17 / 30
1章
16話
しおりを挟む
デーヴィッドがヴィルヘルムの胸ぐらを掴んで振り回す
それをマウルが「やめろ ! やめるんだデーヴィッド !!
ヴィルヘルムの顔が真っ青じゃないか !? 一度落ち着け、頼むから !!」
と止めるカオスな図が完成した頃……
テリィーゼはこの空間にも慣れてきておネムになっていた。
(たいした度胸である)
メリッサが立ったまま寝そうなテリィーゼに気付き抱っこして
ヴィルヘルムの胸ぐらを離そうとしないデーヴィッドに語りかけた
「アナタ、テリィーゼが眠ってしまいそうなの
体力もまだあまりついてないから続きは大人たちだけで話し合っては ?
陛下もよろしいでしょうか ?」
「ん ? そうだな
兄上、今日のところは帰らせてもらうぞ ?
では、御前失礼する。さぁ、帰ろうか ?」
「いやいや少し待て、ゔうん ! マウルとバージルに
テリィーゼに力を正しく使える様にすることと制御を教えるよに、以上だ !」
「うむ ! 承知した !」
「はぁ、我輩には研究があるのだがな……
まぁ分かった、任された……」
ハァ……
「では、解散だ」
「よし ! メリッサ、テリィーゼ帰ろうか ?」
「はい、陛下御前失礼致します」
「は~い、失礼致します」
ふぁあ
バタンっ
と扉が閉まると緊張が解けてホッとしたのか
テリィーゼが
「お母さま、お花摘みに行きたいです」
と言うのでデーヴィッドが馬車を待たせておくと先に行ったので二手に分かれた
テリィーゼはメリッサに案内され
「私はここで待ってるから行ってきなさい」
とトイレの前で別れ、さっさと用を済ませ待っている母のもとへ急ぎ角を曲がろうとした時だった
突然背後から誰かに口を塞がれてそのまま皇居でも人通りの少なそうな暗い道に引き込まれる。
(なに、なに ?! だれ ?! 怖い !! お母さま助けて !!!)
「ここまで連れてくれば見つからねぇだろ
おい、コイツであってるのか神官さんよぉ ?」
「ええ、この子です。神に選ばれし子は聖教国に属するが当たり前ですからね」
ふふふっ
(聖教国 ? なんの事 ? どこに連れて行くつもりなの ?)
「はやく気絶させるなりなんなりしろよ、気づかれちまうぞ ?」
「じゃあ、少し眠ってな嬢ちゃん お・や・す・み~」
ハハハっ
首にトンっという衝撃を受けてテリィーゼは気を失うのだった……
それをマウルが「やめろ ! やめるんだデーヴィッド !!
ヴィルヘルムの顔が真っ青じゃないか !? 一度落ち着け、頼むから !!」
と止めるカオスな図が完成した頃……
テリィーゼはこの空間にも慣れてきておネムになっていた。
(たいした度胸である)
メリッサが立ったまま寝そうなテリィーゼに気付き抱っこして
ヴィルヘルムの胸ぐらを離そうとしないデーヴィッドに語りかけた
「アナタ、テリィーゼが眠ってしまいそうなの
体力もまだあまりついてないから続きは大人たちだけで話し合っては ?
陛下もよろしいでしょうか ?」
「ん ? そうだな
兄上、今日のところは帰らせてもらうぞ ?
では、御前失礼する。さぁ、帰ろうか ?」
「いやいや少し待て、ゔうん ! マウルとバージルに
テリィーゼに力を正しく使える様にすることと制御を教えるよに、以上だ !」
「うむ ! 承知した !」
「はぁ、我輩には研究があるのだがな……
まぁ分かった、任された……」
ハァ……
「では、解散だ」
「よし ! メリッサ、テリィーゼ帰ろうか ?」
「はい、陛下御前失礼致します」
「は~い、失礼致します」
ふぁあ
バタンっ
と扉が閉まると緊張が解けてホッとしたのか
テリィーゼが
「お母さま、お花摘みに行きたいです」
と言うのでデーヴィッドが馬車を待たせておくと先に行ったので二手に分かれた
テリィーゼはメリッサに案内され
「私はここで待ってるから行ってきなさい」
とトイレの前で別れ、さっさと用を済ませ待っている母のもとへ急ぎ角を曲がろうとした時だった
突然背後から誰かに口を塞がれてそのまま皇居でも人通りの少なそうな暗い道に引き込まれる。
(なに、なに ?! だれ ?! 怖い !! お母さま助けて !!!)
「ここまで連れてくれば見つからねぇだろ
おい、コイツであってるのか神官さんよぉ ?」
「ええ、この子です。神に選ばれし子は聖教国に属するが当たり前ですからね」
ふふふっ
(聖教国 ? なんの事 ? どこに連れて行くつもりなの ?)
「はやく気絶させるなりなんなりしろよ、気づかれちまうぞ ?」
「じゃあ、少し眠ってな嬢ちゃん お・や・す・み~」
ハハハっ
首にトンっという衝撃を受けてテリィーゼは気を失うのだった……
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる