無能と呼ばれた鍛冶師の神〜能力値向上のチート装備を村人たちに持たせて最強の国を築く!!

七色夏樹

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第1話 神は皆スケベである!

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 俺の名はウゥルカーヌス。
 神だ。
 神といってもこれといって特別なことなど何もない。

 ここ、天界には数え切れないほど様々な神が健在する。
 俺が暮らすのは天界の東に位置する神国、その端っこの海沿いの小さな一角。

 そこが俺が領主を務める俺の聖地。

 東の国での俺の役割といえば、もっぱら武器の製作だったのだが、それも数百年前までの話。

 というのも昔は天界のあちこちで神々による戦争が勃発していた。
 領土を巡る争いの末――殺し合いなんてのは日常茶飯事だった。
 あの忌まわしき大戦で、一体どれほど多くの神が死んだことか。

 だけどある時、このままでは天界から神が消えてしまうと危惧した神々によって話し合いが行われた。

 一、天界で殺し合いはしてはならない。
 ニ、天界での領土争いはゴッドゲームによって決めること。

 ゴッドゲームってのはとある人間世界を舞台に繰り広げられる、神々の戦のことである。
 人間世界での領土支配によって、あらかじめ賭けていた天界での領地を奪い合うというもの。

 しかしこれにも幾つかのルールがあり、基本的にクソ面倒くさい。
 正直俺はあまり覚えていない。
 というのも、俺には腹違いも含めると兄弟が24人もいる。

 ここまで言えばわかると思うが、俺がやらなくたって誰かが国を大きくする。
 他力本願が俺の座右の銘。

 俺がどうしてこんなにも堕落してしまった神になったのかって……理由は単純だ。
 この世に生まれ堕ちたその時より、俺には最高がなかった。

 ここで言う最高ってのは、父であるゼウスの席――神座だ。
 人間たちで言うところの玉座。
 東の神国というのは、わかりやすく云えばゼウスを最高神とした国のことである。

 そして、俺はそのゼウスの子だ。

 ゼウスの子にはそれぞれ席が与えられており、その席の位が若ければ若いほど力を有す。
 ここで言う力とは、主神継承権のこと。
 ちなみに俺の席番は末席――下位も下位の25番。

 先程も言ったが、俺には24人もの優秀すぎる兄弟がいる。
 その中で俺は二番目。
 長男アレースに次ぐ次男。
 けれど、俺に与えられた席番は25番。

 な、やる気が出ないだろ?
 頑張ったところで俺が最高になることはない。
 弟や妹に嘲笑われる兄、それが長年変わらぬ俺のポジション。

 ちょっとぐらい見返してやろうとか思わないのか、なんて思うかもしれないが、それこそくたびれ儲けの銭失いだ。
 なぜならば、俺は父――ゼウスに心底嫌われている。

 当然と云えば当然だ。
 俺はゼウスの実の子ではない。
 母であり、ゼウスの正妻であるヘラが何処からともなく連れてきた子、それが俺だ。
 つまり、俺にはまともに戦うだけの戦力がない。

 直接的な戦争がなくなったことで、鍛冶師だった俺の存在価値は薄れ、今ではお払い箱の用済みというわけだ。
 ま、それならそれで別にいいさと、俺は俺で気楽に暮らしている。

「よいではないか。少しだけだ」
「ウゥルカーヌス様……こ、困りますっ」

 天界においてメイド天使は神に仕えるもの。
 小さな我が神殿にも、一応それなりに天使メイドはいる。
 中でも最近新しく入ってきたミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエルの四人にはかなり目をかけている。
 特にこのミカエルたその恥じらった表情なんて堪らんじゃないか。

 ドンッ――ってな具合に壁ドンしてから耳元に顔を近づけると、それだけで全身真っ赤に染まっていく。
 うぶなリアクションが可愛すぎる。

「とかなんとか言って、本当は嬉しいのだろ? 耳まで真っ赤だぞ? 」
「そ、そんなことはありませんっ。本当におやめてくだ――きゃぁっ!?」

 嫌よ嫌よも好きのうち。狡猾な蛇のような手つきでスルリと禁断のスカート内花園に侵入を果たす。
 そのまま禁断の果実にかぶりと噛みつく。
 程良い弾力とシルクのような滑らかな手触り。最高だッ!

「――ひぃっ!?」

 涙目からの上目遣い、からの流し目キタ――――!
 エッッッロ!
 つーか、ミカエルたそマジ天使だわ。
 いやまぁ……天使なんですけどね。

「お願いです……。どうか手を、おどけください」
「天使だからって我慢することはないのだぞ。神は皆、淫らなセックスライフを楽しんでおるのだ」
「そ、そんなこと!?」
「男女の営みを恥じることなどないのだ。俺もお前もそうやってこの世に生を受けたのだ。セックスとは愛! そして神である俺はお前たち天使を心の底から愛している! 神である俺がお前を愛することは……いけないことか?」
「いえ、でも……その」

 ヤれる!
 この反応は絶対ヤれる!!
 あと少しでミカエルたその処女ゲットだぜ!!!

「お前は俺を――神を愛してはくれぬのか?」
「……そのようなことはございませんが……。しかし、その……やはり――」
「みなまで言うな! わかっているとも。大義名分が欲しいのだろう?」
「は?」

 俺は優しく微笑み、戸惑うミカエルの肩にそっと手を置いた。
 そしてもう片方の手で彼女の顎をクイッと持ち上げる。
 顎クイだ。一度やってみたかったんだよな。

「――――んっ!?」

 突然のくちづけに目を見開いて驚くミカエル。
 だがそれも一刻。
 これまでに数千数万の天使たちを籠絡してきた俺の舌使いに、彼女の瞼は自然と落ちていく。気づけば俺の首に両手を回し、せがむように何度も唇を押しつけてくる。

「ミカエルよ、愛とは素晴らしいな」
「はぃ……ウゥルカーヌス様」
「そのような堅苦しい呼び方はよせ。これからは愛しのウゥルと呼んでくれ」
「はい! ウゥル様♡」
「では、続きは俺の寝室で――」
「ウゥル様、その……はじめてなので、優しくしてくださいね?」
「もちろんだ」

 よっしゃァあああああああああああああああッ!!
 と、今すぐ大声で叫び出したいくらいに俺は歓喜している。
 俺は逸る心を力技で押し殺し、歯を食いしばってスキップしたい衝動を抑えた。


 そして半日が過ぎた。

「ウゥルしゃまっ……んんっ」

 ミカエルたそは今日がはじめてだったというのに、なんという性欲。
 半日ずっとやってるというのに、まだこんなにも元気だなんて……。
 顔に似合わぬ性欲お化けだな。このスケベめっ。
 しかし残念なことに男には限界というものがやって来る。

「ミカエルよ、少し腕枕タイムとしようではないか。さすがの俺もこう連続では体がもたんのだ。面目ない」
「はい! ウゥル様♡」

 はにかんだ笑顔の彼女を見ていると、こちらまでついつい笑顔になってしまう。
 嫌なこと――主に家族内格差さえも忘れてしまえる気がする。
 まさに天使――いや、俺にとっては大天使だ。

「こそばゆいです♪ ウゥル様」
「くすぐっているのだから当然であろう」

 永遠にこうしていたい。
 本気でそう思えるほど、彼女と過ごすこの時間はかけがえないものだと思えた。
 ――が、いつの世も幸せは長くは続かない。

 ド――――ンッ!

「なっ、なんだ!?」

 突然部屋の扉が吹き飛んだ。
 白煙の中から現れたのは、血に飢えた獣のような女――エニュオ。
 ゼウス6番目の子供にして四女。

 ミカエルの朱毛よりもさらに濃く赤い髪を靡かせている。
 鮮血色の髪と瞳がこの女を体現しているといっても過言ではない。
 先の話し合いにおいて天界での戦闘は固く禁じられているにも関わらず、こいつが得物を手放しているところを俺は見たことがない。
 無作法な振る舞いからもわかるように、自他ともに認める戦闘狂だ。

 女として生まれてきたことが間違いだったのではないかと思ってしまうほど、色気の欠片もない筋肉女。
 唯一の救いは、母に似て顔だけは整っており美人だということ。

「いい加減ドアの開け閉めくらい覚えたらどうだ?」
「あぁ?」

 精一杯の厭味を込めて言ってやると、威嚇するような阿遮一睨を向けてくる。

「ひぃっ!?」

 怯えたミカエルがシーツを掴んだまま部屋の隅に素早く退避する。
 それを横目で確認していると、気づいた時には体が宙を舞っていた。同時に凄まじい破壊音が鳴り響く。
 エニュオがベッドを蹴り飛ばし、壁に激突して粉砕。俺はだるま落としの要領で宙をさまよい、次の瞬間には首を掴まれていた。

「ぐぅっ……」
「ウゥル様ッ!?」

 ミカエルの悲鳴が耳をつんざく。
 俺は流し目で彼女を見やる。
 大丈夫、なにも心配いらないと薄く笑った。

「へらへらしてんじゃねぇよクズ野郎」
「生まれつきそういう顔なんだよ、悪かったな」
「全裸で妹に片手で絞め上げられるとか、みっともねぇとか思わねぇのかぁ。あぁん?」
「そう思うなら離してくれると助かるんだけどな。それに、相手がお前なら仕方ないだろ?」

 苦笑する俺を、エニュオは睨みつける。
 それでも俺は媚びへつらったように笑う。
 なぜならこの女はガチで強いのだ。
 それになにより、長男のアレースがなぜかこの筋肉女を気に入っていたりする。

「相変わらずお盛んだな、クズ野郎」

 部屋の隅で震えるミカエルを一瞥して、また俺を見据える。

「こう見えて意外とモテるんでな――うぅっ」
「あんまり調子こいてんじゃねぇぞ。へらへらしやがって、気に食わねぇんだよ!」

 投げ捨てられて咳き込む俺に、エニュオはゴミを見るような侮蔑的な目を向ける。

「ウゥル様!」

 駆けつけたミカエルが背中をさすってくれる。
 けれど俺は彼女の方を見れない。
 そりゃそうだろ。妹にボコられて背中を擦られるって……さすがに笑えねぇ。
 しかし、こんなことは今にはじまったわけではない。
 俺はずっと媚びへつらって生きてきた。
 それが俺の生きる術だったのだ。

「親父がてめぇを呼んでる」
「え……親父が、俺を?」
「あたいはちゃんと伝えたからな」

 それを伝えるためだけにわざわざやって来たのかよ。
 普通に連絡してくれれば済む話じゃないかとは思ったものの、口には出さない。
 エニュオが去ったことを確認した俺は、心の中でつばを吐きながらホッと胸をなでおろしていた。

「親父が俺を呼んでいる……」

 やべぇ、すげぇ嫌な予感しかしない。
 できることなら聞かなかったことにしたいくらいだ。
 でもそうすると、あの筋肉女が猪みたく突っ込んでくる姿が容易に想像できてしまい、それはダメだとすぐに思い留まる。

 あっ! そのためにわざわざあいつを寄越したのか……クソっ。
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