120 / 744
連載
203、帰ってこれて、よかった
しおりを挟む「マックあなた、冗談言ってるわけじゃないのよ、ね」
恐る恐るというふうに発言したエミリさんは、獣人の村に人族が足を踏み入れるということがどれだけレアなことなのかしっかりわかってるようだった。
「俺はヴィデロさんが獣人の村に連れていかれたのを追い掛けただけなんですけど」
「連れていかれた?」
驚愕した顔のエミリさんにヴィデロさんが目を伏せて説明した。
「はい。獅子の守護者に手も足も出ずに攻撃されてしまって、その後狐の獣人に村に運ばれたみたいなんですが、俺はその時、もう意識がなくて」
その説明にクラッシュが食ってかかった。
「その時、マックはいたの? まさかマックはヴィデロが連れていかれるのをただ黙って見てたの?」
「違うよ。俺は一瞬で殺されて工房で復活してたんだ」
「は?」
ヴィデロさんの説明に目を剥いたクラッシュは、俺の補足でさらに目を見開いた。大きな目が落ちそうな勢いだよクラッシュ。
「殺され……」
「うん、死に戻り出来るって前から言ってただろ。それ。で、復活した後すぐ転移で戻ったんだけどもうヴィデロさんはいなくて、ジャル・ガーさんに獣人の村に行く方法を訊いて追い掛けたんだ」
「よく教えて貰えたわねえ……」
「俺がオランさんを復活させたからっていう温情みたいなものだと思うんですけど、異邦人だからってのも結構大きいらしくて。でも怖がられたり嫌がらせされるみたいなことは全くありませんでした」
そう、そうなの、とエミリさんは俺の言葉に少しだけ顔を綻ばせた。きっと、人族の元を離れた自分の一族と獣人たちがまた一緒に暮らして欲しいと思ってる第一人者がエミリさんなんじゃないかな。だって、彼女が愛した人は人族だから。それに、冒険者ギルドの人たちは、見た目が獣人だろうがエルフだろうがプレイヤーたちを外見で差別したりは絶対しないから。
俺は持っていたジャル・ガーさんの番の人の本をインベントリから取り出した。
「エミリさん、この本、翻訳して重要な部分だけぼかすようにして、ギルドとかに置けないですか?」
「これは?」
「獣人とエルフと人族が道を違えることになったことが書かれてる大事な書物です」
そっと差し出すと、エミリさんはそれを手に取って表紙を開いた。
その間に、クラッシュはテーブルの上に広げられていた地図を丸めてぐしゃぐしゃにした。
「これはもういらないな。はぁ、気が抜けた。お茶でも飲もう」
「あ、うん。あるよ。どんなのがいい? 全部聖水茶だけど」
「リラックスできるやつ」
クラッシュに勧められて、地図のなくなったテーブルの椅子に座ると、インベントリから聖水茶各種を出して、皆の前に置いた。
エミリさんはひたすら本を読んでいる。
「獣人の村では何してたの?」
お茶を飲んではぁ、と息を吐くと、クラッシュが質問してきた。
「上級調薬習ってたよ」
と返すと、クラッシュが目を輝かせて手を差し出してきた。きっと成果を見せろってことだよな。
多分売りには出せないよ、と言い置いてから、俺は向こうでひたすら習った物を出した。
クラッシュはそれを手に取って、鑑定したらしい。笑い声を零していた。
「うわぁ。えげつない効果……。マックが作るランクSのハイポーションの倍以上の回復量じゃん、それもランクDで」
「どう頑張っても、運がよくてCまでしかできないんだ。まだまだだよ。でも味はすごくまろやかで美味しいってヴィデロさんが証明してくれたよ」
「ヴィデロこれ飲んだの?!」
「ああ。配給される粗悪品はもう飲めないくらいに美味い。何かの甘味を飲んでるような感じだ」
「え、マジで。飲んでみたい……」
ごくりと喉を鳴らしてクラッシュがハイパーポーションを覗き込む。でも高いんだろうなあマックの物を勝手に飲めないよなあって瞳が語ってる。
俺はそんなクラッシュの様子に笑いながら、スタミナハイパーポーションを取り出した。こっちも味は美味しいってヴィデロさんからのお墨付き。
「さっきまで俺を探しててくれて疲れてるだろうから、クラッシュにはこっちをあげるよ。それともマジックハイパーポーションの方がいい?」
「魔力はそんなに減ってないからいいけど……いいの?」
訝しむように俺を覗き込んだ後、ためらいがちに俺からスタミナハイパーポーションを受け取ったクラッシュは、俺を伺いながら瓶の蓋を開けた。
くん、と匂いを嗅いで、そっと口に含む。その後、一度眉を寄せ、それから一気に飲み干した。
「なにこれ美味しい! なんか果物を絞ったような感じの甘さがある」
「それって良質の薬草の味らしいよ。ほんとは薬草って苦くないんだって師匠が教えてくれたんだ」
俺が探してる間にマックはそんなことをしてたのか、とクラッシュは溜め息を吐いた。
「それが解禁になるのはいつだろうね」
しみじみと溜め息を吐くクラッシュに、苦笑しかできない。だって、このレシピを解禁にするには獣人の石像がいらなくなる世の中であることが必須だから。
「だからこそ、エミリさんに見せた本を広めてもらおうと思って。俺、読んでて不覚にも泣いちゃって。何かしたいって。だからこそこんなに時間がかかったんだけど」
と言った瞬間、エミリさんがぱたんと本を閉じた。
考え込むように、閉じた本を額に当てて、目を閉じている。
「マック。この本、ちょっと貸してて貰えないかしら。製本するわ。そして、広める。もちろん獣人の村に通じる道の所はぼかすと約束するわ。もしかして、クラッシュの言ってた獣人にも伝えた方がいいかしら」
「やってくれるんなら、俺からも伝えておきます」
「私も話を聞いてくるわね。今は大分異邦人たちのおかげで獣人とかエルフとかを見慣れてきているから、もしかしたら、石像が無くなる日もそう遠い未来じゃないのかもしれないわね……」
本を抱きしめる様にして、エミリさんが儚げに笑う。その笑顔はとても綺麗で、神秘的で、エミリさんが実は夢の中の人物なんじゃないかっていう気がしてくる。
クラッシュが「母さん……」と気遣う様に声を掛けると、エミリさんはいつもの溌溂とした笑顔に戻って「お腹すいちゃったから何か食べましょ!」とクラッシュの背中をトンと叩いた。
クラッシュと二人でキッチンに並び、まるで家族の様に四人で食卓を囲んだ。
エミリさんとヴィデロさんは獣人の強さをひたすら話し込んでいて、俺とクラッシュはひたすら新しいレシピのことを話していた。
すっかり夜も更けたころ、俺達は漸く工房に帰ってきた。
相変わらず陰で寝ているヴィルさんのアバターをちらりと横目で見ながら奥の部屋にむかい、ヴィデロさんと、ベッドに並んで座った。
ギュッと肩を抱かれて俺もヴィデロさんに抱き着く。
ブロッサムさんが言ったように、ヴィデロさんの胸板は一回りくらい大きくなっていた。どれだけ鍛錬したらこの短期間でこんなに胸囲が増えるんだろう。たまに見せる苦し気な顔は、きっと真っ二つになった俺を脳裏に描いてたからだと思う。俺も、回復量が今迄の比じゃないポーションを作りながら、これならちゃんとヴィデロさんを治せるかなってずっと思ってた。だって本当に俺の目に飛び込んできたのは即死間違いなしの致命傷を負ったヴィデロさんだったから。
心臓の音を確かめるように、胸元に耳を近づける。
ちゃんと心臓が脈打ってるのを感じて、嬉しくて泣きたくなる。
きっと気が緩んだんだ。ようやくホームグラウンドでホッとすることが出来たから。
「ヴィデロさんと一緒にここに来れて嬉しい」
呟くと、ヴィデロさんのクスッという笑い声が降ってきた。
「約束してたからな。旅が終わったらここに来るって」
「うん」
「マックと、愛し合うために」
「うん」
俺も、ヴィデロさんと愛し合いたい。
胸にぐりぐりと額を擦り付けてから、俺はそっと手を動かして、倉庫のインベントリから細胞活性剤を取り出した。
少しだけ成長した俺の身体が、ベッドに横たえられる。
プレゼントされたローブもインナーもパンツもすべて脱ぎ捨てて、同じようにすべて脱ぎ捨てたヴィデロさんに腕を伸ばすと、ヴィデロさんがスッと目を細めた。その顔が凄く胸に染みる。好き。
ヴィデロさんの手が俺の胴体を撫でる。俺も、ヴィデロさんの腹筋を撫でた。綺麗に八個に分かれてる。前よりもくっきりと。胸も腕も、見惚れるほどかっこいい。腕には贈ったアクセサリーが着けられていて、セクシーさをさらに引き立てている。
久しぶり過ぎて、胸がドキドキする。俺、さらに貧相になってないかな。ってアバターだし成長してるから痩せるとかあんまり関係ないんだけど。
俺の太腿とヴィデロさんの腕、同じくらいなんじゃないかな。なんかすごく興奮する。
「マックの羽根、また色が変わってるな」
ちゅ、と羽根の刺青にキスをされ、それだけで身体が震える。
色なんて自分では全然確認しないから、と下を向くと、確かに前は青一色だった刺青が真っ赤になっていた。
「ほんとだ、青じゃなくなっちゃった……」
少しだけがっかりしていると、ヴィデロさんがもう一度そこに唇を落とした。
「すごくセクシーに見える。官能的になった……」
「……ん、ぁ、ほんと……?」
「ああ。ずっとここにキスしていたい……」
ちゅ、ちゅ、と唇を落とすヴィデロさんに、俺は悶えながら慌ててストップを掛けた。でも口を押えた手を、ペロッと舐められて余計に身悶える。
「待って、そこ、……っだけでイっちゃうから、ダメ……っだってば」
「そう言われると余計にここを愛したくなる」
「んんん、も、ほんと待って……っ!」
ヴィデロさんの唇が掠る度、ビリビリと快感が脳天まで突き抜けていって、身体の力が抜けていく。
ちゃんと細胞活性剤で生えてきた俺の息子は、すでに解放を望んでぴくぴくと涎を垂らしてる。せめてもう少し耐えてくれ。息子。
でもたまにヴィデロさんのヴィデロさんが俺を煽るかのように太腿に当たるから、余計に熱が生まれる。
早くお互いの身体で愛し合いたい。このままじゃ一方的過ぎて精神的に辛い。
「や、俺、ヴィデロさんのでイきたいから……っ、だから、そこばっかりしないで……っ」
喘ぎながら必死で抗議すると、ヴィデロさんのヴィデロさんがさらに成長した様な気がした。
ホットゼリーで解されて、ヴィデロさんのヴィデロさんを受け入れるころには、結局我慢が出来なくて、俺は二回くらいお腹を汚していた。
っていうかヴィデロさんがゆっくりと挿ってきた瞬間にも感極まって昇天したから、それも含めるとうん、数えるのやめよう。
熱いモノがゆっくりと律動するたび、頭がパーンってなりそうになって、嬌声が上がる。
俺が声を上げるたびにヴィデロさんの動きが段々と力強くなっていく。
そっと瞼を開けると、色気がダダ洩れたヴィデロさんの深い緑の瞳が俺を見下ろしていて、目が合った瞬間見せる微笑みに胸が鷲掴まれる。好き。
「ヴィデロさ……っ、好き、大好き……っ、ふ、あ……っ!」
「マック……っ、俺も、愛してる。普段のマックも、俺の下で、乱れるマックも、どっちも可愛い……」
結合された場所からは、耳を犯す水音が聞こえる。ヴィデロさんが動くたび、いいところが擦れて腰が跳ねる。腕に抱えられた太腿にキスを落とすその唇に、興奮する。俺の全部を愛しいってその目が伝えてくれる。
この奥に突き刺さる熱さがすごくイイ。
もっと。もっと俺の中を食い尽くして欲しい。俺もヴィデロさんの全部を食い尽くしたい。
首に腕を回して引き寄せると、さらにヴィデロさんが奥まで侵入してきた。開かれて持ち上げられた腰に脳が痺れるほどの熱をぶつけられて、俺はたまらずヴィデロさんの唇に食いついた。
「んん、ん……っ! ふ、んぁ、ヴィデロさ……もっと……!」
「ふ……ばか、明日動けなくなったらどうするんだよ……っ」
自分でもヴィデロさんを締め付けてるのがわかるくらい、ヴィデロさんの吐息と共に漏れる声が俺を刺激する。
動けなくなってもいい。全部受け止めるから。だから……っ!
その思いを声に出そうとして、それが喘ぎに変わる。それでもヴィデロさんには伝わったみたいで、ヴィデロさんの瞳にはさっき以上の熱が込められていた。
2,535
あなたにおすすめの小説
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
できるかぎり毎日? お話の予告と皆の裏話? のあがるインスタとYouTube
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結済】「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。
キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ!
あらすじ
「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」
貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。
冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。
彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。
「旦那様は俺に無関心」
そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。
バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!?
「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」
怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。
えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの?
実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった!
「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」
「過保護すぎて冒険になりません!!」
Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。
すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
異世界転移した元コンビニ店長は、獣人騎士様に嫁入りする夢は……見ない!
めがねあざらし
BL
過労死→異世界転移→体液ヒーラー⁈
社畜すぎて魂が擦り減っていたコンビニ店長・蓮は、女神の凡ミスで異世界送りに。
もらった能力は“全言語理解”と“回復力”!
……ただし、回復スキルの発動条件は「体液経由」です⁈
キスで癒す? 舐めて治す? そんなの変態じゃん!
出会ったのは、狼耳の超絶無骨な騎士・ロナルドと、豹耳騎士・ルース。
最初は“保護対象”だったのに、気づけば戦場の最前線⁈
攻めも受けも騒がしい異世界で、蓮の安眠と尊厳は守れるのか⁉
--------------------
※現在同時掲載中の「捨てられΩ、癒しの異能で獣人将軍に囲われてます!?」の元ネタです。出しちゃった!
【完結】悪役令息の従者に転職しました
* ゆるゆ
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
透夜×ロロァのお話です。
本編完結、『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけを更新するかもです。
『悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?』のカイの師匠も
『悪役令息の伴侶(予定)に転生しました』のトマの師匠も、このお話の主人公、透夜です!(笑)
大陸中に、かっこいー激つよ従僕たちを輸出して、悪役令息たちをたすける透夜(笑)
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】伴侶がいるので、溺愛ご遠慮いたします
* ゆるゆ
BL
3歳のノィユが、カビの生えてないご飯を求めて結ばれることになったのは、北の最果ての領主のおじいちゃん……え、おじいちゃん……!?
しあわせの絶頂にいるのを知らない王子たちが、びっくりして憐れんで溺愛してくれそうなのですが、結構です!
めちゃくちゃかっこよくて可愛い伴侶がいますので!
ノィユとヴィルの動画を作ってみました!(笑)
インスタ @yuruyu0
Youtube @BL小説動画 です!
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったらお話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
ヴィル×ノィユのお話です。
本編完結しました!
『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけのお話を更新するかもです。
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
【完結】婚約者の王子様に愛人がいるらしいが、ペットを探すのに忙しいので放っておいてくれ。
フジミサヤ
BL
「君を愛することはできない」
可愛らしい平民の愛人を膝の上に抱え上げたこの国の第二王子サミュエルに宣言され、王子の婚約者だった公爵令息ノア・オルコットは、傷心のあまり学園を飛び出してしまった……というのが学園の生徒たちの認識である。
だがノアの本当の目的は、行方不明の自分のペット(魔王の側近だったらしい)の捜索だった。通りすがりの魔族に道を尋ねて目的地へ向かう途中、ノアは完璧な変装をしていたにも関わらず、何故かノアを追ってきたらしい王子サミュエルに捕まってしまう。
◇拙作「僕が勇者に殺された件。」に出てきたノアの話ですが、一応単体でも読めます。
◇テキトー設定。細かいツッコミはご容赦ください。見切り発車なので不定期更新となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。