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「クラスの女の子達から無視されてるんだって~?
そんなことしてくる奴ら、全員ぶっ飛ばしてやればいいのに!!」
和君のお母さんは可愛い顔で今日もそんなことを言ってくる。
和君も言いそうな言葉に笑ってしまって、和君のお母さんと2人で和やかに料理を作っていく。
そしたら・・・
「ただいま!行ってきます!!」
と・・・。
玄関から元気な声が聞こえ・・・。
玄関の扉が開いたと思ったら閉まった音がした。
それに和君のお母さんがまた溜め息を吐く。
「何がどうなったのか・・・妹はあんな感じで・・・。
お父さんと私のそういう要素を全て詰め込んだかのような子になって・・・。」
「元気で、羨ましいです・・・。
弟からも良い子だと・・・聞いています・・・。」
「確かに悪い子ではないからそれはよかった・・・!!
うん、そう思うことにする!!」
和君は今日塾に行っていていないけれど、それでも和君のお母さんはとても優しくて・・・。
とても、可愛くて・・・。
とても、話しやすくて・・・。
「お母さんとは・・・料理が出来なかったので・・・ありがとう、ございます・・・。」
桃子さんは料理が出来ないらしくて。
なので和君のお母さんから教わる料理が私にとって初めての家庭の味で。
タッパーに入れて持たせてくれる和君のお母さんと作ったご飯。
お父さんと弟は「美味しい美味しい」といつもムシャムシャと食べていた。
そんなことしてくる奴ら、全員ぶっ飛ばしてやればいいのに!!」
和君のお母さんは可愛い顔で今日もそんなことを言ってくる。
和君も言いそうな言葉に笑ってしまって、和君のお母さんと2人で和やかに料理を作っていく。
そしたら・・・
「ただいま!行ってきます!!」
と・・・。
玄関から元気な声が聞こえ・・・。
玄関の扉が開いたと思ったら閉まった音がした。
それに和君のお母さんがまた溜め息を吐く。
「何がどうなったのか・・・妹はあんな感じで・・・。
お父さんと私のそういう要素を全て詰め込んだかのような子になって・・・。」
「元気で、羨ましいです・・・。
弟からも良い子だと・・・聞いています・・・。」
「確かに悪い子ではないからそれはよかった・・・!!
うん、そう思うことにする!!」
和君は今日塾に行っていていないけれど、それでも和君のお母さんはとても優しくて・・・。
とても、可愛くて・・・。
とても、話しやすくて・・・。
「お母さんとは・・・料理が出来なかったので・・・ありがとう、ございます・・・。」
桃子さんは料理が出来ないらしくて。
なので和君のお母さんから教わる料理が私にとって初めての家庭の味で。
タッパーに入れて持たせてくれる和君のお母さんと作ったご飯。
お父さんと弟は「美味しい美味しい」といつもムシャムシャと食べていた。
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