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分岐点Ⅱ
分岐点Ⅱ─竜の助力
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視えない三叉路に立つアストライオス。
ほんの一瞬逡巡したアストライオスは、運命が導くままに選択をした。
「……アダマストス、あんたに協力を求めたい」
アストライオスの言葉に、アダマストスは軽く顎を上げ、さも当然といった様子で笑みを浮かべる。
「やはりな。よかろう、力になってやる」
尊大な言葉とは裏腹に、隠しきれない喜びが口元を緩めていた。
そんなアダマストスの横でレアンドロスがむくれた顔で腕を組んでいる。
「アステリ君、少々悪趣味ではないかな。考え直すなら今だぞ」
「見苦しいぞ、巨人。私は常に選ぶ側であったが、選ばれる立場になるのも悪くはないな」
悦に浸っているアダマストスを無視し、レアンドロスはアストライオスへ険しい視線を向ける。
「なぜこの驕り高ぶった彼を選んだのか、その訳を聞かせてもらってもいいかい?」
納得する理由を話すまで帰らないと巨人の眼が訴えている。
アストライオスは溜め息を飲みこみ、率直に理由を述べた。
「アダマストスは魔導士の天敵だからだ」
「それは承知しているが、本当にそれだけなのか」
「奴とも繋がりはあるし、圧もかけやすい」
「その通り。帝都の貴族共は多かれ少なかれ我らに貸しがある。たとえ帝王であろうが、私との謁見を拒むことはできん」
ふふんと鼻を鳴らすアダマストスの横で、レアンドロスが竜の顔を白い眼で見つめていた。
「それは君というより、君の家の力が大きいのではないかね」
「それはつまり時期当主たる私の力ということだ。まあ、一番魔導院に金を注ぎ込んでいたのはこの私だ。長たるカラヤンニスは平身低頭で私を迎えなくてはいけないのだ」
「アステリ君、本当に彼でいいのかな? 傲慢が服を着て歩いているような竜で」
「ああ。そこを差し引いても、かなり使える」
「口の利き方に気をつけろ!」
✧
レアンドロスが本当に渋々と言った様子で退店した後には、口をひん曲げて不服そうにするアダマストスが残った。
「貴様、照れ隠しとはいえ竜に向かって使えるとはなんだ、使えるとは」
アストライオスはいつもの感情が読めない顔で頬杖をつく。顔より先に身体がめんどくさいと言っているようだ。
「言い方が悪かったのは謝る。だが、ああいう直接的な物言いをしないと帰らなさそうだったからな」
アストライオスは少なからずレアンドロスから思慕の念を抱かれていることを察していた。
アダマストスを頼る理由のうちに、僅かでも情の部分があると認識されれば酷く粘られただろう。
「フン。ギガースの一人や二人、私にかかれば赤子同然。貴様が頼むなら力づくで追い出してもよかったが」
「店と街が壊れる」
「フフ、強者であることが枷になるとは。私も罪な竜だな」
「……」
ついこの間までマギアが使えずにっちもさっちもいかなくなっていた者とは思えない程の己惚れであった。
「それで、貴様はどうするつもりだ。確かに私の一声でカラヤンニスと相対することは出来よう。そもそも貴様の顔は割れているのだったか」
「魔導院の連中には覚えられていると思うが」
何かの理由をつけて顔を隠し、アダマストスの伴として帝都内に潜り込むことは十分可能といえる。
しかし、相手も魔導士だ。突然の面会要求に見慣れぬ伴連れとあれば、どんなに鈍い者でも訝しく思うだろう。
そしてカラヤンニスがどこまでこの事態を予測出来るのか、カラヤンニスがどこまで占術に明るいのか、アストライオスは何の情報も持ち合わせていなかった。
「顔ならマギアでどうとでもなる。俺を俺として見ない術が使える」
アストライオスは部屋の隅に引っ掛けてあった黒いローブを指さす。
長い時間をかけ、様々なヒトの手に渡ったガラクタから抽出した残留思念をマギアに変え、ローブに付与した。
このローブを身に着けている限り、相手は想像上の“そのローブを着ていそうな者”の顔を見る。
そうしてアストライオスは相手の脳内にしか存在しない、誰でもない男になれるのだ。
カラヤンニス相手にどこまで通じるかは疑問だが。
「随分と長い間、用意をしていたのだな」
「俺が知っていることは、城壁の中に仇がいるということくらいだったからな」
自嘲を含んだ言葉が部屋の中へ溶けていく。
「それと、あんたに頼っておいて何だが、あんたを仇討ちの共犯にはしたくない。どうにかしてカラヤンニスを引っ張り出してくれれば」
「甘いことを。仮に人目のつかぬところへカラヤンニスをおびき出せたとしよう。そこで貴様は何をする。縛り上げて両親の最後を聞き、その後殺すのか。あの男が口を割るとも思えんが」
警戒したカラヤンニスが、私兵を周囲に潜ませておくことは十分に考えられた。
会うこと自体は容易い。ただ、その先に手を伸ばすのは実に困難であった。
「……。正直、俺も決めかねている。カラヤンニスを殺したところで、父さんと母さんは帰ってこない。どういう経緯でカテリーナの鎖で繋がれる前に戦ったのか、知って何になるとも、思う」
いっそのこと全て遠い過去と割り切れたらよかったものを。
新しい名を得た。外道街でもそこそこ名の知れた魔導士で通っている。
むざむざ危険な橋を渡らずとも、生きていけるのだ。
アストライオスは目標の輪郭がはっきりとし始めたときから、自らの安寧が崩れ去ることへの怯えが芽生えたのだと、今になって自覚した。
だが、このままカラヤンニスを放置しておくのも気が引けた。
奴は今、豪奢な邸宅のみならず怪しげな小神殿まで建てようとしている。
帝都全体がカラヤンニスのマギアに毒されるという考えも誇大妄想とは呼べないだろう。
「随分と弱気ではないか。これまでの時間を無駄にするのか? 仇の天下を、この薄汚い街から眺め続けるのか?」
アダマストスの挑発的な言葉に、流石のアストライオスも眉間に皺を寄せる。
「時の経過とマギアの行使で怒りすら薄れたか」
「なぜわざわざ俺を奮い立たせようとする。俺の仇討ちはあんたにとって利益にはならない。確かに俺はあんたの力を解放した。だが、帝都内での地位をすべて失うほどの行為に付き合う必要はないはずだ」
「貴様、本気で言っているのか?」
「ああ」
アダマストスは天を仰ぐ。
この男、元から相当鈍いのか。それともマギア酷使の影響か。
アダマストスにはそれが分からない。
しかしここで退くアダマストスではなかった。
竜は一度だって目当ての財宝を逃した事など無かったのだから。
「貴様にはその価値がある。竜種たる私の傍に未来永劫侍ることを許してもいい位には想っている」
「魔導士の顧問なら他に幾らでも候補が居る。俺達の寿命は短い。エルフの方が適任だ」
「貴様わざとか!?」
「何がだ」
アダマストスなりに最大限の賛辞と思いの丈を表したつもりだったが、アストライオスには一切伝わっていないようだ。
「あ、あのような辱めをしておきながら……」
「辱め?」
「番とするようなことを散々したではないか!」
「最期はあんたの方が盛っていた」
「ぐうぅ……」
散々自慢の裸体を撫で回しておきながらなんでもない顔をしていたアストライオスに腹を立てたのは他でもないアダマストスだ。
やけっぱちで口づけをした感触が甦る。
なんとかこの淡泊な男を振り向かせてやりたい。
竜を袖にするなど許されない。
当初はそんな気持ちで悶々としていたアダマストスだったが、いつしかそれが本物の恋心として育っていった。
「この私が貴様の為なら帝都のニンゲン全てを敵に回してもいいと言っておるのだ! 有難く申し出を受けろ! 貴様何を笑っている!?」
大声で殺し文句を浴びせかけてくる竜人に、アストライオスの表情がほんの少し和らぐ。
「良いんだな」
「先程からそう言っておろうが。そもそもニンゲン風情にどう思われようが知ったことでは無い。私の敵にすらならんからな」
「俺もそのニンゲンの一人だが」
「屁理屈をこねるな。貴様は最早ニンゲンではない」
「……そうだな」
今から仇と同じ、人でなしになる。
恨みを忘れきれず、騙し討ちで人を殺める外道になるのだ。
アストライオスの自嘲的な笑みに、アダマストスの瞼がぴくりと震えた。
分岐点Ⅱ─つづく
ほんの一瞬逡巡したアストライオスは、運命が導くままに選択をした。
「……アダマストス、あんたに協力を求めたい」
アストライオスの言葉に、アダマストスは軽く顎を上げ、さも当然といった様子で笑みを浮かべる。
「やはりな。よかろう、力になってやる」
尊大な言葉とは裏腹に、隠しきれない喜びが口元を緩めていた。
そんなアダマストスの横でレアンドロスがむくれた顔で腕を組んでいる。
「アステリ君、少々悪趣味ではないかな。考え直すなら今だぞ」
「見苦しいぞ、巨人。私は常に選ぶ側であったが、選ばれる立場になるのも悪くはないな」
悦に浸っているアダマストスを無視し、レアンドロスはアストライオスへ険しい視線を向ける。
「なぜこの驕り高ぶった彼を選んだのか、その訳を聞かせてもらってもいいかい?」
納得する理由を話すまで帰らないと巨人の眼が訴えている。
アストライオスは溜め息を飲みこみ、率直に理由を述べた。
「アダマストスは魔導士の天敵だからだ」
「それは承知しているが、本当にそれだけなのか」
「奴とも繋がりはあるし、圧もかけやすい」
「その通り。帝都の貴族共は多かれ少なかれ我らに貸しがある。たとえ帝王であろうが、私との謁見を拒むことはできん」
ふふんと鼻を鳴らすアダマストスの横で、レアンドロスが竜の顔を白い眼で見つめていた。
「それは君というより、君の家の力が大きいのではないかね」
「それはつまり時期当主たる私の力ということだ。まあ、一番魔導院に金を注ぎ込んでいたのはこの私だ。長たるカラヤンニスは平身低頭で私を迎えなくてはいけないのだ」
「アステリ君、本当に彼でいいのかな? 傲慢が服を着て歩いているような竜で」
「ああ。そこを差し引いても、かなり使える」
「口の利き方に気をつけろ!」
✧
レアンドロスが本当に渋々と言った様子で退店した後には、口をひん曲げて不服そうにするアダマストスが残った。
「貴様、照れ隠しとはいえ竜に向かって使えるとはなんだ、使えるとは」
アストライオスはいつもの感情が読めない顔で頬杖をつく。顔より先に身体がめんどくさいと言っているようだ。
「言い方が悪かったのは謝る。だが、ああいう直接的な物言いをしないと帰らなさそうだったからな」
アストライオスは少なからずレアンドロスから思慕の念を抱かれていることを察していた。
アダマストスを頼る理由のうちに、僅かでも情の部分があると認識されれば酷く粘られただろう。
「フン。ギガースの一人や二人、私にかかれば赤子同然。貴様が頼むなら力づくで追い出してもよかったが」
「店と街が壊れる」
「フフ、強者であることが枷になるとは。私も罪な竜だな」
「……」
ついこの間までマギアが使えずにっちもさっちもいかなくなっていた者とは思えない程の己惚れであった。
「それで、貴様はどうするつもりだ。確かに私の一声でカラヤンニスと相対することは出来よう。そもそも貴様の顔は割れているのだったか」
「魔導院の連中には覚えられていると思うが」
何かの理由をつけて顔を隠し、アダマストスの伴として帝都内に潜り込むことは十分可能といえる。
しかし、相手も魔導士だ。突然の面会要求に見慣れぬ伴連れとあれば、どんなに鈍い者でも訝しく思うだろう。
そしてカラヤンニスがどこまでこの事態を予測出来るのか、カラヤンニスがどこまで占術に明るいのか、アストライオスは何の情報も持ち合わせていなかった。
「顔ならマギアでどうとでもなる。俺を俺として見ない術が使える」
アストライオスは部屋の隅に引っ掛けてあった黒いローブを指さす。
長い時間をかけ、様々なヒトの手に渡ったガラクタから抽出した残留思念をマギアに変え、ローブに付与した。
このローブを身に着けている限り、相手は想像上の“そのローブを着ていそうな者”の顔を見る。
そうしてアストライオスは相手の脳内にしか存在しない、誰でもない男になれるのだ。
カラヤンニス相手にどこまで通じるかは疑問だが。
「随分と長い間、用意をしていたのだな」
「俺が知っていることは、城壁の中に仇がいるということくらいだったからな」
自嘲を含んだ言葉が部屋の中へ溶けていく。
「それと、あんたに頼っておいて何だが、あんたを仇討ちの共犯にはしたくない。どうにかしてカラヤンニスを引っ張り出してくれれば」
「甘いことを。仮に人目のつかぬところへカラヤンニスをおびき出せたとしよう。そこで貴様は何をする。縛り上げて両親の最後を聞き、その後殺すのか。あの男が口を割るとも思えんが」
警戒したカラヤンニスが、私兵を周囲に潜ませておくことは十分に考えられた。
会うこと自体は容易い。ただ、その先に手を伸ばすのは実に困難であった。
「……。正直、俺も決めかねている。カラヤンニスを殺したところで、父さんと母さんは帰ってこない。どういう経緯でカテリーナの鎖で繋がれる前に戦ったのか、知って何になるとも、思う」
いっそのこと全て遠い過去と割り切れたらよかったものを。
新しい名を得た。外道街でもそこそこ名の知れた魔導士で通っている。
むざむざ危険な橋を渡らずとも、生きていけるのだ。
アストライオスは目標の輪郭がはっきりとし始めたときから、自らの安寧が崩れ去ることへの怯えが芽生えたのだと、今になって自覚した。
だが、このままカラヤンニスを放置しておくのも気が引けた。
奴は今、豪奢な邸宅のみならず怪しげな小神殿まで建てようとしている。
帝都全体がカラヤンニスのマギアに毒されるという考えも誇大妄想とは呼べないだろう。
「随分と弱気ではないか。これまでの時間を無駄にするのか? 仇の天下を、この薄汚い街から眺め続けるのか?」
アダマストスの挑発的な言葉に、流石のアストライオスも眉間に皺を寄せる。
「時の経過とマギアの行使で怒りすら薄れたか」
「なぜわざわざ俺を奮い立たせようとする。俺の仇討ちはあんたにとって利益にはならない。確かに俺はあんたの力を解放した。だが、帝都内での地位をすべて失うほどの行為に付き合う必要はないはずだ」
「貴様、本気で言っているのか?」
「ああ」
アダマストスは天を仰ぐ。
この男、元から相当鈍いのか。それともマギア酷使の影響か。
アダマストスにはそれが分からない。
しかしここで退くアダマストスではなかった。
竜は一度だって目当ての財宝を逃した事など無かったのだから。
「貴様にはその価値がある。竜種たる私の傍に未来永劫侍ることを許してもいい位には想っている」
「魔導士の顧問なら他に幾らでも候補が居る。俺達の寿命は短い。エルフの方が適任だ」
「貴様わざとか!?」
「何がだ」
アダマストスなりに最大限の賛辞と思いの丈を表したつもりだったが、アストライオスには一切伝わっていないようだ。
「あ、あのような辱めをしておきながら……」
「辱め?」
「番とするようなことを散々したではないか!」
「最期はあんたの方が盛っていた」
「ぐうぅ……」
散々自慢の裸体を撫で回しておきながらなんでもない顔をしていたアストライオスに腹を立てたのは他でもないアダマストスだ。
やけっぱちで口づけをした感触が甦る。
なんとかこの淡泊な男を振り向かせてやりたい。
竜を袖にするなど許されない。
当初はそんな気持ちで悶々としていたアダマストスだったが、いつしかそれが本物の恋心として育っていった。
「この私が貴様の為なら帝都のニンゲン全てを敵に回してもいいと言っておるのだ! 有難く申し出を受けろ! 貴様何を笑っている!?」
大声で殺し文句を浴びせかけてくる竜人に、アストライオスの表情がほんの少し和らぐ。
「良いんだな」
「先程からそう言っておろうが。そもそもニンゲン風情にどう思われようが知ったことでは無い。私の敵にすらならんからな」
「俺もそのニンゲンの一人だが」
「屁理屈をこねるな。貴様は最早ニンゲンではない」
「……そうだな」
今から仇と同じ、人でなしになる。
恨みを忘れきれず、騙し討ちで人を殺める外道になるのだ。
アストライオスの自嘲的な笑みに、アダマストスの瞼がぴくりと震えた。
分岐点Ⅱ─つづく
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