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プロローグ
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「 」
私はひどく耳障りが悪くうるさい声で目覚めた。
「…つが …ほん …なるんだろうな!!」
先程のうるさい声の持ち主が怒鳴っている
驚くが、ぼんやりしている頭の中ではなにも考えられなかった。
うるさい声を後ろに私はぼんやりと霞む視界をはっきりとさせていった。
「ここはどこ?」
そっと呟いた
状況を把握しようと首をうごかそうとするが動かない…
代わりにガチャガチャと耳に覚えのない音がする
手足も動かない事に気づき、自分は拘束されていることを感じた。
なぜこの状態になっているのかは全く分からないが
仕方がないので目だけを動かしてキョロキョロと回りを見てみる。
見える範囲では見たことがない物ばかりで飾られていた。どれも高そうなものばかりで、普段目にしたくてもできないものばかりだった。
私は見たことがないはずのものなのに、どこかで見たことがあるような知っているような感覚に襲われた。
だけど思い出せない…
他のものを探すため目を動かしてみる
私の隣に人が一人立っていることに気づく。
横目で確認をする。男の人だ。この人のことは知っている。誰かはわからない。だけど知っている
なんだか分からないが少し安心した気持ちになった。
「…い! おい!」
またうるさい声が聞こえてくる。
少しイライラして声のする方を見て ハッ とする
うるさい声の持ち主は、この国の民なら誰もが知っている人物
国王だった。
さっき見たものが不思議な感覚になったことがすべて解決した。
ここは王宮だ。
とてつもなく広く豪華な部屋
王宮は貴族しか入れないはずだ。
なんとなく私はここがそれ以上の限られた存在しか入れない、そんな場所だと悟った。
装飾品は豪華になっていて別のもののようになっていたがあれはすべてこの国の伝統的なものだったのだ。
ここは私が足を踏み入れては行けない場所
そんな場所になぜ私が居るのか、まだ働いていない頭をフル回転させて思い出そうとしたが、なにも思い出せない…
どうすればいいのかわからなくなり、国王のほうを向いていた顔が無意識に床の方へ下がる
すると国王の声が聞こえてくる
「おい!」
「聞こえているのか?」
声の方へ顔をあげると、国王と目があった。
あの呼び掛けは私に向けてのようだ。
「…い」
緊張のせいか声がかすれて出なかった。
「な、なんでしょうか」
震えてかすれた声で国王に向かって答える。
「聞こえていたのか」
国王が言う
一息ついてから、真剣な表情で
「お前には、居なくなった王女の代わりになってもらう。」
と言った。
「えっ…」
理解が追い付かないまま間抜けな声が出た。
意味がわからないのだ。
私が王家と関わることはいままでなかった。
そりゃあ外で王家のパレードを遠目に見たことは何度もあるが、こんなことに関係するはずがない。
やはり意味がわからない。
隣にいた男の人が思い出したような顔をしてこちらを見てくる。
やっぱりわからないでいると男の人が言ってくる。
「あっ お前にこの話の詳しいこと話してなかったけ?」
と忘れていたような口振りで言ってくる
思わずに大きな声で
「知らない!」
と言ってから私は止まった。
少しずつ思い出してきたのだ。
ここに来ることになった理由も、私がしてしまった過ちについても…
国王の言った事だけはなにも思い出せないが、それ以外のことは思い出してしまった。
私はひどく耳障りが悪くうるさい声で目覚めた。
「…つが …ほん …なるんだろうな!!」
先程のうるさい声の持ち主が怒鳴っている
驚くが、ぼんやりしている頭の中ではなにも考えられなかった。
うるさい声を後ろに私はぼんやりと霞む視界をはっきりとさせていった。
「ここはどこ?」
そっと呟いた
状況を把握しようと首をうごかそうとするが動かない…
代わりにガチャガチャと耳に覚えのない音がする
手足も動かない事に気づき、自分は拘束されていることを感じた。
なぜこの状態になっているのかは全く分からないが
仕方がないので目だけを動かしてキョロキョロと回りを見てみる。
見える範囲では見たことがない物ばかりで飾られていた。どれも高そうなものばかりで、普段目にしたくてもできないものばかりだった。
私は見たことがないはずのものなのに、どこかで見たことがあるような知っているような感覚に襲われた。
だけど思い出せない…
他のものを探すため目を動かしてみる
私の隣に人が一人立っていることに気づく。
横目で確認をする。男の人だ。この人のことは知っている。誰かはわからない。だけど知っている
なんだか分からないが少し安心した気持ちになった。
「…い! おい!」
またうるさい声が聞こえてくる。
少しイライラして声のする方を見て ハッ とする
うるさい声の持ち主は、この国の民なら誰もが知っている人物
国王だった。
さっき見たものが不思議な感覚になったことがすべて解決した。
ここは王宮だ。
とてつもなく広く豪華な部屋
王宮は貴族しか入れないはずだ。
なんとなく私はここがそれ以上の限られた存在しか入れない、そんな場所だと悟った。
装飾品は豪華になっていて別のもののようになっていたがあれはすべてこの国の伝統的なものだったのだ。
ここは私が足を踏み入れては行けない場所
そんな場所になぜ私が居るのか、まだ働いていない頭をフル回転させて思い出そうとしたが、なにも思い出せない…
どうすればいいのかわからなくなり、国王のほうを向いていた顔が無意識に床の方へ下がる
すると国王の声が聞こえてくる
「おい!」
「聞こえているのか?」
声の方へ顔をあげると、国王と目があった。
あの呼び掛けは私に向けてのようだ。
「…い」
緊張のせいか声がかすれて出なかった。
「な、なんでしょうか」
震えてかすれた声で国王に向かって答える。
「聞こえていたのか」
国王が言う
一息ついてから、真剣な表情で
「お前には、居なくなった王女の代わりになってもらう。」
と言った。
「えっ…」
理解が追い付かないまま間抜けな声が出た。
意味がわからないのだ。
私が王家と関わることはいままでなかった。
そりゃあ外で王家のパレードを遠目に見たことは何度もあるが、こんなことに関係するはずがない。
やはり意味がわからない。
隣にいた男の人が思い出したような顔をしてこちらを見てくる。
やっぱりわからないでいると男の人が言ってくる。
「あっ お前にこの話の詳しいこと話してなかったけ?」
と忘れていたような口振りで言ってくる
思わずに大きな声で
「知らない!」
と言ってから私は止まった。
少しずつ思い出してきたのだ。
ここに来ることになった理由も、私がしてしまった過ちについても…
国王の言った事だけはなにも思い出せないが、それ以外のことは思い出してしまった。
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