興味がわいた。
おじさんがくれた果物を見るに、元いた世界で食べていた物とかけ離れていないはずだ。
1階の食堂で出されたのはパンとスープだった。
パンはやや硬いが、独特の風味があって悪くない。
スープは塩漬けにした肉と野菜を煮込んだものだ。
塩と胡椒だけのシンプルな味付けだが、やや濃い目で俺が好きな味だった。
木製のスプーンでがつがつとかき込む。
食べたものがどこに行くのかはわからないが、頭だけになっても腹は減るのだ。
食事を終えて部屋に戻った俺は、床にゴロリと転がると天井を見上げた。
エトナは1階にある大浴場に行くらしい。
風呂か。
俺も入ってみたいけど、洗う部分が少ないな。
何をやってるんだろう、俺は――
天井を眺めながら、俺は元いた世界のことを思い返していた。
両親は俺が幼いころに亡くなっていたし、兄弟もいない。
職場に連絡はできなかったけど、どうせたいした仕事はしていないから問題はないだろう。
そう考えれば未練はない。
こっちの世界でまずは体を取り戻そう。
満腹になったからか、急にまぶたが重たくなってきた。
初めてのことだらけで気疲れしたのもあるだろう。
あっという間に俺の意識は薄れていった。
大陸の南側にあるという街イニティ。
俺がしばらく厄介になる、エトナが部屋を借りている街だ。
街の中央にある、大きな噴水の前で何度もお礼を言うおじさんに別れを告げる。
ここから馬車で2時間ほど南下したところにある大きな街、トリアに向かうそうだ。
ちなみに首が取れた件については、今練習中の手品だという説明で押し切った。
ちょっと強引すぎるか、とは思ったが、そもそもここは魔法が存在する世界。
おじさんも納得してくれたようだった。
「へえ~。ここがイニティか。結構栄えてるんだな」
馬車に向かって手を振りながら、俺は当面の拠点となる街イニティを見回していた。
噴水の前には石造りの家が立ち並んでいる。
道路も石畳でしっかりと舗装されていた。
気温は前の世界で言うところの秋ぐらいかな。
頭しかないのでイマイチ温度がわかりづらいが、過ごしやすい気候だ。
「こっちよ」
エトナがひときわ大きな建物のドアの取っ手に手をかけた。
レンガ状の石を積んで作られた壁が、太陽の光を受けて白く輝いている。
建物の1階は酒場になっていた。
マンションの1階が飲食店になっているような感じか。
酒場の横にある階段を登った、2階の奥がエトナの部屋だった。
中は広かった。
10畳以上はあるだろうか。
ひとりで過ごすには十分だ。
中には木製のベッドと2人がけのソファ、小さな円形のテーブルと椅子、そして大きめの書棚があった。
書棚の中は本でいっぱいだ。
エトナは読書家なんだな。
「じゃあ、あんたはそこの壁に向かって立ってて。今から着替えるから」
「あ、ハイ」
俺は気をつけの姿勢で壁際に立った。
ここは素直に従っておく。
今の俺は居候だからな。
「振り向いたら殺すわよ」
冷たい声である。
静かな部屋に、衣擦れの音。
エトナがすぐそこで着替えている。
あのメイドさんみたいな格好から部屋着になるのだろうか。
見たい。
見るなと言われたら見たくなるのが人間だ。
こんなことなら部屋の外で待っていればよかった。
エトナの機嫌を損ねるのはマズい。
ただ「振り向くな」というのはフリかもしれない。
お笑い芸人が言うところの「押すなよ、絶対押すなよ」である。
その可能性もあるのではないか。
試しに俺は少ーしだけ、首を動かしてみた。
音は鳴らない。
いける!
静かに首をまわし、ちらりと視線を動かす。
その瞬間、服を脱ごうとしているエトナと目があった。
「警告したよね」
エトナの手のひらに光が集まっていく。
バチバチと稲光のようなものが見えた。
「やだなぁ、エトナさん。違うんですよ、これは……ぐおおおおおう!」
電撃が俺を貫く。
なるほど、これがナイトウルフを仕留めた魔法だな。
理解すると同時に、俺の意識が途絶えた。
窓から指す光が部屋をオレンジ色に染めている。
俺はしばらく気絶していたようだ。
「やっと起きた? 変態さん」
床に倒れている俺を、エトナが見下ろしている。
服装は部屋着らしい、白いTシャツのような服とショートパンツ姿に変わっていた。
「すんません。好奇心に勝てませんでした」
「正直なヤツねぇ」
エトナは腰に手を当てて呆れている。
ちょっと怒った顔も可愛い。
こんな美少女が着替えていたら、そりゃ見ようとするでしょうよ。
「ちなみに俺が食らったのは魔法?」
「ええ、そうよ。電撃ね。割と初歩の魔法よ」
ははあ、初歩の魔法であの威力か。
なすすべもなく気を失ってしまった。
俺は床の上でゆっくりと上体を起こす。
「もしかして、エトナって強いの?」
「誰と比べるかによるけど、まあまあってとこね。見せてあげようか」
エトナが【鑑定】とつぶやくと、空中に光る文字が浮き上がった。
なんだこれ!
RPGのステータス画面みたいなモンか?
俺には馴染みのない文字だが、不思議と意味は理解できた。
-----------------------
エトナ
レベル:45
体力:800
魔力:1000
攻撃:800
防御:700
敏捷:1200
魔法:鑑定・吸収・回復Lv.3、敏捷強化Lv.5・魔法解除Lv.3・制御Lv.3・電撃Lv.7
-----------------------
レベルとか見れるのか。
魔法のレベルは習熟度ってところかな。
ステータスは盗賊らしく敏捷が高い。
でも防御の値は低めみたいだし、俺がしっかり守らなきゃ。
「なあ、俺は? 俺のも見たい」
-----------------------
レン
レベル:21
体力:500
魔力:600
攻撃:400
防御:400
敏捷:200
魔法:なし
-----------------------
「弱ッ! 魔力だけまあまあだけど、その他は全部よわよわじゃん!」
「仕方ないじゃない。頭しかないんだもん。ちなみに鎧とつながってなければ、もっと弱いからね」
くうう……
まあゲームでも最初はレベル1からだもんな。
鎧とつながってなかったらレベル5ぐらいなんだろうか。
レベル21でもありがたいと思うことにしよう。
逆に頭だけで20あるということは、全身がそろったら100を超えるのだろうか?
「魔法なしってのも寂しいなぁ。どうやったら使えるようになるの?」
「レベルが上がれば自然に習得できるわ。レベルはさっきみたいに魔物を倒したり、訓練することで上げられるの」
そう言いながらエトナはテーブルの上に置かれた石を手に取った。
アメジストの原石のような、紫色の石だ。
うっすらと内側から光っているように見えた。
「なにそれ」
「これは魔石。さっきナイトウルフを倒したでしょ? 死んだ魔物は霧になって、魔石を残すのよ。売ればお金になるわ」
ほう。
魔物を倒せばレベルも上がり、魔石でお金も稼げる、と。
一石二鳥じゃないか。
魔物を倒した時は、魔石の回収を忘れないように気をつけよう。
「魔石は魔力の結晶なの。明かりを灯したり、大きな物を動かす動力としても使われてるわ」
元の世界で言うところの電気みたいな存在なのかな。
そういえば、窓から見える街灯もうっすらと光を放っている。
あれもきっと魔石の恩恵なんだろう。
「ま、ここの生活にも少しずつ慣れていけばいいわ。どっかの変態さんが気絶してたせいでもう夕方だし、ご飯にしましょ」
気絶させた本人が言うのか!?
引っかかる部分はあったが、この世界の食事には興味がわいた。
おじさんがくれた果物を見るに、元いた世界で食べていた物とかけ離れていないはずだ。
1階の食堂で出されたのはパンとスープだった。
パンはやや硬いが、独特の風味があって悪くない。
スープは塩漬けにした肉と野菜を煮込んだものだ。
塩と胡椒だけのシンプルな味付けだが、やや濃い目で俺が好きな味だった。
木製のスプーンでがつがつとかき込む。
食べたものがどこに行くのかはわからないが、頭だけになっても腹は減るのだ。
食事を終えて部屋に戻った俺は、床にゴロリと転がると天井を見上げた。
エトナは1階にある大浴場に行くらしい。
風呂か。
俺も入ってみたいけど、洗う部分が少ないな。
何をやってるんだろう、俺は――
天井を眺めながら、俺は元いた世界のことを思い返していた。
両親は俺が幼いころに亡くなっていたし、兄弟もいない。
職場に連絡はできなかったけど、どうせたいした仕事はしていないから問題はないだろう。
そう考えれば未練はない。
こっちの世界でまずは体を取り戻そう。
満腹になったからか、急にまぶたが重たくなってきた。
初めてのことだらけで気疲れしたのもあるだろう。
あっという間に俺の意識は薄れていった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる