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しおりを挟む貴方は言うかもしれない
「言ってくれれば良かったのに」と
ただ一言
「つらい」と
言う勇気があったら救われたかもしれない
今となっては全てが遅くて
戻る事は叶わない
何も知らない
あの頃には
もう、戻る事は叶わない
何も知らない、何も気が付かない、純粋で温かい毎日が確かにあったんだ
平和な日常は突如終わりを向かえた
今まで純粋だった仲の良かった友達は変わっていき
それまでは確かに私に笑いかけてくれた人達が一斉に牙を剥く
無自覚に強かにそして確実に
私に見えないキズをつけていく
私は出遅れたのだ
群れに気が付かず、純粋を捨て群れの1匹になるのに遅れたのだ
己の群れではない不確定要素に群れは一斉に牙を剥く
集団は力だ
長は群れに馴染めない、馴染まないモノに容赦はしない
群れの中にはそのモノには味方がいなかった
でも、外にはいた
しかし、味方は群れのモノではなかった
気が付く事ができなかった
モノも何も言わなかった、言えなかった
モノは恐怖、恐れ、畏れがとり憑いていた
たった一言言う事が出来ていたならば何かが変わっていたかもしれない
モノが消える前に
救えたかもしれなかった
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