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サイコパスの幼少期
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生まれてから少しの年月が過ぎ、僕も5歳になった。
変わらず大人しくしている日々だが、魔力の鍛錬は毎日欠かさず行なっている。ベッドに寝っ転がりながらする為、メイドが部屋に入ってきた時はギョッとした眼で見られるが、それはご愛嬌だ。
暇だ、暇すぎる。
ということで頭の悪い君たちに今から僕が王宮内を案内してあげよう。せいぜい耳をかっぽじって聞くんだな。
まず初めに、僕の自室を出て右に五十メートル程直進すると黒を基調とした花があしらわれてある巨大な扉にぶち当たる。そこを全体重で押し開けると、真っ白な空間に玉座が一つ存在する。そう、ここが言わずもがな「謁見の間」である。 真っ黒な扉と対比するかのような真っ白い空間に黄金の椅子は訪問してきた者に大きな威圧感を与える。
謁見の間をでて更に二十メートル進み右に曲がると、そこでは大きな本棚に大量の本が出迎えてくれる。魔物に関する本、魔法関連の本、帝国の歴史などなど…千冊や二千冊どころか十万冊以上はあるんじゃないだろうか。実際に父親も王宮以上に本を取り揃えている図書館はないと言っていたしね。
そして、書庫を出て角を曲がり階段を降りる、いや、降り続ける。そうするとほら、見えてきた。辺り一面に薔薇のような赤い花が鮮やかに咲き、僕を歓迎してくれる。
庭から王宮を見てみると、やはり全体が真っ黒である。門、扉、手前の階段全てが黒、黒、黒である。そのため、民衆らはこの王宮のことをこう呼ぶらしい、「ブラックハウス」とね。
そういえば明日から僕に家庭教師なるものが付くらしい。どうやら魔法の鍛錬をしていたことが父親にバレたみたいだ。魔法や武術では習うことは何もないだろうが、他の事にはせいぜい期待しておこう。
変わらず大人しくしている日々だが、魔力の鍛錬は毎日欠かさず行なっている。ベッドに寝っ転がりながらする為、メイドが部屋に入ってきた時はギョッとした眼で見られるが、それはご愛嬌だ。
暇だ、暇すぎる。
ということで頭の悪い君たちに今から僕が王宮内を案内してあげよう。せいぜい耳をかっぽじって聞くんだな。
まず初めに、僕の自室を出て右に五十メートル程直進すると黒を基調とした花があしらわれてある巨大な扉にぶち当たる。そこを全体重で押し開けると、真っ白な空間に玉座が一つ存在する。そう、ここが言わずもがな「謁見の間」である。 真っ黒な扉と対比するかのような真っ白い空間に黄金の椅子は訪問してきた者に大きな威圧感を与える。
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