黒百合の君

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2章

1話

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誘拐事件から3年と数ヶ月が経ち……
 最年少組のアリスとルイスも6歳になりお互いの両親からこれほど仲がいいのならば婚約を勧められめでたく婚約の運びとなった…
 テリィーゼは7歳になりルークは10歳になり2人は日々能力と剣の鍛錬に励んでいた
 そんな平和な毎日を送っていた時、テリィーゼの叔父つまりは皇帝陛下から突然招集がかかった
 内容は今回新設する部隊の事らしくテリィーゼ達はなぜ自分達が呼ばれたのか分からず首を傾げた。

「皇帝陛下からの呼び出しなんて何かしちゃったかなぁ…
 どうしようルイス~;:」

「アリス、そんなに怖がらなくても大丈夫だよ。ね?テリィーゼ
 それにしても新設部隊なんて父様からは何も聞かされて無いしなぁ…」

「そうだよアリス、叔父さまは優しい方だし大丈夫よ
 それに、今回は新設部隊に関してらしいし……。それにしても新設部隊って何かしら?
 父上は何も言ってなかったしルーク何かマウル様から聞いてない?」

「うーん;:
 特に叔父上からは何も聞かされてないなぁ…
 俺達に関係のある事なんだろうけど、さっぱり分からないよ。」

 そんな会話をお城の応接室で呼ばれるのを待ちながら話していたところに
 コンコンコンっ
 ガチャ
 
「ご歓談中失礼いたします。
 皇帝陛下がお呼びですのでこちらにどうぞ。」

 現れたのはいつの日かテリィーゼを案内してくれたアレクシス近衛騎士副団長だった。
 4人はアレクシスについて皇帝の待つ王室間へと向かった
 王室間の大きな扉にアリスは緊張のあまりついルイスの服の袖を掴んでしまう…

「アリス、大丈夫だよ。僕がついてるから堂々としていたらいいんだよ」

「ありがとうルイス」ニコッ

 アレクシスが扉を3度ノックして

「ルーク・マクドバ様、テリィーゼ・シュトローゼム様、ルイス・シュゼット様、アリス・メリーナード様をお連れいたしました。」

 ギィィィと重たい音をたてながら扉が開く

「テリィーゼ!!我が麗しの姪よ!叔父ちゃまは会いたかったぞ~♡
 誘拐されたと聞いた時は心の臓が止まる想いであったぞ。
 それから、ルークにルイス誘拐事件に役立ってくれた。
 アリスも組織壊滅によく活躍してくれたな、3人共感謝する。」

 ヴィルヘルムが重々しく頭を下げた

「あわわ:: 皇帝陛下どうか頭をおあげください!!」ワタワタ

「叔父さま、アリスや皆が困っておりますわよ?」

「ん? おっと、コレはすまんな
 だがほんに我は感謝しておるのだぞ?
 それに今回の件で各国から感謝状が届いておるのだよ
 これからの交易にも影響がでるだろう。
 そんな英雄達に称号がなくてはいかんだろう?
 そこでだ!貴殿らには新設部隊特務魔導騎士の称号を与える!」ドンっ!
 
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