私は、あいつから逃げられるの?

神桜

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1章

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学校について一人で教室まで歩いていると

「おはようございます!成美様」

っと、様をつけて呼ばれる。

「おはよう」
っといつも通りにっこりと微笑むと

「はうっ」
っと不思議な声を出して顔を真っ赤にする。

そして、教室に着いた。
「「おはようございますわ!成美」」

「おはよう。玲奈れいな美咲みさき

「相変わらず良い笑顔ですわね!」

「そうかしら?玲奈私、普通にしているだけですけど…。」

「もう、無自覚は怖いですわね。」

「私は、無自覚では無いですわよ!」

「「はぁ、分かっていませんわね…。」」

「…?」

「あっ、そういえば、成美。来年、生徒会の副会長にって誘われてるのでしょう?どうするのですか?」

「あっ、ええ、そうね。やろうと思ってるわ。せっかくの機会ですものね。玲奈、美咲は生徒会の書記とか誘われておるのでは?」

「ふふっ、成美がやるのでしたら私もやりますわよ!」

「そうよね!玲奈」

「ええ、美咲もやるのでしょう?」

「もちろんよ!皆で頑張りましょうね!」

「「ええ!」」

実は、この三人学年の一位から三位をずっといじしている。だから、学年のナンバースリーと言われている。ずっと成美が一位なのだ。

そして、小学校からの幼なじみでもあるから、大の仲良し三人組。

そう話していると鐘がなり黙想の時間になる。それから、授業がどんどん始まる。

そして、昼休憩になった。
「成美?昼食食べましょう?」

「ええ、そうね。」

っと言い食べる場所は自由だから、今日は天気が良いし屋上で食べる。

「あいかわらず、成美は手ずくり弁当ですのね。」
っと美咲に言われた。

「ええ!自分で作った方が楽しいのよ。」

「そうなの、私には分からないわ。」

「それは、そうでしょう美咲。貴方体育系じゃない。そんな、話し方してるけど本当はめんどくさいのでしょう?」

「あったりまえよ!お父様にせめて家以外では令嬢言葉で話なさい!って言われたのよ。だから、しょうがなくしているの!」

そうなのだ。美咲はこんな話し方をしているが体育系なのだ。ちなみに、美咲が料理を作って食べた人はお腹を壊すらしい…。

「あら?そろそろ鐘がなるわね。行きましょうか。成美、美咲。」

「ええ、そうね。」

っと少し慌てて教室に戻った。

そして、授業が始まってやっと終わった。

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