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命をかけた彼の一途な想い
命をかけた彼の一途な想い
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それから3日後。
仙台に帰る鷲崎さんと七海さんを見送ったあと、子供達を橘さん達に頼み、彼と一緒に福島市にある県立F医大附属病院へと向かった。鳥飼は9階東病棟に入院している。実は週に一回は見舞いに来ていたという彼に案内してもらった。
「何で姐さんを連れてきた」
個室のドアを開けるなり、鋭い声が飛んできた。
「未知がお前に謝りたい、そう言ってな」
「謝るのは俺の方だ。弾よけとして姐さんを守りきれなかったんだ。合わせる顔がない」
点滴チューブに繋がれベッドに横になっていた男性が、顔だけ窓の方に向けた。
彼が鳥飼さんなのかな?ツンツンと彼の服を引っ張った。
「あぁ。そうだ」
彼がニコッと優しく微笑んでくれた。
「俺はまだ認めていないがな。未知専用の弾よけだ」
彼に促され、びくびくしながらベッドに近付いた。
「おぃ鳥飼。未知が怯えているだろう。もうちょっと優しく出来んのか?返事くらいしろ!」
彼に一喝され、鳥飼さんの肩がブルッと震えた。
「オヤジ、すみません」
やや間を置いて低い声が聞こえてきて。
脇腹の辺りを手で押さえながらゆっくりと鳥飼さんが上体を起こした。
「姐さん、すみませんでした」
深々と頭を下げられた。
脈を自動検出するための指クリップが挟まれている指先まで包帯が巻かれてあった。
傷がまだ完治していないのに。
我慢出来ないくらい痛いはずなのに、鳥飼さんは、僕を怖がらせまいと気丈にも笑顔を見せてくれた。
仙台に帰る鷲崎さんと七海さんを見送ったあと、子供達を橘さん達に頼み、彼と一緒に福島市にある県立F医大附属病院へと向かった。鳥飼は9階東病棟に入院している。実は週に一回は見舞いに来ていたという彼に案内してもらった。
「何で姐さんを連れてきた」
個室のドアを開けるなり、鋭い声が飛んできた。
「未知がお前に謝りたい、そう言ってな」
「謝るのは俺の方だ。弾よけとして姐さんを守りきれなかったんだ。合わせる顔がない」
点滴チューブに繋がれベッドに横になっていた男性が、顔だけ窓の方に向けた。
彼が鳥飼さんなのかな?ツンツンと彼の服を引っ張った。
「あぁ。そうだ」
彼がニコッと優しく微笑んでくれた。
「俺はまだ認めていないがな。未知専用の弾よけだ」
彼に促され、びくびくしながらベッドに近付いた。
「おぃ鳥飼。未知が怯えているだろう。もうちょっと優しく出来んのか?返事くらいしろ!」
彼に一喝され、鳥飼さんの肩がブルッと震えた。
「オヤジ、すみません」
やや間を置いて低い声が聞こえてきて。
脇腹の辺りを手で押さえながらゆっくりと鳥飼さんが上体を起こした。
「姐さん、すみませんでした」
深々と頭を下げられた。
脈を自動検出するための指クリップが挟まれている指先まで包帯が巻かれてあった。
傷がまだ完治していないのに。
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