痛みをわけてあげる。あなたと私は二人で一人。

独りぼっちの少年

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1人だけ傷つきたくない!

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「ねぇ、神様。なんで私はいじめられなければいけないの?つらいよ?悲しいよ?痛いよ?こんなに苦しんだんだからもう許してよ。」これがいつもの私。神様に助けを求める哀れな子。だって幸せになりたいもん。「…痛みを共有出来たら良いのに。」流れ星?もしかして、私の願いを叶えてくれるのかな。そんなわけないよね。もう寝よう。

「今日も学校か。…嫌だな。」またいじめられるだけ。行きたくない。早く行かないと遅刻しちゃう‼綺麗な空だなぁ~。あの子達とは目を合わせないようにしなくちゃ。そう思い、教室まで走ったが無駄だっだ。「神田さぁ~ん。今日提出のレポートやっといてね。よろしく~。」自分でやれば良いのに。「う、うん」いつものこと。先生も怒らないのよ。頭おかしいんじゃない?ここの先生。「あっあの、沢木さん。出来たよ。」こんな簡単な問題も解けないなんて馬鹿じゃない。「ありがと~。」私は突き飛ばされた。「ごめんね。邪魔だったから押しちゃった。」つらいけど、あまり痛くない?なんで?「あんたさぁ!私に何したの?」私、何かした?「ちょっと!聞いてんの!」私は何もしてない。やっぱり痛くない。もしかして昨日願ったことが本当になったの!やっぱり神様は私の味方だったんだ!ありがとう、神様。復讐してやる。
「ちゃんと、人の話聞きなさいよ!」あぁ、腹立つ。
「あんたの話を聞いてどうしたらいいの?…何でもかんでも人のせいにしないで!」キレすぎたどうしよう。なんとかなる…よね?神様がなんとかしてくれるよね。

「あはは。あいつらにキレてやったのね、私。もし私がこれで手を切ったらどうなるのかな?自分で自分を苦しめて欲しいからやめとこ。」だって、もし自分がやったことは相手に伝わらなかったら嫌だし。神様にお礼を言わなくちゃ!
「神様、ありがとう!私、平和に暮らせると思うの!本当にありがとう!私幸せ。」疲れたな。今日はもう寝ようかな。けど新しく買ったこの本は読みたいし。本を読んで寝よう。明日学校行きづらいなぁ。集中出来ない!寝る。

「どうしよう。沢木さんに怒られるよね。嫌だな~。」遅刻しちゃう急げー!まっ間に合った。ギリギリだったな。走ったせいで眠いな。けど授業中寝るのは論外だし。休み時間はうるさすぎて寝れないし。どうしよう?沢木さんが近づいてて来た。怒ってるな。
「神田さんさぁ、これやっといてね。」まただ。「沢木さん!自分でやって!」ヤバ!またキレちゃった今回はさすがに許してもらえないよね。「神田のくせに私にたてつくんだ?いいよ。あんた、社会的に殺してあげるから。」はあ?社会的に殺す?馬鹿じゃないの?だから?じゃあ、あんたを犯罪者にしてあげる。
「痛っ。あんたなんか私にした?」沢木さんの声だ。なんかあったのかな?もしかして、私傷ついたのかな?あれ、なんか痛い?なんで沢木さんが傷ついたのかな?そんなわけないよね。だって、沢木さんからの痛みなんてなかったし。

今日はずっと胸の奥が痛くて集中出来なかったな。なんで?恋なわけないし。なんで私が痛い思いしなくちゃいけないの?神様、私痛いよ。いつかおさまるよね?あっ、そろそろ寝ないと。
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