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ルートとアレクセイ編
第5話 バッカイア国の王子様
「……おや、なんです?聖女様……」
ミハエルじいちゃんが、おれを見るなり吹き出すのを我慢した。いや、他の神官連中も同様だよ。わざとらしく口を押さえながら、おれのことを笑ってんぜ。
「ーーなんでも、ねえよ」
顔の火照りが気になるおれは、アレクにしなだれかかかり、腕を深くつかんで歩くという暴挙に出た。いわゆる腕組みのカップルってやつだ。けど、これならアレクからはおれの顔が見えないはず……。
「そうですかーー」
「なんだよ……」
「いえいえ、ーー今日はそんなに気温も高くないのに、室内が暑いですね」
「……」
「聖女様も、ずいぶんと体温がお高いご様子ーー」
「はいはい!お客様はまだですかぁ!」
「大門に着いたとの連絡がありましたので、クライスが出迎えております」
「ほほ~ん。大国の王子様だから、お付きの兵士もいっぱいいるんだろうな」
お茶出しも大変だねーー、ってカロリン達下っ端を同情するように見たおれだけど、ーーあれ?なんかみんなの顔が、変だ。
「……」
何が変、ってよくわかんないんだけど……。
「?」
「聖女様、貴賓室にーー」
「あっ、うん……」
気のせいかな?それともーー……、
通されてまず思ったのが、「すげー……」ーーだ。
いや……、部屋は神殿らしく白を基調にしてるんだけど、高い天井から下げられたシャンデリアや、壁の名画、彫刻が豪華絢爛に装飾されていて、それでいてとても上品にまとめられているし、ソラリス大神殿の威信を存分に示しているような見事な室内だ。
「うわ……、結婚式場みたいなテーブルと椅子だな……」
「ほほっ、聖女様と殿下のご結婚式はもっと豪華な、女神様の間が使われますよ」
「……」
するのか、ーー結婚式……。
「それ……、しないという方向性は……」
「おやおや、聖女様の結婚式にしか使えない女神様の間なのに……」
残念です、とじいちゃんがわざとらしくため息をつき、それに倣いイワンとドミトリーが嫌そうに息を吐く。
「残念ですね……」
「まったく」
「……」
「糠喜びでしたな」
「本当に……」
ーーこのへそ曲がり…、って悪口を聞こえるように言うな。
「けどさ、そもそもおれ達いつ結婚するんだ?アレクもおれも18になってんぜ?」
この国の法律的には条件をクリアしてるよな?ーーいや、なにがなんでも今すぐ結婚したい、ってわけじゃないんだけどさ。
「あぁ、陛下が……、王太子殿下を先に結婚させたいとーー」
そう答えたアレクだけど、顔がなんか納得していないって言ってるよ。
「ふうん。あいつって婚約者とかいるの?」
「知らない」
「……もっと興味をもってやれ」
「なぜ?」
心底不思議そうな表情をされたんだけど、何ていうかおまえってさ、ーーおれ以外のことはどうでもいいんだな。
「いや……、あいつ、アレクのことすげー好きじゃん」
「好かれても困る」
「あーー、兄貴として好きなんだよ」
「……」
そうか?って首をかしげたアレク……、こいつってとんでもなく鈍いよなーー陛下もクリスも一方通行じゃんね。
雑談で盛りあがるおれ達だったけど、部屋をノックする音に姿勢を正した。
「ここで立ってたらいいのか?」
「スズ様は座っていた」
「ーーそんな大御所じゃねえよ」
謙虚さがウリの新米ペーペーです。ーーなんちゃってだな。
「……二人ともうるさいですよ」
ミハエルじいちゃんに叱られ、おれは慌てて口を閉ざす。
「失礼致します」
ドアが開いてクライスの声がした。けど、部屋には入らずに、ドアの脇に寄ったみたいだ。だって、そこに立っていた人物は、どう見てもクライスとは真逆のビジュアルでーーー………、
「アレクセイ~~~!」
嬉しそうに満面の笑みで駆け寄ってきたその男性を見て、おれの眉は飛び跳ねた。びっくり仰天、ーーだってそのひとってば、おれ達の近くまで来たと思ったら、そのままアレクに抱きついたんだよ。こりゃ、なんつう距離の近さだ、親密距離すぎるだろ。
「呼んでくれてありがとー♡」
「忙しいのに、すまない」
「ううんー。ボクも紹介したい子がいるから、ちょうどよかったよー」
棒立ちのアレクにじゃれつく猫のような男性……。
……アレクーー、このひとおまえの元カレじゃないよなーー?
それぐらいの関係かって思うぐらい近い……、なんか、いろいろと近そうじゃん。しかも、このひと……、一言でいうと、ハデ、それも半端なくデーハーだ。
髪の毛はオレンジだし、目は何ていうか紺色なんだけどキラキラして光が反射してるっていうのかな……、とにかくまぶしいーー。おまけに、すげー華やかなイケメンで、アレクと並んだら美の名画、って言っても過言じゃない。
さらには、それだけハデな容姿をしてるのに、ピアスやら、ブローチやら、腕輪やら、指輪やら、これでもかってほどジャンジャカ身につけてる。どんだけ光り物が好きなんだよ、カラスの仲間か?
ーーおい、アレク……、これは医者じゃないだろ……、うん、教授でもない……、絶対に、脳ミソパーピーな王子様だよ……。
おれが疑いの目を向けていると、アレクに抱きついていたそのひとは、一度離れてから左腕を伸ばした。
握手でもするかのように差し出された腕に、アレクが自分の腕をこつんと重ねる。なんか、昔ながらの付き合いって空気が2人から出てるんだけど、ーーへぇ……、マジでダチなんだ。
「ーーラルジュナ、聖女として召喚されたカガルウトだ」
おっと、いきなりの紹介だ、アレクってばフリが突然すぎるぜ。
「はじめましてー聖女様ー。バッカイア国の第1王子ラルジュナで~す☆」
「こちらこそ、来てくださってありがとうございますーー。王子殿下」
「そんな水臭い呼び方しないで、名前で呼んでねー」
ウインクうまいなーー、あれってカッコよく決めるの難しくね?
「はあ……、ではラルジュナ殿下」
「殿下いらないー。よろしくね、ルート」
「あ……、じゃあ、ラルジュナさん……」
で、いっかな……年上だろうしさーー、とやや引き気味のおれは軽く頭を下げた。
ちょっと苦手なタイプだな……、おれも人選ぶほうだし……、って視線をはずす。
ーーそのときだ、ドアの向こうから声があがったのはーー……、
「ルート!」
「……!?」
そんなはずーー、でもこの声……、まさかっ!
「兵馬……」
呆然と目を見開いたおれの前に、眼鏡をかけた小柄な幼なじみが立っていた。
「久しぶり!元気だった?」
大きな目を細めて笑顔を見せる。その、男にしては優しい顔、ーー間違いない……兵馬だッ!
「元気って……、ーーおまえこそ、どうしたんだよ~~~ッ!」
走りだしたおれをアレクが驚いて見たけど、そんなことより今は兵馬だ。会いたくて仕方なかったこいつが、目の前にいるなんてーーッ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます🙇
ようやく、ルートがうるさいぐらいに口にしていた大親友、兵馬の登場です😁
はな様、大正解でした~~~😊
ミハエルじいちゃんが、おれを見るなり吹き出すのを我慢した。いや、他の神官連中も同様だよ。わざとらしく口を押さえながら、おれのことを笑ってんぜ。
「ーーなんでも、ねえよ」
顔の火照りが気になるおれは、アレクにしなだれかかかり、腕を深くつかんで歩くという暴挙に出た。いわゆる腕組みのカップルってやつだ。けど、これならアレクからはおれの顔が見えないはず……。
「そうですかーー」
「なんだよ……」
「いえいえ、ーー今日はそんなに気温も高くないのに、室内が暑いですね」
「……」
「聖女様も、ずいぶんと体温がお高いご様子ーー」
「はいはい!お客様はまだですかぁ!」
「大門に着いたとの連絡がありましたので、クライスが出迎えております」
「ほほ~ん。大国の王子様だから、お付きの兵士もいっぱいいるんだろうな」
お茶出しも大変だねーー、ってカロリン達下っ端を同情するように見たおれだけど、ーーあれ?なんかみんなの顔が、変だ。
「……」
何が変、ってよくわかんないんだけど……。
「?」
「聖女様、貴賓室にーー」
「あっ、うん……」
気のせいかな?それともーー……、
通されてまず思ったのが、「すげー……」ーーだ。
いや……、部屋は神殿らしく白を基調にしてるんだけど、高い天井から下げられたシャンデリアや、壁の名画、彫刻が豪華絢爛に装飾されていて、それでいてとても上品にまとめられているし、ソラリス大神殿の威信を存分に示しているような見事な室内だ。
「うわ……、結婚式場みたいなテーブルと椅子だな……」
「ほほっ、聖女様と殿下のご結婚式はもっと豪華な、女神様の間が使われますよ」
「……」
するのか、ーー結婚式……。
「それ……、しないという方向性は……」
「おやおや、聖女様の結婚式にしか使えない女神様の間なのに……」
残念です、とじいちゃんがわざとらしくため息をつき、それに倣いイワンとドミトリーが嫌そうに息を吐く。
「残念ですね……」
「まったく」
「……」
「糠喜びでしたな」
「本当に……」
ーーこのへそ曲がり…、って悪口を聞こえるように言うな。
「けどさ、そもそもおれ達いつ結婚するんだ?アレクもおれも18になってんぜ?」
この国の法律的には条件をクリアしてるよな?ーーいや、なにがなんでも今すぐ結婚したい、ってわけじゃないんだけどさ。
「あぁ、陛下が……、王太子殿下を先に結婚させたいとーー」
そう答えたアレクだけど、顔がなんか納得していないって言ってるよ。
「ふうん。あいつって婚約者とかいるの?」
「知らない」
「……もっと興味をもってやれ」
「なぜ?」
心底不思議そうな表情をされたんだけど、何ていうかおまえってさ、ーーおれ以外のことはどうでもいいんだな。
「いや……、あいつ、アレクのことすげー好きじゃん」
「好かれても困る」
「あーー、兄貴として好きなんだよ」
「……」
そうか?って首をかしげたアレク……、こいつってとんでもなく鈍いよなーー陛下もクリスも一方通行じゃんね。
雑談で盛りあがるおれ達だったけど、部屋をノックする音に姿勢を正した。
「ここで立ってたらいいのか?」
「スズ様は座っていた」
「ーーそんな大御所じゃねえよ」
謙虚さがウリの新米ペーペーです。ーーなんちゃってだな。
「……二人ともうるさいですよ」
ミハエルじいちゃんに叱られ、おれは慌てて口を閉ざす。
「失礼致します」
ドアが開いてクライスの声がした。けど、部屋には入らずに、ドアの脇に寄ったみたいだ。だって、そこに立っていた人物は、どう見てもクライスとは真逆のビジュアルでーーー………、
「アレクセイ~~~!」
嬉しそうに満面の笑みで駆け寄ってきたその男性を見て、おれの眉は飛び跳ねた。びっくり仰天、ーーだってそのひとってば、おれ達の近くまで来たと思ったら、そのままアレクに抱きついたんだよ。こりゃ、なんつう距離の近さだ、親密距離すぎるだろ。
「呼んでくれてありがとー♡」
「忙しいのに、すまない」
「ううんー。ボクも紹介したい子がいるから、ちょうどよかったよー」
棒立ちのアレクにじゃれつく猫のような男性……。
……アレクーー、このひとおまえの元カレじゃないよなーー?
それぐらいの関係かって思うぐらい近い……、なんか、いろいろと近そうじゃん。しかも、このひと……、一言でいうと、ハデ、それも半端なくデーハーだ。
髪の毛はオレンジだし、目は何ていうか紺色なんだけどキラキラして光が反射してるっていうのかな……、とにかくまぶしいーー。おまけに、すげー華やかなイケメンで、アレクと並んだら美の名画、って言っても過言じゃない。
さらには、それだけハデな容姿をしてるのに、ピアスやら、ブローチやら、腕輪やら、指輪やら、これでもかってほどジャンジャカ身につけてる。どんだけ光り物が好きなんだよ、カラスの仲間か?
ーーおい、アレク……、これは医者じゃないだろ……、うん、教授でもない……、絶対に、脳ミソパーピーな王子様だよ……。
おれが疑いの目を向けていると、アレクに抱きついていたそのひとは、一度離れてから左腕を伸ばした。
握手でもするかのように差し出された腕に、アレクが自分の腕をこつんと重ねる。なんか、昔ながらの付き合いって空気が2人から出てるんだけど、ーーへぇ……、マジでダチなんだ。
「ーーラルジュナ、聖女として召喚されたカガルウトだ」
おっと、いきなりの紹介だ、アレクってばフリが突然すぎるぜ。
「はじめましてー聖女様ー。バッカイア国の第1王子ラルジュナで~す☆」
「こちらこそ、来てくださってありがとうございますーー。王子殿下」
「そんな水臭い呼び方しないで、名前で呼んでねー」
ウインクうまいなーー、あれってカッコよく決めるの難しくね?
「はあ……、ではラルジュナ殿下」
「殿下いらないー。よろしくね、ルート」
「あ……、じゃあ、ラルジュナさん……」
で、いっかな……年上だろうしさーー、とやや引き気味のおれは軽く頭を下げた。
ちょっと苦手なタイプだな……、おれも人選ぶほうだし……、って視線をはずす。
ーーそのときだ、ドアの向こうから声があがったのはーー……、
「ルート!」
「……!?」
そんなはずーー、でもこの声……、まさかっ!
「兵馬……」
呆然と目を見開いたおれの前に、眼鏡をかけた小柄な幼なじみが立っていた。
「久しぶり!元気だった?」
大きな目を細めて笑顔を見せる。その、男にしては優しい顔、ーー間違いない……兵馬だッ!
「元気って……、ーーおまえこそ、どうしたんだよ~~~ッ!」
走りだしたおれをアレクが驚いて見たけど、そんなことより今は兵馬だ。会いたくて仕方なかったこいつが、目の前にいるなんてーーッ!
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いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます🙇
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はな様、大正解でした~~~😊
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