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朝・・・寝苦しくて目が覚めると・・・
羽毛布団の中、勝也に後ろから抱き締められ・・・
2人とも汗だくで寝ていた。
「体温・・・高い・・・」
笑いながら、勝也の腕の中で回転し勝也と向き合う・・・。
「んー・・・」
「もっと寝てて大丈夫だよ、まだ朝だから。」
「・・・今日、昼出るんだった!」
勝也がいきなり目を開け、自分の腕の中にいるわたしを見て驚き・・・
「・・・っ」
いきなりキスをしてきて・・・それも、結構ちゃんとしたやつで・・・
かと思ったら、勝也の方から慌てて離れ・・・
「遅れる・・・!!」
と、シャワーを浴びに行った。
少しだけ聞こえるシャワーの音を聞きながら考える・・・。
“いたした”後はすぐにシャワーを浴びに行く勝也。
汗だくだから仕方ないのかもしれないけど・・・。
それでも、付き合っていると思ってた1ヶ月くらいはそんなことはなくて。
汗だくのままでも抱き締めたまま、一緒に朝を迎えてくれていた。
こんな朝は、本当に久しぶりで・・・。
ここまでが、“お給料”の分なのか・・・。
ここまでが、“お礼”なのか・・・。
私の何が、“彼女”として認めてもらえなかったんだろう・・・。
料理・・・上手になれば、“彼女”になれるのかな・・・。
羽毛布団の中、勝也に後ろから抱き締められ・・・
2人とも汗だくで寝ていた。
「体温・・・高い・・・」
笑いながら、勝也の腕の中で回転し勝也と向き合う・・・。
「んー・・・」
「もっと寝てて大丈夫だよ、まだ朝だから。」
「・・・今日、昼出るんだった!」
勝也がいきなり目を開け、自分の腕の中にいるわたしを見て驚き・・・
「・・・っ」
いきなりキスをしてきて・・・それも、結構ちゃんとしたやつで・・・
かと思ったら、勝也の方から慌てて離れ・・・
「遅れる・・・!!」
と、シャワーを浴びに行った。
少しだけ聞こえるシャワーの音を聞きながら考える・・・。
“いたした”後はすぐにシャワーを浴びに行く勝也。
汗だくだから仕方ないのかもしれないけど・・・。
それでも、付き合っていると思ってた1ヶ月くらいはそんなことはなくて。
汗だくのままでも抱き締めたまま、一緒に朝を迎えてくれていた。
こんな朝は、本当に久しぶりで・・・。
ここまでが、“お給料”の分なのか・・・。
ここまでが、“お礼”なのか・・・。
私の何が、“彼女”として認めてもらえなかったんだろう・・・。
料理・・・上手になれば、“彼女”になれるのかな・・・。
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