カーネイジ・レコード

あばらい蘭世

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第1章 全ての始まりの記録

abyss:02 出会いの季節②

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冷静だと思っていたが俺はそこまで冷静じゃなくなっていた。

「大馬鹿やろう!!!!!」

女性大生と痴漢の間に入り込みながら、一番殺傷能力が高いナイフを最優先で無効化することで動いた。
無効化=取り上げる、にはナイフの刃を思いっきり掴むのが一番いい。俺のバカみたいな握力で握って仕舞えばナイフの切れ味が良くても押すことも引くこともできなくなるから切られる心配はない。
左手は利き手じゃないから多少の怪我をしても私生活はなんとかなる。痴漢はナイフを握られたことでビビって手を放す。

痴漢に再度ナイフを取られないように俺の背中に手を回し地面に落とすと踵で後ろに蹴り飛ばす。
左腕を後ろに回した回転を利用して右拳で顔面を殴り付ける。グシャァと顎骨が折れる感触が拳から伝わり殴り飛ばされた痴漢は悲鳴を上げてホームに飛ばされ転倒する。
(お前みたいなやつがいるからいつも誰かが傷つけられて泣くことがなくならないんだ!!!)

顔面を陥没させても構わないくらいの力を込めて拳を振り上げたところで痴漢に遭っていたさっきの女子大生が俺の腕にガシッ!っとしがみついた。
「だめ!それ以上は死んじゃう! 私は大丈夫だからもうやめて!!!」
と言いながら、女子大生は俺の腕を軸に身体を振る。女子大生の前蹴りが痴漢の顔面にギャク漫画みたいにめり込んで痴漢を蹴り飛ばした。
腕にしがみついて彼女がした行為と俺の耳元で叫ぶ彼女の声で我に返る。
女子大生が止めなければ怒りに任せて痴漢の顔面は陥没していただろう。
それと彼女がどさくさに紛れて痴漢を蹴り飛ばしたことはただの偶然だろうか。

腕にぶら下がっている彼女の目を見つめて
「大丈夫、落ち着いた。ありがとう」とお礼を伝えた。
彼女はキョトンとした顔をした後にニコッと笑ってそれに応えてくれた。

痴漢は顔面を抑えながら痛みでうめき声をあげジタバタもがいていた。
すぐに駅員が来て犯人を連れていき状況確認のため俺と彼女もいっしょに駅長室に行くことになった。

拘束された痴漢と駅員の後ろを二人で歩きながら
「大学にいけなくなっちゃった。まぁ、大事なことは守れたからいいか」とぼやく。
「ふふふ、死ぬかもしれない状況だったのに何その感想。ね、ね、ね。あなたナイフを掴んじゃうなんてマジやばいね!格闘技経験者でも掴むなんて選択肢は取らないわよ。体つきも見た目以上にガッシリしていたし何かやっているの?」
すでに痴漢のことなんてもう忘れましたな感じで彼女の好奇心は俺のほうに向いていた。
ちゃんと顔を見ることができたがめちゃくちゃ綺麗でかわいい。痴漢に遭うのが今回が初めてってわけでもなく場慣れしてそうだし何度も犯人を捕まえていたんだろう。
それが今回はたまたま相手がナイフを取り出したという最悪のケースだったのだ。

「そういう君だって普通ならガタガタ震えて腰を抜かしていてもおかしくないのに平気だったよね?
ナイフもった相手に対して逃げないでカバンで身を守るなんて選択肢を取るのは武術の心得がないとできないぞ。かわいい顔して暗殺者一家の一員ですなんて展開はないよね?」
「ばっかじゃないの! そんな漫画みたいな家族いるわけないでしょ! 私のどこをどう見たら暗殺者を想像できるのよ! 昔武術を少し習ったから身に着いただけ!
それにあそこで私が体をはってあなたを止めていなかったらあの痴漢、あなたの一撃で顔面陥没して死んでたわよ。服で隠しているみたいだけどそのゴツい身体と拳シャレにならないから」

俺の拳は拳ダコは目立たないよにしているが、武術をしている者なら一目でわかるくらい傷が多く骨も硬く鍛えている。
「あの時はそうとう頭に血が上っていたから止めてもらったのは感謝してる。おかげで俺が過剰防衛で殺人を犯してしまうところだった」
「でしょー。もっと感謝してくれてもいいんだからね」
「そういう君だって俺の腕を掴んで、どさくさに紛れて蹴り飛ばしたよね、ヒールで」
「あ、わかった☆?」
緊張感のないたわいもない会話をしつつ駅長室で警察が来て事情聴取をし、あと何回かは事情聴取を受けなければならなさそうだった。
警察に引き渡れる痴漢に対して一言だけ伝えた。
「痛いか? お前が相手にしようとしたことはそれ以上に痛いことだ」
「………はい、すみませんでした」
痴漢は反省の言葉を述べたが、
「言いたいことはわかる。だけどセリフがクサい…………」
女子大生が呟いたが、聞かなかったことにした。

俺たちが解放された時はお昼をだいぶ回った時間になっていた。

駅を出て二人並んで考えたこたは同じだった。
「お腹すいた。とりあえず何か食べに行こうか」
「そうね、賛成。同じこと何度も聞かれて疲れたわ」

事情聴取の時にお互いの名前は知ったが改めて名乗ることはしていなかったことを思い出し
「俺、拝 春暉おがみ はるき ハルキで良いよ。この件でしばらく会うことになるからよろしく」
「私は階堂かいどうティナ。ハルキ、今日は助けてくれてありがとう」

ゆっくり話ができて座り心地のいい椅子がある店という縛りでオシャレなカフェに行くことにした。

話し込んで二人とも新世界都市の同じ大学に今年から通うことになったこと、どこに住んでいるのか、お互い気になっているなんの武術を習っていたのか、高校生活や趣味、家族の話などなど話題は尽きなかった。

ティナについてわかったことは、今年から俺と同じ大学に通い始めた同い歳の18歳。お父さんが名の知れた一流企業の経営者だった。立ち振る舞いに品格があり所作が綺麗なのでいいところのお嬢さんかなとは思っていたがまさかの社長令嬢だったか。
箱入りの社長令嬢でなければナイフに立ち向かおうとするなんてちょっと感覚がズレていると思った。
ナイフが怖くなかったのはお父さんの友達の知り合いのそのまた知り合いの道場に通っていた時があって実践向けの古武術と体捌きを叩き込まれたからだそうだ。
その時にナイフや刀の捌き方を教えられたそうだ。
なんとも物騒な道場だ。
その師範は何年か前に前の職場に戻ることになり道場を畳んでしまったそうだ。どこに行ったかは教えてもらえず音信不通になったとか。

家族は父、弟、犬が3匹。父と母はしょっちゅう喧嘩して別居になったけど離れて暮らしたら互いのストレスがなくなったみたいでこっちの方が夫婦仲が良くなったとか。普通にご飯を食べに家に帰ってくることもあるそうだ。距離感は大事だよね。
弟は二つ下で反抗期が終わったところだそう。
ヤンチャな恰好になっているが姉には喧嘩でも腕力でも勝てないらしく頭が上がらない。最初は悪いことをする仲間とつるんでいたみたいだけど、全員ボッコボコにしてティナががたった一言「お前らダセェ」と言ったら悪いことやめてボランティアとか始めちゃったという。

「ウケる!弟、めっちゃ素直な良い子じゃん!」
「でしょでしょ、ちょっと反抗期入っているだけで根は素直なのよ。私もまさかボランティアまで始めるとは思わなかったから最初大笑いしちゃったわ」
ティナの弟がどれだけ良い子なのかとか話し始めて話がまた盛り上がる。
「ちょっとぉ~、さっきから私ばかり話ししていない? ハルキの話も聞かせてよ」
話が止まらないのはティナのせいではないのでしょうか。
「あなた聞き上手よね、なんか安心して話せてしまうわ」
「聞き上手はモテる秘訣さ。男が自分語りなんてあんまりするものじゃないのを知っているだけだよ」

改めて、いや初めてちゃんと自己紹介をここでするような気がする。
俺は拝 春暉おがみ はるき。今年からティナと同じ未来都市の大学に入学。
家族構成は母親に小さい時からずっと育てられた。俺に父親の記憶は全くないんだけど小学生になる前に行方不明になった。母親はきっと帰ってくるといつも帰りを信じている。俺は覚えていない父親のことより母さんが心配だし大事にしたい。
格闘技や武術は小学生になった頃からずっと母親に叩き込まれた。他にサバイバル術やナイフ、海外に連れていかれて銃の扱いやらなんやらこの親は俺を殺し屋かネイビーシールズにしたいのかと思うくらい実践ばかりだった。
暗殺一家はどちらかというと俺のほうだ。

普通に暮らしていたら絶対に体験できないことばかりでそれらの知識と経験は自分の糧になっているし俺自身が嫌だと思ったことが一度もなかった。
母さんの教え方がすごく上手いんだと高校生になった時にわかった。
そして時々母さんは俺に向かって

「お父さんを見つけてもう一度会わせて」
とぎゅっとしてくる。
俺がだんだん父親に似てきたから余計に父を思い出すようになったぽい。

俺にも反抗期があって母さんのその言葉が重たくなった時
「これだけ10年以上待っても帰ってこないやつのことなんか忘れて新しい人見つけて自分の幸せ見つけろよ」
と言い放ってしまったことがある。だけど母さんは優しい笑顔で
「ハルキ、お母さんが誰かに殺されるって想像できる? お父さんはね………もっと強いのよ。
お母さんが惚れた男よ、絶対に生きている」

強い信念をこの言葉から感じた。俺の中で母さんは精神、肉体のどちらも途方もなくすごい人で絶対叶わないと感じていたからこの母さんにこれだけのことを言わせる父さんがどれほど凄い人なのか意識するキッカケになった。
だけどどれだけ昔のアルバムから数少ない家族写真、父と写っている写真を見返すことはあっても父のことは全く何も思い出せなかった。

細かく自己紹介したけど、ティナに話したのは母さんから武術を教えてもらったこと父親がいないこと、動物は柴犬が好きなことなど割と当たり障りないことばかりにしておいた。
無人島やジャングルで野生動物相手にサバイバルするとかアメリカ旅行に行って荒野で銃をぶっ放せるイベントに参加したり色々とあるのだけど、ティナがどんな人間かまだわからない上、会ったばかりのその日にそこまで話す必要はないと判断した。
ドン引かれてせっかくの関係性が終わってしまったら悲しいじゃん。

話が盛り上がりすぎて時計を見たら夕飯の時間を回っていた。
長いしすぎてしまったのでお店をでて今日は解散することにした。
ティナの最寄り駅まで見送って帰路についた。

あっれー、おかしい。俺の性格とこれまで育ってきた環境から難しいのはわかるんだけど、少しはパリピな学生生活と合コンに行って彼女を取っ替え引っ替え作ってそれなりに充実した大学生活を穏便に過ごそうと思っていたんだけどな。
目の前で殺人未遂事件に遭遇しちゃった。
まだ4月でこれだとこれからの学生生活は理不尽なことが起きる予感しかない。

その代わり代償として得られるものがあるといえば、今回は階堂ティナと友だちになれたことだ。
大学生活を送っていたらティナと学内でそのうちどこかで会っただろう。
だからといって友達になれるかというと接点がない限りお互い他人のままで終わった可能性がある。
何より俺が全女子を避けているからね!
巡り合わせってのは不思議でこの件でティナと出会えたことに感謝しかない。
どんな目にあってもその出来事から何をプラスにしたかで自分の精神がやさぐれないでいられる。

今日の大学は二人でサボったけど、今日までの大学生活で一番楽しい時間を過ごすことが出来た。

そう考えれば俺のこれからの大学生活はきっと楽しいに違いない。


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