【完】可愛くて美味しい真理姉

Bu-cha

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「あの・・・でも、それは結構です・・・。
葛西さんにまた・・・相談します・・・。」



「葛西さんな・・・あの人めちゃくちゃ仕事出来るよな・・・。
あんな人出してくるのは反則だよ・・・。」



和君がそう言って少し笑って・・・それから優しい笑顔で私を見詰めてきた。



「俺の所の家事代行は辞めるってことで大丈夫か?」



「はい・・・。」



私に辞めて欲しいと思っていることは分かるので、私に拒否権はない・・・。



和雄君とも別れ、そして和君とも契約が終了する・・・。



終わる・・・。



全て、終わる・・・。



私の初恋が全て、終わる・・・。



そう思っていたら・・・



和君がギュウ────...と、苦しくて痛いくらい私を抱き締めてきた。



「これで俺と個人的に関わってくれる・・・?
これで・・・俺のこともう1回好きだって言ってくれる・・・?」



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