63 / 121
笑顔の後
ギター
しおりを挟む
「ねぇ、新しい歌を作ったから、聴いて。」
僕の家で、あいに聞かせる歌。
「うん、聞く聞く~!!」
ジャラ~ン♪
「あ~あ~あ~~。よし、来てる来てる!!」
笑うあいが、好き。
「よし。聞いてください。タイトルは、未定だけど。」
ジャラ~ン♪
「ラ~ラララ~♪」
『彼女』の前で唄うのも、少し照れるけどね。
「ララ~ラァ…ゴフッ…。」
キーが高すぎて、声が裏返ってしまった。
「はい、そこを頑張って!!」
あいが笑ってくれたら、喜んだりしてくれたら、何でもいいんだ。
「あ~。まだダメだぁ。キー、下げようかなぁ。」
あいの前では、ダサいところを見せたくなくて、でも、一番甘えたくて。
「でも、そこ出たら、カッコいいよね?」
単純な奴が、ここにいるけど、
「よーし、頑張っちゃうぞ!!」
ほら、また、笑ってくれるから、好き。の気持ちがいっぱい増えてるよ。
「マジ、文化祭の時も失敗ばっかりだったしなぁ。」
秋にあった文化祭。
高校二年生の時は、最高に良かった。
しかし、高校三年生の時は、裏でトラブルがあり、失態を披露した大失敗に終わった。
「でも、上手かったよ?」
あのね、こんな子が、僕のお嫁さんになるのかな。なんて、恥ずかしくて言えないけれど。
「ありがと。でも、まだまだだなぁ。」
三年生の文化祭の時は、長年付き添った彼女がいたにも関わらず、見に来てくれたあいとベタベタして、帰りの『帰りの会』みたいなやつも抜け出して、あいの友達と共に、車で帰ったっけ。
「俺達、超仲良し。」
喧嘩も沢山するけどさ。
「ねっ!!」
文化祭の時も車の中で、友達の目を気にするあいの態度に苛立って、その後に喧嘩したけどさ。
あの時は、ゴメンね。
「これ聴いて~。超名曲だから。」
ストーリー的な歌詞を、僕は初めて書いてみた。
あいと、流れ星を見に行った日のことを描いた歌。
CDなんかも作って、全然下手クソだけれど、とても大事な歌をあいに唄った。
「どう?歌詞を、まだ変えるつもりだけど。」
「何で、この二人は付き合ってないの?」
「ん~。男の子が、片想いだから?」
「でも、最後は、ずっと、二人で歩いて行こう。みたいな感じじゃない?」
「それを、流れ星に願ったんじゃん!!」
無器用な二人の物語。
歌の主人公は、女の子を凄く思っている。
あの時の流れ星への願いが、先に叶った僕が唄う。
「でも…」
「ん?」
「歌のリズムと声が、バラバラだね。」
こ…この野郎。
僕の家で、あいに聞かせる歌。
「うん、聞く聞く~!!」
ジャラ~ン♪
「あ~あ~あ~~。よし、来てる来てる!!」
笑うあいが、好き。
「よし。聞いてください。タイトルは、未定だけど。」
ジャラ~ン♪
「ラ~ラララ~♪」
『彼女』の前で唄うのも、少し照れるけどね。
「ララ~ラァ…ゴフッ…。」
キーが高すぎて、声が裏返ってしまった。
「はい、そこを頑張って!!」
あいが笑ってくれたら、喜んだりしてくれたら、何でもいいんだ。
「あ~。まだダメだぁ。キー、下げようかなぁ。」
あいの前では、ダサいところを見せたくなくて、でも、一番甘えたくて。
「でも、そこ出たら、カッコいいよね?」
単純な奴が、ここにいるけど、
「よーし、頑張っちゃうぞ!!」
ほら、また、笑ってくれるから、好き。の気持ちがいっぱい増えてるよ。
「マジ、文化祭の時も失敗ばっかりだったしなぁ。」
秋にあった文化祭。
高校二年生の時は、最高に良かった。
しかし、高校三年生の時は、裏でトラブルがあり、失態を披露した大失敗に終わった。
「でも、上手かったよ?」
あのね、こんな子が、僕のお嫁さんになるのかな。なんて、恥ずかしくて言えないけれど。
「ありがと。でも、まだまだだなぁ。」
三年生の文化祭の時は、長年付き添った彼女がいたにも関わらず、見に来てくれたあいとベタベタして、帰りの『帰りの会』みたいなやつも抜け出して、あいの友達と共に、車で帰ったっけ。
「俺達、超仲良し。」
喧嘩も沢山するけどさ。
「ねっ!!」
文化祭の時も車の中で、友達の目を気にするあいの態度に苛立って、その後に喧嘩したけどさ。
あの時は、ゴメンね。
「これ聴いて~。超名曲だから。」
ストーリー的な歌詞を、僕は初めて書いてみた。
あいと、流れ星を見に行った日のことを描いた歌。
CDなんかも作って、全然下手クソだけれど、とても大事な歌をあいに唄った。
「どう?歌詞を、まだ変えるつもりだけど。」
「何で、この二人は付き合ってないの?」
「ん~。男の子が、片想いだから?」
「でも、最後は、ずっと、二人で歩いて行こう。みたいな感じじゃない?」
「それを、流れ星に願ったんじゃん!!」
無器用な二人の物語。
歌の主人公は、女の子を凄く思っている。
あの時の流れ星への願いが、先に叶った僕が唄う。
「でも…」
「ん?」
「歌のリズムと声が、バラバラだね。」
こ…この野郎。
0
あなたにおすすめの小説
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
曖昧な距離で愛している
山田森湖
恋愛
結婚4年目のアラサー夫婦、拓海と美咲。仲は悪くないが、ときめきは薄れ、日常は「作業」になっていた。夫には可愛い後輩が現れ、妻は昔の恋人と再会する。揺れる心、すれ違う想い。「恋人に戻りたい」――そう願った二人が辿り着いた答えは、意外なものだった。曖昧で、程よい距離。それが、私たちの愛の形。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる