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こっそりと、夜のお茶会。
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…ようやく戻ってきたよ《壺中天(笑)》…。
なんかも~…ムダに疲れた。
明日だけ、と言わずに2・3日何もしないで引きこもっても、バチ当たんないと思うんだが。
どうだろう?
「さんせ~…」
「…悪くないね…」
「私、今からフテ寝していいかしら…」
全員やる気のカケラもないよーだ。
今日は散々な1日だった。
…最後に良いモノ見たけど。
あの女王様は、うつくしかった…。
思い出してうっとりしてたら、スズが。
「オレ、お前があんなにウキウキしてんの、すっげー久し振りに見たわ…」
美人は世界の宝だぞ。…たとえ世界を違えても、な。
今日、この後の予定は何もない。
夜半過ぎに銀竜が目覚める予定以外は、何もない。
メシ食ったら各々好きにするが良い。
暇潰しに良さげな本とか、いくらでも出すぞ。
禁止図書室の中でも何の障りも無い、無難な普通の本で良ければだけど。
俺はまあ…一回寝る。
んで夜中前に起きることにする。
「そーだ銀さん!」
スズ…大声出さなくても聞こえてる。
「あ、悪い。…銀さんなんであんなにボロボロだったのか聞かなきゃ!」
興味の尽きないお年頃か。
「そーよね~…。過去にあったナニカとの関連とか。…色恋沙汰かしら」
なんかわくわくしてないか?リッカさん。
人の過去とか…そのあたりつつかないってワケには…。
「女子は恋愛話とか、大好物なのよ!」
そんなに吠えなくても…。
腐ってなくてもいいんだ…?
何でもアリか?
…当人同士が納得している上で、俺には一切関係ないんなら、別にどーでもいいんだが…。
強引にとか、ムリヤリにとか、ストーカー行為とか、犯罪臭が漂ってきたらシメるぞ。
こう、物理的に、キュッと。
空腹を満たした後、各自自分の部屋に引っ込んだ。
俺は──銀竜が起きてきたら食わせるモノの準備して──一応多目に──それから、寝た。
体内時計狂うだろうな~…などと思いながら。
フ、と目が覚めた。
夜半近く、そろそろ銀竜が目覚める頃合いだ。
リビングに行くと、既にミヤさんがいた。
あれ?起きてたんですか?
「ん…?あぁ…仮眠したよ」
ミヤさんは、自分の異次元倉庫から出したポットからカップに茶を注いで、俺に渡してくれた。
あ、すみませんね~…。んじゃ茶菓子でも…。
通りすがりの屋台で買い込んだ菓子を出した。
スズとリッカさんは、どうしてますかね?
「爆睡中…無理に起こさなくてもいいよね?」
「そーですね…。そのつもりは無いです」
ドライフルーツをみっしりと混ぜ込んだ、焼き菓子をかじりながら、ミヤさんと2人、夜のお茶会としゃれ込んでみた。
…昼間とのギャップが激し過ぎる…。
ホントに何だったんだろうアレ…。
「…生徒を迎えにきたはずの教師がやらかすって、どうなんだろうね…。とんだ不祥事だし、今までに何度も似たような事を繰り返しているのに、ずっと放置されてたって事実も恐ろしいよね。…こっちの学校って、何をどうしてるんだろうね…」
「のじゃロリババア自体もアレでしたけど、なんでヤツがハーレム勇者(笑)なんか連れてきたのか…。勇者(笑)もなんでまた、ある日突然勇者と名乗り出したって…。何かのヤマイか、ナニカにアブダクションされたのか…」
ミヤさんが、半笑いで続く。
「突然空からオレンジ色の光が降ってきて…ってやつ?UFOに攫われた某国の農民の人じゃあるまいし」
いや、そーだったらちょっと笑うって話。
まあ勇者(笑)はそれでいいや。
聖女(笑)のアレは何なんですかね?
俺のこと見て悪魔…って言ってましたからね~。
…眼球の移植とか、何つーかこー…。魔法的ってよりも医療的なカンジですよね。
あのヒトウサギも造られた種族とか言うし…。
俺らの他にも喚ばれた…っつーか、飛ばされてきた人がいるんですかね?
「あの、マクリールの勇者召喚は有名なようだし…」
ミヤさんは、軽く考えて言った。
「僕らの前に、どこかの国で召喚したのかな?…眼球の移植とか、近代医療だろうし。ひょっとして、ヒトウサギを造ったのと同一人物だったりしてね」
「あ~…マッドな医者とか科学者とかが、何の規制も無い世界ではっちゃけた結果、とかですか」
あり得る。
ものすご~くあり得る。
思わずミヤさんと2人して、顔見合わせて頷いていた。
誰も何にも言わないだろうから、人体実験やりたい放題し放題、ってヤツか。
ロクなことしない魔法使いとかもいるらしいし、イカレたヤツには天国だろ~な。
「…僕らはそうならないように、ね」
うぇ~い。
なんかも~…ムダに疲れた。
明日だけ、と言わずに2・3日何もしないで引きこもっても、バチ当たんないと思うんだが。
どうだろう?
「さんせ~…」
「…悪くないね…」
「私、今からフテ寝していいかしら…」
全員やる気のカケラもないよーだ。
今日は散々な1日だった。
…最後に良いモノ見たけど。
あの女王様は、うつくしかった…。
思い出してうっとりしてたら、スズが。
「オレ、お前があんなにウキウキしてんの、すっげー久し振りに見たわ…」
美人は世界の宝だぞ。…たとえ世界を違えても、な。
今日、この後の予定は何もない。
夜半過ぎに銀竜が目覚める予定以外は、何もない。
メシ食ったら各々好きにするが良い。
暇潰しに良さげな本とか、いくらでも出すぞ。
禁止図書室の中でも何の障りも無い、無難な普通の本で良ければだけど。
俺はまあ…一回寝る。
んで夜中前に起きることにする。
「そーだ銀さん!」
スズ…大声出さなくても聞こえてる。
「あ、悪い。…銀さんなんであんなにボロボロだったのか聞かなきゃ!」
興味の尽きないお年頃か。
「そーよね~…。過去にあったナニカとの関連とか。…色恋沙汰かしら」
なんかわくわくしてないか?リッカさん。
人の過去とか…そのあたりつつかないってワケには…。
「女子は恋愛話とか、大好物なのよ!」
そんなに吠えなくても…。
腐ってなくてもいいんだ…?
何でもアリか?
…当人同士が納得している上で、俺には一切関係ないんなら、別にどーでもいいんだが…。
強引にとか、ムリヤリにとか、ストーカー行為とか、犯罪臭が漂ってきたらシメるぞ。
こう、物理的に、キュッと。
空腹を満たした後、各自自分の部屋に引っ込んだ。
俺は──銀竜が起きてきたら食わせるモノの準備して──一応多目に──それから、寝た。
体内時計狂うだろうな~…などと思いながら。
フ、と目が覚めた。
夜半近く、そろそろ銀竜が目覚める頃合いだ。
リビングに行くと、既にミヤさんがいた。
あれ?起きてたんですか?
「ん…?あぁ…仮眠したよ」
ミヤさんは、自分の異次元倉庫から出したポットからカップに茶を注いで、俺に渡してくれた。
あ、すみませんね~…。んじゃ茶菓子でも…。
通りすがりの屋台で買い込んだ菓子を出した。
スズとリッカさんは、どうしてますかね?
「爆睡中…無理に起こさなくてもいいよね?」
「そーですね…。そのつもりは無いです」
ドライフルーツをみっしりと混ぜ込んだ、焼き菓子をかじりながら、ミヤさんと2人、夜のお茶会としゃれ込んでみた。
…昼間とのギャップが激し過ぎる…。
ホントに何だったんだろうアレ…。
「…生徒を迎えにきたはずの教師がやらかすって、どうなんだろうね…。とんだ不祥事だし、今までに何度も似たような事を繰り返しているのに、ずっと放置されてたって事実も恐ろしいよね。…こっちの学校って、何をどうしてるんだろうね…」
「のじゃロリババア自体もアレでしたけど、なんでヤツがハーレム勇者(笑)なんか連れてきたのか…。勇者(笑)もなんでまた、ある日突然勇者と名乗り出したって…。何かのヤマイか、ナニカにアブダクションされたのか…」
ミヤさんが、半笑いで続く。
「突然空からオレンジ色の光が降ってきて…ってやつ?UFOに攫われた某国の農民の人じゃあるまいし」
いや、そーだったらちょっと笑うって話。
まあ勇者(笑)はそれでいいや。
聖女(笑)のアレは何なんですかね?
俺のこと見て悪魔…って言ってましたからね~。
…眼球の移植とか、何つーかこー…。魔法的ってよりも医療的なカンジですよね。
あのヒトウサギも造られた種族とか言うし…。
俺らの他にも喚ばれた…っつーか、飛ばされてきた人がいるんですかね?
「あの、マクリールの勇者召喚は有名なようだし…」
ミヤさんは、軽く考えて言った。
「僕らの前に、どこかの国で召喚したのかな?…眼球の移植とか、近代医療だろうし。ひょっとして、ヒトウサギを造ったのと同一人物だったりしてね」
「あ~…マッドな医者とか科学者とかが、何の規制も無い世界ではっちゃけた結果、とかですか」
あり得る。
ものすご~くあり得る。
思わずミヤさんと2人して、顔見合わせて頷いていた。
誰も何にも言わないだろうから、人体実験やりたい放題し放題、ってヤツか。
ロクなことしない魔法使いとかもいるらしいし、イカレたヤツには天国だろ~な。
「…僕らはそうならないように、ね」
うぇ~い。
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