ラブレター

shoichi

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冷たい雨

愛してる

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僕が君を。

君が僕を。

感じた日を、その時間を。

「だから、あいの初めて奪って~。」

僕の不安を取り除くための、冗談だと分かってる。

こんなにも可愛いあいだからこそ、全部欲しかったんだよ?

「分かったよ。」

昼下がりの日曜日。

穏やかな太陽が邪魔しないように、僕の部屋のカーテンを、静かに閉める。

冗談を、本気にしてるわけではない。

「しよう?」

潤んだ瞳をした女の子が、笑って、頷く。

少し茶色に染まった髪に、僕の両手が触れ、その手を、あいの首筋に持っていく。

座ったまま、重なる唇。

長く、熱いキスを交した後に、あいの左首筋に、何度もキスをする。

肩に置いてあった右手を、あいの可愛らしい小さな胸へ。

左手は、少し冷たい髪を撫でたまま。

目を閉じて、可愛い顔をするあいを確認した後、その左手を背中に回し、右手に少しだけ力を入れ、ゆっくりと押し倒す。

それと同時に、器用に外されたあいの洋服達が、僕らの隣りで荒く置かれている。

綺麗な白い肌を見せた君と、覆い被さるように、右手はそのまま。

左手は、また髪を撫でて、優しいキスを何度もする。
  
再び、首筋にキスをした後、僕から見て左の胸へ、手と唇を這わせる。

時折り漏れる、あいの声。

その声が、僕を、僕じゃない人へ変えるのが分かる。

左手は、それに添えたまま、右手が、あいの大事な場所へ導かれる。

何度も聞こえる小さな声が嬉しくて、愛が溢れるのを感じる。

愛を撫でる行為を、何度も。

少しの時間が経つと、一瞬硬直した後、あいが体を震わせる。

「ねぇ、真っ白くなった?」

嬉しくて、嬉しくて。

コクン。と頷いた後に、もう一度だけキスを交す。

脱ぎ捨てられた、僕の服の数々。

熱くなった二人の大事な場所が、何度も重なる。

温もりが欲しくて、それを感じていたくて、何度もそれを確かめる。

羽が無い天使が、僕の前にいる。

確かめ合う体と、あいに触れていたい僕の手達。

首筋にキスをしながら、悪戯な手は、小さな胸を持て遊ぶ。

「愛してる。」

問いただすように呟く。

途切れ途切れだけれど、愛してる。と、聞こえたから、キスを交した。

それに伴う様に、あいが僕を締め付ける。

「愛してるよ。」

僕の胸で眠る女の子に、僕は、もう抑えられないくらいに、恋をしていたんだ。 
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