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後日談 君が来るから朝は輝く
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※最終話から一年半ほど後。セヴラン(受)が女を抱いている。
――あ、気持ちよくねーな……
不意に気づいて、セヴランはその後全部面倒になった。慣れた娼婦の体を開いて一発放った直後である。
多くの男がおざなりになりがちなその瞬間、相手が商売でやっているのでなければ引っ叩かれていたかもしれないくらい適当になった。客の動きに応じて喘いでいた名残のある女からすぐ離れ、サックを脱ぎ捨ててとっとと身繕いした。
初めから、酔った勢いだった。誘惑してきた彼女が煌びやかな金髪でそこそこの美人だったので魅力的に見えたのだ。けれどあまり熱くはなれなかった。合わせて愛想笑いするような時間を過ごし――それでも一応ヤることはやり、気持ちよいはずの射精が別段そうでもない事実に直面して今、我に返った。
思い返せばずっとそうだったなとも思って、明白な理由に、目の前の女から目を逸らした。
柔らかな胸や腿は以前なら堪能するところであるのに、もうまったく触る気が起きない。街灯の下では煌びやかに見えた金髪は比べてしまう。こんなくりくりに巻いた髪ではなくて、毛先に向かって緩やかにうねるくらいの、亜麻色の髪だ。顔だって――カイのほうが美人で可愛い。
カイ以外とは、気持ちよくも、楽しくもない。
こうして娼婦と寝たのは欲求不満からというわけではなかった。カイは相変わらず、セヴランの家にはよく来ている。園丁官の職務は当然、それ以外私的にも会って、仲良く、こういうこともしている。互いに満足いくまで触れ合っている。にもかかわらずセヴランが外で致してしまうのは、ただ単に目先の快楽に弱い所為だった。
酒は飲み過ぎるし、酔ってしまえば眠気や性欲に負けてしまう。働いているいつもの酒場に世話になって朝に園丁官を呼び寄せた回数は片手では足りない。今日のように歓楽街に繰り出して、賭け事など嗜んだ後は何処かの宿に入ってしまうこともあった。一人でいるのが寂しくなったりして、人肌つきで。半年に一遍ほどやらかしていた。
前回とうとうバレて、死にそうなほどに怒られた。泣いて縋って許してもらった。カイはセヴランがそういう生活をしてきたと知っていたし、何よりセヴランを嫌ってしまえなかったので――むしろ好きでしようがないからこそ怒りが湧いたので――最終的には折れるしかなかったのだ。
当然、二度は許さないと言った。
そこまで思い出し、セヴランの息はひくと揺れた。恐ろしくなった。怒られることもそうだが、その後カイに愛想を尽かされる想像をするともう駄目だった。やってしまってから行き着くのは悪い癖だが、セヴランはやっと反省した。
今さっき、心身共にカイ無しでは生きていけないと実感した。見捨てられたら今度こそ死んでしまう。
今日だっていつの夜だって本当に欲しいのはカイだったのに、一体何をしているのか。セヴランは自分に呆れて、これまでならそのまま寝入ってしまいそうなところ、振り切って帰った。帰ってすぐ風呂に入り、痕跡を消すように念入りに体を洗って、冷えた肌でベッドに行き着いたところでもう一度深く反省をした。
――もうホントにやめよ……
酒に酔っても娼婦は買わない。心は元より、寝るのも本当にカイとだけにしようと決意した。誰かを抱くより断然、カイに抱かれたかった。そのほうがずっと――幸せだ。
そうやってカイのことを想えば、さっき満たされなかった部分が騒いで身勝手に寂しくなった。すぐにでも会いたかった。慰めにカイの気配を探るよう、日当たりがよくて置き場所があるからと増やされた鉢植えたちを見つめては、石鹸の香りの残る白犬ギイ・サルーをぎゅうぎゅうに抱きしめた。翌日になれば会えると分かっているからなんとか耐えられた。
いつの間にか眠っていた。やがて、朝を告げるように呼び掛ける声に返事をする。扉の開く音がする。
やってきたカイは朝の光の中きらきらしていた。髪や瞳、顔の造形も柔らかな声もいつもどおりの緑のマントも。おはようと交わして鞄を下ろし、決まったやりとりをし始めてなお。ああ、と感嘆とも安心ともつかない声を吐いて、セヴランは俯せに寝そべったまま眺めた。
カイの来訪を心待ちにしていた為に、今朝の庭の魔法は深く根ざしていた。艶やかに並ぶ緑の葉が首筋から腰まで、上体を覆って美しく流れている。それで身動きがとりづらいので、セヴランは端から諦めてベッドの上で待っていたのだった。カイもこうした事態にはもう慣れており、近頃は合鍵を使うのに躊躇がない。こういうときの作業台に――あるいは二人で過ごす際の飲食物の置き場所として――増えたテーブルへと手際よく道具を並べて採取を始める。
手入れの行き届いた外の庭も初夏の盛りで美しい。居間もこの部屋同様、鉢植えや水挿しの植物が増えてきた。買いなおした幾らかの家具と共にセヴランの新しい生活を形作っている。皆生き生きとしている。その中でも殊に、セヴランの庭、神々の園の一角は輝いていた。
今日のように身を覆うほどになることも珍しくなく、葡萄が実ったこともある。咲く花が二種類増え、時折葉擦れや楽の音を聞いている。恋の卵が事故を起こしたことも数度。
「なあ」
「ん」
「夜も来てよ。体洗って待ってるから」
「っん」
剪定をしながら、何気ない会話の流れで誘えば相槌が奇妙に弾む。
下手な努力をして色っぽく誘わなくともカイには直球で効く。普段はそうしたことを考えてもいない風なのに、割とすぐその気になる。抱きしめてほしいならそう言えばよい。――黙って抱きついてもよいが、そのまま性的なことに縺れこむのはこの時間だと許されないので、そういう展開を望むなら我慢のしどころだ。がっつくよりもしおらしくして見せたほうが反応がよいのをセヴランは知っていた。
クッション代わり、ぬいぐるみへ頭を置いて振り向き、セヴランはカイを見た。目が合う。
「だめ?」
「いや、……分かった、けど。仕事中に言うなよ」
「言わないと帰っちゃうだろ」
「せめて切り終わった後とか、帰り際とかあるだろ」
彼は寂しいセヴランを放ってはおかない。文句を言っても頷く。口煩いのはむしろ関心があるからだ。
「――じゃあ夕飯作るから買い物しておいてくれ」
「あの豚肉焼いたのとサラダがいいなあ」
「材料を揃えてくれるなら。酢も切らしそうだから買っておけよ」
セヴランは甘えたで寂しがりの欲しがりだ。
カイは案外、それが煩わしくない。求められると胸が疼くし、欲求を満たしてやると安心した顔をするのには彼のほうも心底ほっとする。自分が傍にいて、大事にしてやりたいなと思うのだ。
カイなら許してくれると甘える男にあまり尽くしすぎるとよくないと思いながらも――やや甘やかしすぎてしまうくらいが彼らの距離だった。それで上手くいっている。
止まっていた手が再び動き出す。何やら寂しさも芽吹いているのを宥めるよう、丁寧に毛繕いでもするよう、優しく緑を分けて触れるカイの指先に、セヴランは身を委ねた。手袋を脱いだ手が夜に撫でる感触も思い起こし待ち遠しくなる。
昨夜のことは内心ひそりと許しを請うて、もう絶対にしないからと重ねて誓う。
「酒も合うやつ買っとくね。シードルかな」
「休みなら控えろよ」
「普通休みのほうが飲むじゃん?」
言い返しても今日ばかりは、ちょっと控えておこうかなとも思った。ちょっとだけだが。
――あ、気持ちよくねーな……
不意に気づいて、セヴランはその後全部面倒になった。慣れた娼婦の体を開いて一発放った直後である。
多くの男がおざなりになりがちなその瞬間、相手が商売でやっているのでなければ引っ叩かれていたかもしれないくらい適当になった。客の動きに応じて喘いでいた名残のある女からすぐ離れ、サックを脱ぎ捨ててとっとと身繕いした。
初めから、酔った勢いだった。誘惑してきた彼女が煌びやかな金髪でそこそこの美人だったので魅力的に見えたのだ。けれどあまり熱くはなれなかった。合わせて愛想笑いするような時間を過ごし――それでも一応ヤることはやり、気持ちよいはずの射精が別段そうでもない事実に直面して今、我に返った。
思い返せばずっとそうだったなとも思って、明白な理由に、目の前の女から目を逸らした。
柔らかな胸や腿は以前なら堪能するところであるのに、もうまったく触る気が起きない。街灯の下では煌びやかに見えた金髪は比べてしまう。こんなくりくりに巻いた髪ではなくて、毛先に向かって緩やかにうねるくらいの、亜麻色の髪だ。顔だって――カイのほうが美人で可愛い。
カイ以外とは、気持ちよくも、楽しくもない。
こうして娼婦と寝たのは欲求不満からというわけではなかった。カイは相変わらず、セヴランの家にはよく来ている。園丁官の職務は当然、それ以外私的にも会って、仲良く、こういうこともしている。互いに満足いくまで触れ合っている。にもかかわらずセヴランが外で致してしまうのは、ただ単に目先の快楽に弱い所為だった。
酒は飲み過ぎるし、酔ってしまえば眠気や性欲に負けてしまう。働いているいつもの酒場に世話になって朝に園丁官を呼び寄せた回数は片手では足りない。今日のように歓楽街に繰り出して、賭け事など嗜んだ後は何処かの宿に入ってしまうこともあった。一人でいるのが寂しくなったりして、人肌つきで。半年に一遍ほどやらかしていた。
前回とうとうバレて、死にそうなほどに怒られた。泣いて縋って許してもらった。カイはセヴランがそういう生活をしてきたと知っていたし、何よりセヴランを嫌ってしまえなかったので――むしろ好きでしようがないからこそ怒りが湧いたので――最終的には折れるしかなかったのだ。
当然、二度は許さないと言った。
そこまで思い出し、セヴランの息はひくと揺れた。恐ろしくなった。怒られることもそうだが、その後カイに愛想を尽かされる想像をするともう駄目だった。やってしまってから行き着くのは悪い癖だが、セヴランはやっと反省した。
今さっき、心身共にカイ無しでは生きていけないと実感した。見捨てられたら今度こそ死んでしまう。
今日だっていつの夜だって本当に欲しいのはカイだったのに、一体何をしているのか。セヴランは自分に呆れて、これまでならそのまま寝入ってしまいそうなところ、振り切って帰った。帰ってすぐ風呂に入り、痕跡を消すように念入りに体を洗って、冷えた肌でベッドに行き着いたところでもう一度深く反省をした。
――もうホントにやめよ……
酒に酔っても娼婦は買わない。心は元より、寝るのも本当にカイとだけにしようと決意した。誰かを抱くより断然、カイに抱かれたかった。そのほうがずっと――幸せだ。
そうやってカイのことを想えば、さっき満たされなかった部分が騒いで身勝手に寂しくなった。すぐにでも会いたかった。慰めにカイの気配を探るよう、日当たりがよくて置き場所があるからと増やされた鉢植えたちを見つめては、石鹸の香りの残る白犬ギイ・サルーをぎゅうぎゅうに抱きしめた。翌日になれば会えると分かっているからなんとか耐えられた。
いつの間にか眠っていた。やがて、朝を告げるように呼び掛ける声に返事をする。扉の開く音がする。
やってきたカイは朝の光の中きらきらしていた。髪や瞳、顔の造形も柔らかな声もいつもどおりの緑のマントも。おはようと交わして鞄を下ろし、決まったやりとりをし始めてなお。ああ、と感嘆とも安心ともつかない声を吐いて、セヴランは俯せに寝そべったまま眺めた。
カイの来訪を心待ちにしていた為に、今朝の庭の魔法は深く根ざしていた。艶やかに並ぶ緑の葉が首筋から腰まで、上体を覆って美しく流れている。それで身動きがとりづらいので、セヴランは端から諦めてベッドの上で待っていたのだった。カイもこうした事態にはもう慣れており、近頃は合鍵を使うのに躊躇がない。こういうときの作業台に――あるいは二人で過ごす際の飲食物の置き場所として――増えたテーブルへと手際よく道具を並べて採取を始める。
手入れの行き届いた外の庭も初夏の盛りで美しい。居間もこの部屋同様、鉢植えや水挿しの植物が増えてきた。買いなおした幾らかの家具と共にセヴランの新しい生活を形作っている。皆生き生きとしている。その中でも殊に、セヴランの庭、神々の園の一角は輝いていた。
今日のように身を覆うほどになることも珍しくなく、葡萄が実ったこともある。咲く花が二種類増え、時折葉擦れや楽の音を聞いている。恋の卵が事故を起こしたことも数度。
「なあ」
「ん」
「夜も来てよ。体洗って待ってるから」
「っん」
剪定をしながら、何気ない会話の流れで誘えば相槌が奇妙に弾む。
下手な努力をして色っぽく誘わなくともカイには直球で効く。普段はそうしたことを考えてもいない風なのに、割とすぐその気になる。抱きしめてほしいならそう言えばよい。――黙って抱きついてもよいが、そのまま性的なことに縺れこむのはこの時間だと許されないので、そういう展開を望むなら我慢のしどころだ。がっつくよりもしおらしくして見せたほうが反応がよいのをセヴランは知っていた。
クッション代わり、ぬいぐるみへ頭を置いて振り向き、セヴランはカイを見た。目が合う。
「だめ?」
「いや、……分かった、けど。仕事中に言うなよ」
「言わないと帰っちゃうだろ」
「せめて切り終わった後とか、帰り際とかあるだろ」
彼は寂しいセヴランを放ってはおかない。文句を言っても頷く。口煩いのはむしろ関心があるからだ。
「――じゃあ夕飯作るから買い物しておいてくれ」
「あの豚肉焼いたのとサラダがいいなあ」
「材料を揃えてくれるなら。酢も切らしそうだから買っておけよ」
セヴランは甘えたで寂しがりの欲しがりだ。
カイは案外、それが煩わしくない。求められると胸が疼くし、欲求を満たしてやると安心した顔をするのには彼のほうも心底ほっとする。自分が傍にいて、大事にしてやりたいなと思うのだ。
カイなら許してくれると甘える男にあまり尽くしすぎるとよくないと思いながらも――やや甘やかしすぎてしまうくらいが彼らの距離だった。それで上手くいっている。
止まっていた手が再び動き出す。何やら寂しさも芽吹いているのを宥めるよう、丁寧に毛繕いでもするよう、優しく緑を分けて触れるカイの指先に、セヴランは身を委ねた。手袋を脱いだ手が夜に撫でる感触も思い起こし待ち遠しくなる。
昨夜のことは内心ひそりと許しを請うて、もう絶対にしないからと重ねて誓う。
「酒も合うやつ買っとくね。シードルかな」
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