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いよいよ、かな。
あ、眩暈が……。
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ドレス職人と侍女達の盛り上がりが尋常じゃあ無い。
誰も止めようとしない為、どこまでも盛り上がる。
ちょっと側に居たくない。
職人についてきたお付きの人と、兄月サマが笑顔を浮かべたまま、睨み合ってるのもなかなか物騒な状況。
これが、一室で同時進行しているって……何の修羅場?
私、ここにいる意味無いよな?
……と、ゆーコトで。
タイミングを見計らって体調不良、気分不快を訴えてその場を退場。
いや~、見るからに顔色悪いな!? って雰囲気を醸し出しての退場だからな。
その旨を奇行子に語ってくれるモノと期待する。
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