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別荘編
42-鬼畜王子※
しおりを挟む朝から盛り付き、くたくたになった僕をアーノルドはシャワーに連れていき、そこでも第2ラウンド。
勝手なことをしたら使用人全員の前で犯す
と脅されている僕はアーノルドにされるがまま、別荘性活を体験中である。
どちゅんッにちゅにちゅにちゅ!
「ぁーのるどッ!んぁ゛ッ、だれかきちゃぅッ!きちゃうからぁッ!」
僕は木にしがみつき、アーノルドは後ろから僕の片足を持ち上げ、奥まで叩き付ける。
一緒に散歩しようなんて言われて、ウキウキして着いてきたらこれだ。いや知ってた。知ってたけどさ…。外でやるなんておかしい…。
木の奥に外回り中のノールが歩いているのが見える。
見つかるって…!また見られるって!!
「ん゛ッぁ、と、とまって…ぁ゛あっ!♡
アーノルド、とまってぇッ!」
「…っ…?…あ、ノールね。僕とえっちしてるの見せちゃダメなの…?っ…なんで?僕と君は婚約者だよね。それとも僕よりノールが気になる?」
アーノルドが怒ったようにより激しく僕を攻めたてる。
奥を突かれ、どうしようもない快楽にまたゆるゆるの僕はイってしまう。
抵抗出来ない強い快感にグズグズになってしまう。
ぱちゅッばちゅッばちゅッぱんぱんッ!
「い゛ぁ゛~~~ッッ…!!」
声を抑えることが出来ず、悲鳴に近い喘ぎ声を出してしまった。
その瞬間ノールと目が合う。
あ、おわった…。
ノールは目を見開き、また少し顔を赤くしてから早歩きで遠くへ行った。
「外回りなのに、あんなに早歩きしたら何も意味ないよね。バカだなぁ、ノールは」
誰のせいだ…!
しまいには「湖見たくない?」と誘われ、
流石にボートの上ではできないよね。と思っていたらそのまさかだった。
ボートを漕ぐのはもちろんノール。
どちゅッとちゅっとちゅッ!
ぎぎぎ…ぐぐぎぎぎ…
「おちぅッ!ゆれてこわいっ…あ゛ッ♡こわいぃッ!!」
ボートの上で正常位で犯される。アーノルドが腰を振る度ボートが軋み、揺れてひっくり返るのではと言う恐怖に囚われる。
ボートを漕ぐノールは背を向けてゆったりと漕いでいるが、オールを持つ手に力が入りすぎて、木製のオールがキシキシと悲鳴をあげている。
「…アーノルド、もう少し振動を抑えてくれないか。揺れて漕ぎずらい」
ノールが我慢出来ず口を刺す。
「え?僕バカ王子だからわかんないや、ごめんね」
そんなノールに悪びれもせず、悪い笑顔で腰を振りながら嫌味を言うアーノルド。
…まさか、朝ノールに言われたのを根に持ってこんなことしてる訳じゃないよね…?
昨日まで初めてだったはずの僕は、鬼畜王子のこんなとんだプレイに付き合わされてまたくたくたになっていった。
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