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350、すぐ隣を拠点にしたヴィルさんの意図
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ヴィルさんは俺の姿を確認すると、朝一の爽やか笑顔で朝の挨拶をしてきた。
「早いな、健吾。 丁度いい時に会えた。俺の部屋の改築が終わったから、健吾を案内するよ」
「……改築っていうかなんて言うか。増築ですよねあれ」
ニコニコと席を立つヴィルさんに、俺はついつい突っ込んだ。
ドアを開けたままだったせいか、俺たちの会話がヴィデロさんに聞こえちゃったみたいで、部屋の奥から「……マック?」と俺を呼ぶヴィデロさんの声が聞こえて来る。あ、起こしちゃった。これから朝ご飯を作ろうと思ったのに。
ぬっと後ろから現れたヴィデロさんにも、ヴィルさんは爽やか笑顔を向けて朝の挨拶をしていた。
適当にインナーを羽織っただけの俺と、上半身裸のヴィデロさんを見ても、ヴィルさんは動じることもなく、にこやかだった。
「君も来てたならよかった。これから隣に案内するから、君もおいで」
「……建物を建てる余裕があるなら、他の土地がいくらでもあっただろ……」
「あはは、一番ここが勝手がいいんだよ。ちょっと街の中心部から外れているし、人があまり行き来しないから目立たないし。何より、健吾はここに入れる人をかなり厳選している。俺が忙しくなったらまたここに来れなくなる時間も増えるだろうし、その時は健吾に管理を頼めるから都合がいい。それにな。ちょっととりあえず何か羽織って行ってみないか?」
ヴィデロさんのいつもより一段階低い声にも笑って答えて、ヴィルさんはさっさと元アバター安置所のドアに手を掛けた。
ヴィデロさんの舌打ちが聞こえた。ワイルドなヴィデロさんもかっこいい。
ヴィデロさんはサッと上に一枚羽織ってくると、ドアを開けてどうぞというヴィルさんに視線を向けながら、俺よりも先にアバター安置所のドアを潜った。
あ、上を羽織ったついでに腰に剣を挿してる。もしかして、ヴィルさんの建物内で暴れる気じゃ……。
はらはらしつつ二人の後に続いて渡り廊下を歩く。うまいこと外が見えないように壁に窓が隠れるようになっている。でもちゃんと日光は入って来るから、暖かい。
しゃれたドアをヴィルさんが開けて、俺たちを中に通してくれる。
「もう二人の名前は登録してあるから、いつでも入れるからな。君も、玄関からでもここからでもいつでも来い。もしマックと喧嘩したり倦怠期に陥った時に逃げ場があると全然違うだろ」
「そんな時が来るわけないだろ」
「どうかな」
二人の言い合いをスルーして、俺は建物内に足を踏み入れた。
そこには、大きなテーブルと多めの椅子、そして魔道具と思わしきものが数点、簡易キッチンが設置されていた。
冒険者ギルドにあるような掲示板も壁にセットされている。
なんか、事務所みたいだった。
「二階が居住区になるんだ。部屋は6部屋ほどある。そのうちの一つが、俺。そしてもう一つは、ヴィデロ、君の部屋だ」
「何で俺の部屋なんか」
「家族だからな」
「……」
君の部屋は凝ってみたんだ、と言って、ヴィルさんはさっさと階段に足を向けた。
ヴィデロさんは少しだけ険しい顔を困惑に変えて、溜め息を一つ吐くと、ヴィルさんの後を追っていった。
2人の背中を視線で追って、そこでふと気付く。
もしかして、ヴィルさんはこの地にヴィデロさんと兄弟で住める家を作りたかったのかな。
家族という関係に、ヴィデロさんもヴィルさんも一家言ありそうだから。
ヴィルさんなりに、ヴィデロさんのことを思っているの、かな。
なんて、階段を上っていく二人を見送りながら、俺は少しだけ口元を緩めた。
じゃあちょっと二人だけにしてあげた方がいいのかな。兄弟だし。
ってことは、ここを好きに使っていいってことだから、この簡易キッチンで朝ご飯でも作って待ってればいいかな。
俺は二人の後を追っていくのはやめにして、久々に見る簡易キッチンの前に立った。
見事なほどに食材がなくて、一旦工房に戻って食材を取って来る。
向こうのキッチンの方が手の込んだものが作れるけど、増築する前はこのキッチンで料理とかしてたから、問題なし。
簡単なスープとパンに挟めそうなものを手早く作って、テーブルに並べてみる。
三人で朝ご飯もいいのかも。
お茶を淹れるためのお湯が沸いたところで、二階から二人が帰ってきた。
「だからあんな高価なものをどうして個人で所持してないといけないんだ!」
「母さんが渡してきたんだ。いつでも連絡くれと。君と話をしたいんだよ。だから照れてないで連絡してやれよ」
「照れてるわけじゃない! だからって俺の部屋に置かなくても。あれ、いくらすると思ってるんだ……」
「母作だから大丈夫。ちゃんと素材は自分で手に入れたしな。何も問題ないだろ」
「問題ありまくりだろ……」
登って行った時とほぼ変わりない表情の二人が降りて来る。
そして、テーブルの上を見て、同時に目を輝かせた。あ、今の顔そっくり。可愛い。
「朝ご飯作ってたよ。ヴィデロさん、どうだったお部屋」
「マック、こいつな、通信の魔道具なんて高価なものを俺の部屋に設置してるんだ。ありえないだろ。マックからも何か言ってやってくれ」
「通信の魔道具は母が弟にと渡してきた魔道具だから問題ないだろ」
「はぁ……」
二人で喧々囂々していたけど、俺は口を挟めなかった。
だって通信の魔道具がいくらするのか知らないから。お高いんだろうなというのはわかるけど。
「ええと、とりあえず……ヴィデロさんは、ヴィルさんに甘えてもいいと思う、よ。でも俺にももっと甘えて欲しいけど」
多分ヴィルさんの方がヴィデロさんに甘えてるような気がしないでもないけど、でも、兄弟って羨ましいなってちょっとだけ思った。
俺の言葉に、ヴィデロさんは半眼になってヴィルさんをチラ見した。
そして何かを言おうとして口を開いて、結局は何も言わずに口を閉じた。
溜め息とともに朝食の置かれている席に腰を下ろして、パンに手を伸ばす。
ヴィルさんは始終笑顔を崩さずに、おとなしく座ったヴィデロさんの横に腰を下ろした。
食後、今度は俺がヴィデロさんにヴィデロさんの部屋を案内された。ヴィルさんが「君の部屋なんだから君が案内するのが筋だろう」と言って無理やり俺たちの背中を押したからなんだけど。
案内された部屋は、シンプルだけど、なかなかに落ち着いた家具が入っている、しゃれた部屋だった。俺の工房とは大違い。全ての家具が同じ職人さんが作ったとわかるのが、センスを感じる。
そして何より気になったのは。
本棚の横にある棚に置いてある、機械のような物。
まるで昔の通信機みたいなそれが、棚に鎮座していた。
それが置かれたところには、魔石が置いてある。アレがもしかして充電器かな。
ってことは、これが通信の魔道具。街では各ギルド、各詰所、各農園に一台とかしか置かれていない魔道具。それが個人の部屋に一台。
アリッサさん、自分の立場をフルに使ってるなあ。
それを笑って手助けするヴィルさんも。なんていうか、スケールがでかいよ。
ヴィデロさんも通信の魔道具を見ては戸惑った顔をしてるし。でも、通信していいと思うよ。アリッサさん、絶対に喜ぶよ。
とはいえ、ヴィデロさんの第一の居住地は詰所で、第二が俺の工房で、ここは第三になるけどね。
「すごいね。俺、たまにここに遊びに来ようかな」
「それはいいと思うけどな……ここの家具も、魔道具も、どれだけあいつは金を掛けたんだ……」
呆れた溜め息と供に零れた言葉に、俺は空笑いをした。
どうやってこれだけの資金を集めたのかは聞かないでおこう。俺なんか想像もつかないような稼ぎ方をしたはずだし。
まだまだぎこちないヴィルさんのヴィデロさんに対する愛情を感じながら、俺はそこにあったベッドに腰を下ろした。
途端、ふわっと包み込むベッドに、ヴィデロさんが呆れた声を出したわけを知った。
確かにこれ、お高いベッドだ。このふわふわ加減、俺のベッドなんか目じゃないくらいお高い。絶対に。ってことは、それと同一作者らしい作りの家具は……。
お金の掛かり具合が、半端ない?
「まるで父が生きてる時に住んでいた屋敷の部屋のようだから、落ち着かない」
「こんな部屋に住んでたんだ、ヴィデロさん」
「ああ。余りにきらびやかなのは、父が好かなくてな。母はもっと実用的な部屋を好んでいて、貴族としてはとても質素な部屋だったんだけどな……。詰所の部屋やマックの部屋が俺にとってはすごく落ち着く」
そう言うと、ヴィデロさんも俺の横に腰を下ろした。隣がふわっと沈む。
まるで包まれるような柔らかさの寝具は、確かに落ち着かなかった。
お部屋訪問を終わって下に行くと、ヴィルさんは既にいなくなっていた。フレンドリストはまだ白い文字だから、ログアウトしたんじゃなくてどこかに行ったらしい。
ということで俺たちも工房に戻ってきた。
戻って来た瞬間ヴィデロさんの顔が緩んだのを偶然見てしまって、思わず悶える。
ヴィデロさん大好き。
すごく綺麗でかっこいい部屋より、ここがいいってその態度で示してくれてるようで、嬉しい。
ヴィルさんは寂しがるかもしれないけど、これからも泊るときはこっちに泊ってね、ヴィデロさん。
「早いな、健吾。 丁度いい時に会えた。俺の部屋の改築が終わったから、健吾を案内するよ」
「……改築っていうかなんて言うか。増築ですよねあれ」
ニコニコと席を立つヴィルさんに、俺はついつい突っ込んだ。
ドアを開けたままだったせいか、俺たちの会話がヴィデロさんに聞こえちゃったみたいで、部屋の奥から「……マック?」と俺を呼ぶヴィデロさんの声が聞こえて来る。あ、起こしちゃった。これから朝ご飯を作ろうと思ったのに。
ぬっと後ろから現れたヴィデロさんにも、ヴィルさんは爽やか笑顔を向けて朝の挨拶をしていた。
適当にインナーを羽織っただけの俺と、上半身裸のヴィデロさんを見ても、ヴィルさんは動じることもなく、にこやかだった。
「君も来てたならよかった。これから隣に案内するから、君もおいで」
「……建物を建てる余裕があるなら、他の土地がいくらでもあっただろ……」
「あはは、一番ここが勝手がいいんだよ。ちょっと街の中心部から外れているし、人があまり行き来しないから目立たないし。何より、健吾はここに入れる人をかなり厳選している。俺が忙しくなったらまたここに来れなくなる時間も増えるだろうし、その時は健吾に管理を頼めるから都合がいい。それにな。ちょっととりあえず何か羽織って行ってみないか?」
ヴィデロさんのいつもより一段階低い声にも笑って答えて、ヴィルさんはさっさと元アバター安置所のドアに手を掛けた。
ヴィデロさんの舌打ちが聞こえた。ワイルドなヴィデロさんもかっこいい。
ヴィデロさんはサッと上に一枚羽織ってくると、ドアを開けてどうぞというヴィルさんに視線を向けながら、俺よりも先にアバター安置所のドアを潜った。
あ、上を羽織ったついでに腰に剣を挿してる。もしかして、ヴィルさんの建物内で暴れる気じゃ……。
はらはらしつつ二人の後に続いて渡り廊下を歩く。うまいこと外が見えないように壁に窓が隠れるようになっている。でもちゃんと日光は入って来るから、暖かい。
しゃれたドアをヴィルさんが開けて、俺たちを中に通してくれる。
「もう二人の名前は登録してあるから、いつでも入れるからな。君も、玄関からでもここからでもいつでも来い。もしマックと喧嘩したり倦怠期に陥った時に逃げ場があると全然違うだろ」
「そんな時が来るわけないだろ」
「どうかな」
二人の言い合いをスルーして、俺は建物内に足を踏み入れた。
そこには、大きなテーブルと多めの椅子、そして魔道具と思わしきものが数点、簡易キッチンが設置されていた。
冒険者ギルドにあるような掲示板も壁にセットされている。
なんか、事務所みたいだった。
「二階が居住区になるんだ。部屋は6部屋ほどある。そのうちの一つが、俺。そしてもう一つは、ヴィデロ、君の部屋だ」
「何で俺の部屋なんか」
「家族だからな」
「……」
君の部屋は凝ってみたんだ、と言って、ヴィルさんはさっさと階段に足を向けた。
ヴィデロさんは少しだけ険しい顔を困惑に変えて、溜め息を一つ吐くと、ヴィルさんの後を追っていった。
2人の背中を視線で追って、そこでふと気付く。
もしかして、ヴィルさんはこの地にヴィデロさんと兄弟で住める家を作りたかったのかな。
家族という関係に、ヴィデロさんもヴィルさんも一家言ありそうだから。
ヴィルさんなりに、ヴィデロさんのことを思っているの、かな。
なんて、階段を上っていく二人を見送りながら、俺は少しだけ口元を緩めた。
じゃあちょっと二人だけにしてあげた方がいいのかな。兄弟だし。
ってことは、ここを好きに使っていいってことだから、この簡易キッチンで朝ご飯でも作って待ってればいいかな。
俺は二人の後を追っていくのはやめにして、久々に見る簡易キッチンの前に立った。
見事なほどに食材がなくて、一旦工房に戻って食材を取って来る。
向こうのキッチンの方が手の込んだものが作れるけど、増築する前はこのキッチンで料理とかしてたから、問題なし。
簡単なスープとパンに挟めそうなものを手早く作って、テーブルに並べてみる。
三人で朝ご飯もいいのかも。
お茶を淹れるためのお湯が沸いたところで、二階から二人が帰ってきた。
「だからあんな高価なものをどうして個人で所持してないといけないんだ!」
「母さんが渡してきたんだ。いつでも連絡くれと。君と話をしたいんだよ。だから照れてないで連絡してやれよ」
「照れてるわけじゃない! だからって俺の部屋に置かなくても。あれ、いくらすると思ってるんだ……」
「母作だから大丈夫。ちゃんと素材は自分で手に入れたしな。何も問題ないだろ」
「問題ありまくりだろ……」
登って行った時とほぼ変わりない表情の二人が降りて来る。
そして、テーブルの上を見て、同時に目を輝かせた。あ、今の顔そっくり。可愛い。
「朝ご飯作ってたよ。ヴィデロさん、どうだったお部屋」
「マック、こいつな、通信の魔道具なんて高価なものを俺の部屋に設置してるんだ。ありえないだろ。マックからも何か言ってやってくれ」
「通信の魔道具は母が弟にと渡してきた魔道具だから問題ないだろ」
「はぁ……」
二人で喧々囂々していたけど、俺は口を挟めなかった。
だって通信の魔道具がいくらするのか知らないから。お高いんだろうなというのはわかるけど。
「ええと、とりあえず……ヴィデロさんは、ヴィルさんに甘えてもいいと思う、よ。でも俺にももっと甘えて欲しいけど」
多分ヴィルさんの方がヴィデロさんに甘えてるような気がしないでもないけど、でも、兄弟って羨ましいなってちょっとだけ思った。
俺の言葉に、ヴィデロさんは半眼になってヴィルさんをチラ見した。
そして何かを言おうとして口を開いて、結局は何も言わずに口を閉じた。
溜め息とともに朝食の置かれている席に腰を下ろして、パンに手を伸ばす。
ヴィルさんは始終笑顔を崩さずに、おとなしく座ったヴィデロさんの横に腰を下ろした。
食後、今度は俺がヴィデロさんにヴィデロさんの部屋を案内された。ヴィルさんが「君の部屋なんだから君が案内するのが筋だろう」と言って無理やり俺たちの背中を押したからなんだけど。
案内された部屋は、シンプルだけど、なかなかに落ち着いた家具が入っている、しゃれた部屋だった。俺の工房とは大違い。全ての家具が同じ職人さんが作ったとわかるのが、センスを感じる。
そして何より気になったのは。
本棚の横にある棚に置いてある、機械のような物。
まるで昔の通信機みたいなそれが、棚に鎮座していた。
それが置かれたところには、魔石が置いてある。アレがもしかして充電器かな。
ってことは、これが通信の魔道具。街では各ギルド、各詰所、各農園に一台とかしか置かれていない魔道具。それが個人の部屋に一台。
アリッサさん、自分の立場をフルに使ってるなあ。
それを笑って手助けするヴィルさんも。なんていうか、スケールがでかいよ。
ヴィデロさんも通信の魔道具を見ては戸惑った顔をしてるし。でも、通信していいと思うよ。アリッサさん、絶対に喜ぶよ。
とはいえ、ヴィデロさんの第一の居住地は詰所で、第二が俺の工房で、ここは第三になるけどね。
「すごいね。俺、たまにここに遊びに来ようかな」
「それはいいと思うけどな……ここの家具も、魔道具も、どれだけあいつは金を掛けたんだ……」
呆れた溜め息と供に零れた言葉に、俺は空笑いをした。
どうやってこれだけの資金を集めたのかは聞かないでおこう。俺なんか想像もつかないような稼ぎ方をしたはずだし。
まだまだぎこちないヴィルさんのヴィデロさんに対する愛情を感じながら、俺はそこにあったベッドに腰を下ろした。
途端、ふわっと包み込むベッドに、ヴィデロさんが呆れた声を出したわけを知った。
確かにこれ、お高いベッドだ。このふわふわ加減、俺のベッドなんか目じゃないくらいお高い。絶対に。ってことは、それと同一作者らしい作りの家具は……。
お金の掛かり具合が、半端ない?
「まるで父が生きてる時に住んでいた屋敷の部屋のようだから、落ち着かない」
「こんな部屋に住んでたんだ、ヴィデロさん」
「ああ。余りにきらびやかなのは、父が好かなくてな。母はもっと実用的な部屋を好んでいて、貴族としてはとても質素な部屋だったんだけどな……。詰所の部屋やマックの部屋が俺にとってはすごく落ち着く」
そう言うと、ヴィデロさんも俺の横に腰を下ろした。隣がふわっと沈む。
まるで包まれるような柔らかさの寝具は、確かに落ち着かなかった。
お部屋訪問を終わって下に行くと、ヴィルさんは既にいなくなっていた。フレンドリストはまだ白い文字だから、ログアウトしたんじゃなくてどこかに行ったらしい。
ということで俺たちも工房に戻ってきた。
戻って来た瞬間ヴィデロさんの顔が緩んだのを偶然見てしまって、思わず悶える。
ヴィデロさん大好き。
すごく綺麗でかっこいい部屋より、ここがいいってその態度で示してくれてるようで、嬉しい。
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