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無意識に、それを受け取った。



「練習中だけど、今回上手く出来たよ!」



それだけ言って、また戻って行って・・・。
俺は受け取った苺パフェを見る。
確かに、綺麗に出来ていた。
他の先輩達みたいに、綺麗に・・・。




でも、あの子の苺パフェの方が綺麗だと思った。
凄い、輝いていた・・・。
凄い輝いているなと、いつも思っていた・・・。




それに、なんでかワクワクもした。





あの子の苺パフェを見ると、いつもワクワクとしたんだ・・・。






そうだ・・・






ワクワクとしていた。







ワクワクと・・・







あれは・・・







あれは・・・






まるで・・・






まるで・・・






プレゼント、だった。







サンタさんからの、プレゼントの箱を・・・






開けた時みたいな、感覚だった・・・。








俺苺パフェを見ながら呟いてしまった・・・








「凄いな、莉央は・・・。」







そんなことまで出来るのか・・・。
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