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「俺の方が苦しいだろ・・・。
なんでだよ・・・まり姉・・・。」
「的場、様・・・?」
「的場様とかやめろよ・・・。
今は仕事中じゃねーだろ・・・。」
「でも・・・まり姉って・・・。」
私が苦しみながらも声を出すと、和君が顔を少し離し私の顔を見てきた・・・。
そして、照れたように笑って・・・
「まり姉だからな・・・。
すげー可愛い・・・。」
そんな・・・
そんな・・・
信じられない・・・
あり得ないことを言ってきた・・・。
可愛い部屋着は着ているけれど、
髪の毛はナイトキャップに全て仕舞い込み、
可愛くない顔が露になっている“別の私”を・・・
和君は・・・
“可愛い”と・・・
そう、言った・・・。
なんでだよ・・・まり姉・・・。」
「的場、様・・・?」
「的場様とかやめろよ・・・。
今は仕事中じゃねーだろ・・・。」
「でも・・・まり姉って・・・。」
私が苦しみながらも声を出すと、和君が顔を少し離し私の顔を見てきた・・・。
そして、照れたように笑って・・・
「まり姉だからな・・・。
すげー可愛い・・・。」
そんな・・・
そんな・・・
信じられない・・・
あり得ないことを言ってきた・・・。
可愛い部屋着は着ているけれど、
髪の毛はナイトキャップに全て仕舞い込み、
可愛くない顔が露になっている“別の私”を・・・
和君は・・・
“可愛い”と・・・
そう、言った・・・。
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