悪役令嬢なんてやらない！家族と幸せに過ごすんだから！

第２章

事件発生 ２

『『東の普通の家』』

「わかった。ありがとう。じゃあ、行くわよルーカス。」

「はい。」
見つかったから全員呼び出して、全員集まったら助けに行くわ。報告してくれるのは、私の精霊にしてもらうの。

あっ、報告できたみたい。少し、待ったら来れるかな……？


「「「「「「ミシェル様！」」」」」」

はやっじゃあ、行きますかっ

「じゃあ、行くわよ皆」

「「「「「「「はい！」」」」」」」


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ミーシャside


捕まる前

「ミシェルの所に行こっと。早くしないとミシェルがいろんな人に取られちゃうものね。ミシェルって自覚が全くないけどとぉっても可愛いんだからね。」

カサカサカサカサ
「ん？何の音だろう？動物が迷いこんだのかな？でも、それにしては大きい音のような気がするんだけど……。見てみよっかな。」

「──そこに誰かいるの……？」

カサカサカサカサ

「──誰かいるんでしょう？出て来てくんーーんーー」

「──黙ってろ。」

ビリビリビリビリ

スタンガン見たいのを首に当てられた。

「──うっ。ミ……シェ……ル…」


うぅぅぅ頭いたぁい
ここどこぉ？
私、ミシェルの所に行こうとしただけなのに誰か誰か助けて………お願い………ミシェル

助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて



っと、思いながら目をつぶっていた。そしたら。



「親分捕まえてきやしたぜ？」

「ああ、ご苦労だったな。ペロッ早く食べてみたいなぁペロリンッ」

き、きききき気持ち悪いぃぃぃぃぃぃよぉぉぉぉぉぉ

ほんっとうに早く助けて。信じてるからね。ミシェル!!!


ペロッが口癖なのかな……？後、食べたいって何？私、殺されるの……？