目標:撤収

庭にハニワ

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……くたびれた……。

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あの肉人形は、厄ネタ3連発とは関係なかったらしい。
そして、どーやらまダお嬢とも無関係っぽい。
関係無いけど、なんでかベッ○ンバ○アーだのロッ○ンマ○ヤーだの……。
楽しそーに話すスズとリッカさんに、ミヤさんは我慢しきれずにツッコんだ。

リーランさんは??? って顔してた(多分)が、ギルド長とリドラさんはまったく聞いてなかったと見た。
いつものよーに、めっちゃイチャっとしてるし……。
リッカさんがガン見して、くふくふ笑っているのもいつものことだしな。
そんな光景を見ながら、俺とスズ、ミヤさんの3人は、そっと目を反らした。
そして、リーランさんは。

「……ベッ○ンバ○アー? ロッ○ンマ○ヤー? ……あんまり聞かない言葉だけど……???」

と、頭をヒネッていた。

あの……そんなに考え込む程のモンじゃないぞ~。
そーゆー名前の人が居たよな、ってだけの下らない話だからな。



しかし……何処まで行ったんだろーな、銀竜……。
呪式法陣のおかげ? でアイツが何処まで行ったのか、大まかなトコは分かるけど。
……結構遠くまで行ってるっぽいな。
国境近くね?
国境越えするのか?
……つか、どーゆー手段で移動してんだよ。
人形の方も、それを追いかけてる銀竜も。
剣と魔法のファンタジー世界って、ナゾだよなぁ……。

まあ、アイツらの移動方法とかは、さておいて。

「銀竜……戻って来るまでに、かなり……なんか距離的に4~5日くらいかかりそーなんだけど。どーします? 手間のかからない依頼とかこなしながら待ってますか。戻って来るまで……ぶっちゃけヒマでしょ?」

そうミヤさんに言ったらば。

「そうだね。……とりあえず、今日は戻ろうか。精神的にクるモノがあったし、ね……」

それを聞いて、うんうんと頷くスズとリッカさん。

……俺とミヤさんは、なんとなくぐったりしてるのに……。
スズよ、リッカさんよ。
元気だなぁ、おい。

じゃ、さあ?

「ひたすら茶菓子食ったんだろーし、夕メシは軽いモンでも……」
「「それはイヤ」」

2人して、声揃えて言いやがった。
ミヤさんは。

「僕はそんなに食べてないんだよね……。普通にごはん食べたいんだけど」
「お菓子とごはんは別腹!」
「そーそー」

リッカさんの宣言に乗っかるスズ。

……お前ら異次元倉庫に各自キープしてる料理の中から、好きなの選んで食えよ……。

とにかく、今日はもう解散。

ギルド長、リドラさん、リーランさん。
いろいろと……なんだろう、うん……。

これからも、ヨロシクお願いします……。







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