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日曜日、20時
夏の夜の下に広がる土手を、赤いキャミソールワンピースと赤いサンダル姿で歩く。
今日は結構風が強く吹いていて、空には雲1つないのが夜空でもよく分かった。
綺麗な夏の月を見上げ、風になびいていく長い髪の毛とワンピースをおさえながらゆっくりと歩いていると・・・
ネコがいた。
夜でも分かるくらいに真っ白で赤い瞳をしたネコが、美しく佇み私のことを真っ直ぐと見ている。
その美しいネコに微笑みかけると、ネコがゆっくりと私に背中を向け・・・
堂々と向こう側に歩いていった。
それに自然と笑顔になりながらネコを追うように私も歩いていく。
土手に寝転がって夏の空を眺めているニャンの元へ。
そして、私はネコと一緒にニャンの顔の上にヒョコッと顔を出した。
ニャンは突然現れた私の顔に物凄く驚いた顔をしている。
凄く凄く驚いた顔をして・・・
私の顔をマジマジと見た後・・・
両手でゆっくりと自分の目を覆ってしまった。
そんなリアクションには心配になっていると・・・
「めっっっっちゃタイプなんですけど・・・。」
小さいけれど力強い声でそう言われ、それには大笑いをしてしまった。
そして、言った。
「それはそうだろうね、ニャンのお母さんにお化粧教えて貰ったんだもん。」
夏の夜の下に広がる土手を、赤いキャミソールワンピースと赤いサンダル姿で歩く。
今日は結構風が強く吹いていて、空には雲1つないのが夜空でもよく分かった。
綺麗な夏の月を見上げ、風になびいていく長い髪の毛とワンピースをおさえながらゆっくりと歩いていると・・・
ネコがいた。
夜でも分かるくらいに真っ白で赤い瞳をしたネコが、美しく佇み私のことを真っ直ぐと見ている。
その美しいネコに微笑みかけると、ネコがゆっくりと私に背中を向け・・・
堂々と向こう側に歩いていった。
それに自然と笑顔になりながらネコを追うように私も歩いていく。
土手に寝転がって夏の空を眺めているニャンの元へ。
そして、私はネコと一緒にニャンの顔の上にヒョコッと顔を出した。
ニャンは突然現れた私の顔に物凄く驚いた顔をしている。
凄く凄く驚いた顔をして・・・
私の顔をマジマジと見た後・・・
両手でゆっくりと自分の目を覆ってしまった。
そんなリアクションには心配になっていると・・・
「めっっっっちゃタイプなんですけど・・・。」
小さいけれど力強い声でそう言われ、それには大笑いをしてしまった。
そして、言った。
「それはそうだろうね、ニャンのお母さんにお化粧教えて貰ったんだもん。」
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