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そんな駿の言葉にはすんなり頷いた。
そして、駿は嬉しそうな顔をして頷いた後、私をジッと見てきた。



「思わず抱き付くほど、ユズに会えて嬉しかった?」



「それはそうでしょ!!
だって、ずっと会いたかったもん!!」



「うん、俺も。
ユズのこと好き?」



「好き!!」



「結子のことは?」



「今日、なんか好きになった!!」



「和のことは?」



「なんか格好良いから好き!!」



「俺のことは?」



そう聞かれ・・・



そう聞かれて・・・



「全然好きじゃない!!」



私が答えると、駿は満足そうに笑った。



「俺も全然好きじゃないけとね!!」



「私の方が好きじゃないし!!」



「俺の方が好きじゃないから!!」



「私の方が!!」



「私の方!!」



「俺の方!!」



「私!!」



「俺!!」




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