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プロローグ
ご想像の通り
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さて。
まぁ、大方の予想通り俺、こと榊 竜児は異世界転移でこの世界~何つったっけかな、ムカつきすぎて聞き逃した~に、やって来た。
…つか、巻き込まれて飛ばされて来た。
元々は、女勇者~単なる知人の篠原 桜だけを呼び出すハズだったのにあの女…。
状況的にはこうだ。
俺は高校2年、ゴールデンウィーク明けでなんとなく呆おっとしてる頃、俺は幼馴染(これは本当)の篠原圭~大学1年、篠原桜の兄~と、待ち合わせしていた。
すっげーニガテな化学の勉強見てもらう為である。
いや、だって次の小テストで赤点なんか取ったら…分かってるよね? とめっちゃ良い笑顔で母に脅され…げふん、忠告されたので、圭兄に教えて下さいと頼み込んだのである。
時は土曜の午後。
2時間ほど市立図書館で弛んだ脳ミソを絞り上げてもらった後。
腹減ったし、いい時間だし何か食うかー、とファミレスに移動中だった。
向かいから圭兄の妹(これ以外の認識は無い)が、妙な光を発しながら俺の方に突撃して来た。
アレだ。
いわゆるひとつの召喚陣、ってヤツから逃げてたんだろうな。
ヤツの後追い掛けて光ってたし。
つか、妙な光が湧いた時点で大人しく召喚されてりゃ良かったのに、ヘタに逃げるから追い掛けて来たんじゃねぇの?
とにかく、そーやって召喚陣を引き連れてやって来た妹は、俺の上着の裾を鷲掴みにしつ~最初、俺に抱きついてこようとしたんで避けたんだが~そのままヤツと一緒に光に包まれて…。
まぁ、大方の予想通り俺、こと榊 竜児は異世界転移でこの世界~何つったっけかな、ムカつきすぎて聞き逃した~に、やって来た。
…つか、巻き込まれて飛ばされて来た。
元々は、女勇者~単なる知人の篠原 桜だけを呼び出すハズだったのにあの女…。
状況的にはこうだ。
俺は高校2年、ゴールデンウィーク明けでなんとなく呆おっとしてる頃、俺は幼馴染(これは本当)の篠原圭~大学1年、篠原桜の兄~と、待ち合わせしていた。
すっげーニガテな化学の勉強見てもらう為である。
いや、だって次の小テストで赤点なんか取ったら…分かってるよね? とめっちゃ良い笑顔で母に脅され…げふん、忠告されたので、圭兄に教えて下さいと頼み込んだのである。
時は土曜の午後。
2時間ほど市立図書館で弛んだ脳ミソを絞り上げてもらった後。
腹減ったし、いい時間だし何か食うかー、とファミレスに移動中だった。
向かいから圭兄の妹(これ以外の認識は無い)が、妙な光を発しながら俺の方に突撃して来た。
アレだ。
いわゆるひとつの召喚陣、ってヤツから逃げてたんだろうな。
ヤツの後追い掛けて光ってたし。
つか、妙な光が湧いた時点で大人しく召喚されてりゃ良かったのに、ヘタに逃げるから追い掛けて来たんじゃねぇの?
とにかく、そーやって召喚陣を引き連れてやって来た妹は、俺の上着の裾を鷲掴みにしつ~最初、俺に抱きついてこようとしたんで避けたんだが~そのままヤツと一緒に光に包まれて…。
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