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【4】

「銀から金の栄光と、エロ者だけが夢の跡」

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 魔界の一日は短い。

 ギンギンを先頭に三頭の魔馬まばたちは、夜の林の中を全速力で走り続ける。

 魔馬たちも、それぞれの主人たちも、暗闇仕様しようの目でひたすら前だけを見続けていた。

〔気のせいですかね、ご主人さま。ほんの少し前、右に見ていた景色が左側に見えるのは〕

 フル―テュワ国に着きながら早々そうそうに取って返すハメとなった、ギリザンジェロの失態しったい

 ギンギンは皮肉ひにくを込めて、自分に乗っている主人の方を上目使いで見た。

「よそ見している場合か!!」

 ギンギンの赤い目玉が自分に向け動いたのを感知するや、ギリザンジェロはかんはつを入れず、一喝いっかつした。

〔わ、分かりやがったか! 変なところでスキのない奴めっっ〕

「だいたい林の景色など、右も左も変わりはせんわ!!」

〔や、野郎! はらん中まで読んでやがった!!〕

 ギンギンがぎょっとして、すぐさま上目を前方ぜんぽうに戻した時だった。

〔ふぬっっ!?〕

 前足に何かが引っかかり、ギンギンはギリザンジェロを道連れに、その場で大きく転倒てんとうした。

「王子!!」

 シェード二人は自分たちの魔馬を急停止させ馬上から下りると、あわてて王子の元へとけ寄った。

「大丈夫ですか!? 王子!!」

「う、う、う、う……」

 ギリザンジェロは、低い声をとぎらせてうめき、いになっている。

「う、うかつであった。共に倒れるとは、俺としたことが……」

「あの状況ではいかに王子であれ仕方のない事でございます。

 それより、おケガはありませんか?」

 マキシリュはかがみ、王子のコートに付いた土を払いのけた。

「マキ、見てよっ。ギンギン号の足に変なモンが……!」

 ギンギンの前足に何かを見つけ、サファイアは指さした。

「こ、これは……」

 マキシリュが近づき見てみると、ギンギンの前足には、細長いヒモがからまっていた。

 手にしたところ、見た目よりかなり丈夫じょうぶなヒモだ。

「これはおそらく、木と木の間に仕掛けられたわなだろうな……」

 マキシリュは、ヒモに目をこらし確認する。

魔獣まじゅうりの?

 でも、行く時にはなかったはずだよ? それにあたし、見たような気がするんだ」

「見たって、何をだ? サファ」

「王子とギンギンがひっくり返る直前にね、木のかげに黒いものを……」

「木の陰に? バカッ。なんでそれをすぐに追わなかったんだ!」

「だ、だって! 王子がギンギン号と一緒に転んだりするから、そっちに気を取られたんだよっ。

 まさか王子まで転ぶなんて、そんなアホみたいなマヌケやらかすなんて思いもしなかったか……ら……」

 マキシリュに責められたせいでついムキになり、サファイアは王子の前にもかかわらず、

 思わず本音ほんねをぶちまけてしまっていた。

 マキシリュはヒモを片手に、ただただ顔面がんめん蒼白そうはくになっている。

(や、やだ。やばいよね。コレ絶対やばいよね……)

 サファイアは、王子を見る勇気が出ない。

 弁解べんかいしようにも、あせればあせるほど頭の中は真っ白になり、何も考えが浮かばない。

 それはマキシリュも同じだった。

 そんなスリル満点の最悪な時を過ごすシェード二人をよそに、

 とうのギリザンジェロはいまだいの体勢のままで、地面とにらめっこをしている。

「……ドラジャロシー……」

 ギリザンジェロが、ボソリとつぶやいた。

 そして、地についた手で土をつかみ、グッとにぎりしめた。

「こんなベタな仕掛けをするのは、奴しかいない。

 魔力ではこの俺に皆目かいもくかなわぬがゆえに、こんな……

 このような小癪こしゃくなマネを……」

「あの……王子」

 サファイアより先に勇気を出したマキシリュが、様子をうかがいながら恐る恐る、ギリザンジェロに声をかけた。

「お、お言葉ですが……ドラジャロシー様がこのような所におられるはずがありません。

 王子のバースデーパーティーもございますし、今頃は……」

 だが、ギリザンジェロの耳にマキシリュの声はつゆほども入っていない。

 同様に、サファイアがうっかり吐露とろしてしまった暴言も、ギリザンジェロの耳には全く入っていなかった。
 
 なぜなら、「木の陰に黒いものを」と言ったサファイアの言葉を聞いたとたん、

 ギリザンジェロの脳裏のうりには愚弟ぐていのたくらみ顔がよぎり、

 その後は木々の葉のざわめきひとつ聞こえなくなっていたのだから――

(良かった~、救われたっ。あたしってば、ホントついてるっ)

 サファイアは、自分の運の良さに感謝した。

 ただ、喜んでばかりでもいられない。

 のっそりと立ち上がる王子の、力いっぱい握りしめた手の指の隙間すきまからは、

 土がボロボロとこぼれ落ちている。

 その光景が何を物語るのか、サファイアもマキシリュも、よく分かっていた。

 分かっていないのは一人、いや、一頭だけだった。

 この緊迫きんぱくした状況の中、ギンギンは横になれたのをこれさいわいにと、

 いつぞやの嵐で倒れたであろう倒木とうぼくをベッド代わりにし、

 鼻の穴から透明の泡玉あわだまを次々飛ばして気持ち良さげに眠っているではないか。

「いつ見てもすごいよねぇ~、コイツの鼻ちょうちん。シャボン玉みたいっっ」

「サファ、感心している場合じゃないぞっ。見てみろっ」

 ギンギンが放つ泡玉はマキシリュとサファイアの前を通り過ぎ、

 決して流れていってはいけない領域りょういきである、ギリザンジェロの方へと流れていったのだ。

「ムム? シャボン玉か……?」

 目の前にちらつく、透明の泡玉――

 ギリザンジェロは、その泡玉に遠い記憶をよみがえらせていた。

「……実に可愛いシャボン玉だ。

 キャヴァが幼い頃、よくシャボン玉遊びをしていたのを思い出す。

 限りなく透明に近いキャヴァが透明のシャボン玉を飛ばして遊ぶ一幕ひとまくは、

 そこにある何もかもが消えて無くなる終幕しゅうまくのように思えて、いつもゾッとしたものだ……」

 うつろな目で泡玉に見入っている内に、ギリザンジェロは、 
 
 その泡玉のまくがシャボン玉よりも厚くりがある事に疑念ぎねんいだいた。

 飛んでいく泡玉はどれも、なかなか壊れない。

「なんだ。このタフなシャボン玉は……」

 ギリザンジェロが疑念を口にした瞬間、ひとつの泡玉が顔の前で破裂はれつし、

 ねばっこい液体が顔一面に飛び散った。

「こ、こ、これは……これはもしや……は、はな、はな――っっ」

(もうダメだぁ!!)

 泡玉がシャボン玉ではないと気付いたギリザンジェロの怒りがマックスになり、

 マキシリュが心の中で叫んだった時だった――

 突如とつじょ、天からメス記号の形に似た物体が猛烈もうれつな勢いで降ってきた。

 頭が大きく、両手を水平すいへいに伸ばし、両足をピタリとそろえた人らしき物体が不安定に横たわる倒木のはし華麗かれいなる着地を見せると、

 反対側の端をベッドにして寝ていたギンギンの体は瞬時にね上がり、空高く舞い上がった。

〔ななななっ! なぬ――っ!?〕

 夜の濃い青に、天空てんくうをもがく黒魔馬のシルエットと、すき通るいくつもの泡玉のコラボレーションが出来上がる。

「おお! なんと見事みごとな!!」

 憤怒ふんど寸前すんぜんだったギリザンジェロの表情が、一変いっぺんした。

「す、素晴らしいぞ! ギンギン!」

 偶然が重なった奇跡のワンシーンに見とれ、ギリザンジェロは感動のあまりおのれの魔馬を大絶賛する。

〔い、いったい、わがはいの身に何が起こったのか――っ!?〕

 それまで眠っていたギンギンには、何がどうなっているのかさっぱり分からない。

 何かに足をとられ転んだまでは覚えているのだが……

 すると、ギンギンの体が、今度はぐんぐんと急降下していった。

〔なんだなんだなんだーっ!? わがはいまだ、死にたくな――い!!〕

 目にもとまらぬ速さで、どんどん地面が迫ってくる。

「ジー・アイ・エヌ・ジー・アイ・エヌ・ギンギン!!」

 下にいる者たちはみな、なぜか自分に心からのエールを送っている。

〔み、みんながわがはいを応援している!?

 ええいっ。なんかよく分からんが、ここで死んだらオスではなーい!!〕

 この時のギンギンは、もはや死への恐怖を手放し、主人たちの期待を一身に背負うアスリートへと変貌へんぼうをとげていた。

 そして、地上に帰った時にはなんと、後ろ足だけで完璧に着地を決め、

 前足二本でたくましくガッツポーズをとっていた。
 
 

 拍手はくしゅ喝采かっさい――

 ギリザンジェロも、マキシリュとサファイアも、

 二頭の魔馬たちさえもが二足にそくで立てり、ギンギンを盛大せいだいな拍手で迎えていた。

 ギリザンジェロの目には、涙が浮かんでいる。

「よくやったぞ……それでこそ、俺様の魔馬だ……」

〔ご、ご主人様っっ〕

 ギンギンの目にも、熱いモノがこみ上げてきた。

「ギン……いや、貴様はもうギンギンではない。これからは……キンキンだっっ」

〔そ、それはやめてっ! それだけはっ……!〕

「えへっ。良かったねっ、ギンギンッ。その改名かいめいはどうかと思うけど」

 サファイアもまた、ピンク色の目をうるませる。

「これからは城内に、王子とギンギン号の不仲説が飛びかう事もなくなるだろうな」

 急ぎっぱなしだったマキシリュさえもが時間を忘れ、ゆるやかな表情になっていた。

 ――その隣りで――

 鉄の鍋をかぶった異形いけい修行しゅぎょうそうが、

 何度もゆっくりとうなずきながら、王子と魔馬の親睦しんぼくを拍手でたたえている。

「ちょ、ちょっとマキ。アンタの横にいるの、なにっ? なんなの!?」

「え……?」

 サファイアが指で示した、自分の右側に立つあやしすぎる者――

「い、いかがわしい奴! 何者だ!?」

 マキシリュは思わず後方こうほうに飛んで退しりぞき、身構えた。



「さては、木の陰の黒いものとはお前だったんだな!?」

「違うよマキッ。その変なの、空から降ってきたんだよっ。

 そんでもってその変なのが倒れてた木に着地して、木がシーソーになってギンギンが飛んでったんだよっ」

「し、しかし……降ってくる前に罠を仕掛けて降ってきたのかもしれん!」

「なに言ってんの? マキ! 意味分かんないよっっ」

 パニックにおちいり、頭がこんがらがって騒ぎ立てるシェード二人。

 鉄鍋の修行僧は、マキシリュの方向へ首だけを静かに動かした。

 使い古した大きな鉄の鍋に、無言で見つめられるうす気味悪さ。
 
 マキシリュは内心、たじろいでいた。

(こ、この俺が、こんな鍋を相手にビビるとは――

 いや、ビビってなんかいない! ビビっている訳では……)

「心配するな。私は決して怪しい者ではない。ごくごく普通の紳士しんしです」

 マキシリュの動揺どうよう察知さっちしたのか、鉄鍋の下から、くぐもった声が発された。

「紳士じゃないからっ。怪しいからっ。どっからどう見てもアンタ、思いっきし怪しいから!」

 サファイアの言葉を耳にすると、鉄鍋の紳士は彼女の方に向きを変え、

 鉄の鍋を少しだけ上げて口元くちもとを見せた。

「金髪の可愛いお嬢さん。私の事をお忘れですか?」

 優しく問いかけるその声を、サファイアはどこかで聞いた事があるような気がした。

「ちょっと待って。知ってるかも。あたしこの声知ってるかも。それに……」

 サファイアは、鉄鍋の紳士が着ている紳士らしからぬリップマークの刺繍ししゅうがある奇妙きみょうな服に、声以上に覚えがあった。

 そう、まだ記憶に新しい、ふうわりなそのち……

「ま、まさかアンタ! 人間界の!?」

「あの時のブレンドか!!」

 サファイアだけでなくマキシリュも、鉄鍋の紳士の正体しょうたいに気が付き声を張り上げた。

「やれやれ……野郎はどおでもいーんだよ。

 思い出してくれるのは可愛い子ちゃんだけで十分じゅうぶんだってのによ」

 かぶっていた鉄の鍋を両手で高く持ち上げ、紳士は自らの明るい髪を夜の濃紺のうこんにのせた。

「こんなに早く再会できるなんて思いもしなかったぜ。ヘヘッ」

 そこに立っていたのはまぎれもなく、人間界に存在していたブレンドの青年、

 あの度合どごう煎路せんじだった。

「な、なぜお前が魔界ここに!?」

 構え直し、全身に力を入れるマキシリュ。

 だが煎路は、マキシリュを視界から完全に排除はいじょしていた。

「もちろん、君に会うために……」

 サファイアにねっとりした視線を投げかけ、煎路はそう答える。

「へ……? あ、あたし?」

「君しかいないじゃないか」

  どんな事でも受け入れてくれるであろう、オレンジ色の寛容かんようなオーラ。

 不覚ふかくにも、ちょっぴりときめいている自分のハートが、サファイアは信じられなかった。

(やだっ。あたしったら、なんでこんなのに胸キュンしてるわけ!?

 あたしの神経どうかしちゃったの!?

 王子と一緒にいると、マキもあたしもおかしくなっちゃうよっっ)

「お、王子の御前ごぜんでなんとゆうハレンチな……!」

 全く相手にされなかったばかりか、目の前で仲間を口説くどき始めた煎路に対して、

 マキシリュの手には自然と魔力が込められていく。

「王子……見るにも聞くにもたえない、このような不道徳ふどうとく者は今すぐ始末してよろしいでしょうか」

 マキシリュは、王子に煎路退治たいじの許可を得ようとしたが、王子の返事はない。

 返事の代わりに、少し離れた場所から、何やらギャースカピースカと言い争う声が聞こえてきた。

「主人の命令がきけんのか! 何度も同じ事は言わぬぞっ。これがラストチャンスだと思え!!」

〔だからよっ、あんなむちゃんこ二度も三度も出来るわきゃねえだろーが!

 命がいくつあっても足りゃしねえわっ〕

 つい先ほどまで、愛と信頼に満ちあふれ、涙まであふれていた一人と一頭が、

 不安定な倒木の前で取っ組み合いの大ゲンカをしているではないか。

「もう一度あの大技おおわざを見せられぬとあれば、

 キンキンの名を授与じゅよする事はできんぞ!

 元のギンギンに格下げだ! 貴様はしょせんギンギンのままだ!!」

〔じょーとーじゃねえかっ。こちとらひんもクソもねえ改名なんざ望んじゃいねえんだよ!

 んなもんより命の方がずっと大事じゃっ〕

「うぬぬぬ……ここまで言っても反抗的なその態度。

 いかに父上から我が誕生日に与えられた贈り魔馬とはいえ、許してはおけぬ!」

 ギリザンジェロがそう言い放つと、そのセリフの一部分に反応し、マキシリュは手に込めた魔力を一気いっきに弱めていった。

 サファイアもまた、同じ一部分に反応し、いつわりのときめきからまたたく間に目を覚ます。

 言い放ったギリザンジェロ本人も、自分が言った言葉の一部分を思い返し、

 ギンギンを強く押さえ付けていた手をじわり、じわりと浮かせていった。

 三人の脳を刺激しげきした、ギリザンジェロのセリフの一部分とは……

「た、誕生日ぃぃぃ――――っっ!!」

 木々をもゆるがす三人の大発声が、林中にどよめいた。

「なっ、なんだってんだ!? いきなりよっっ」

 煎路は仰天ぎょうてんして思わず鉄の鍋を落っことし、

 落下した鉄鍋はあろう事か、煎路の足のこう痛打つうだした。

「ふんぎゃ――っっ!!」

 煎路の絶叫ぜっきょうもまた、木々の平穏へいおんを奪い、林一帯にとどろいた。

「いってぇぇ……!」

 煎路はたまらず、足をかかえるようにしてうずくまる。

 その間に、最初に木々をおびやかした王子とシェードたち、三人は――

「このならず魔馬! 立て! 立つのだ!!」

 せているギンギンの長い耳をわしづかみにして強制的に立たせると、

 ギリザンジェロはすぐさまその黒い背に飛び乗った。

 マキシリュとサファイアも、王子に一秒も遅れをとらずそれぞれの魔馬に飛び乗り、

 三人と三頭はなんとも目まぐるしく、竜巻たつまきのごとくその場を後にした。

「お、お嬢さんっっ!?」

 顔を上げた煎路は、遠ざかって行く金髪美少女の後ろ姿に呼びかける。

「お嬢さん! またがる相手をお間違いではっ!?」

 美少女を追い求め、煎路は立ち上がり足を引きずった。

 しかし、魔馬には到底とうてい追いつけるはずもない。

 魔馬にも、この急展開にもついていけず、煎路は呆然ぼうぜんと立ち尽くした。

 夜の林に一人取り残された煎路にとっては、夢のあと

 美少女の残り香が鼻をなでると、むなしさが芽生えてきた。

「珍しくいい感じだったってのによ。

 あんな可愛い子ちゃんを取り逃がしちまうとはな。

 クソッ、こいつが落ちさえしなけりゃ……」

 煎路は、足元に転がる鉄鍋を拾い上げた。

 鍋に責任をなすりつける自分が情けない。

 くやしさをかみしめるばかりだ。

「あ~あ。俺もまだまだ修行が足りねえな。それより……」

 美少女しか眼中がんちゅうになかった煎路だったが、ふと、彼女と一緒にいた二人の男の事を思い起こした。

「アイツら、もしかして……

 虎次郎とらじろうのにーちゃん王子、ギリタンベロだったっけか? それとお付きの少年か?

 待てよ? つう事は、ここはドリンガデス国なのか?

 まさかな……いくらなんでもそんな遠くまで飛ばされるワケねえか」

 ようやく足の痛みもおさまり、煎路はトボトボと歩き始めた。

「今夜はついてねえな。こんな林ん中じゃ方角なんざ分かりゃしねえ。

 こいつぁ、みんなが起きる前にサンドヨッツに戻るなんてムリだよな。うまい言い訳を考えねえと……」

 鉄の鍋が、やたら重く感じる。

 家に帰った時、兄への言い訳もまるで思いつかない。

 自分が降ってきた夜の空は、濃い青がうっすら白みがかっている。

 魔界の短い一日が、また始まろうとしていた。
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