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「“普通”に凄く上手な絵だね。」
高校1年、始業式から2日目。
夏休みに突然美術室に現れた国光さんがまた美術室にやってきた。
夏休みはあれから1度も会うことはなかったから久しぶりに会った。
そして俺が描いている絵についてそう言ってくる。
「それ、絶対にバカにしてるだろ?
“普通”ってなんだよ、“普通”って!!」
「バカにしてないよ!!
絵としては凄く上手だけど、コンクールに出す絵としては“普通”だなと思ってるなんて、言ってないから!!」
「言ってる!!それ心の中の声言ってる!!」
「でも、ニャンの絵は魂が込められてたから。」
「俺の絵はって?」
俺のことをネコと同じ“ニャン”とか呼んでいた国光さんに聞くと、国光さんが一瞬黙った。
「ネコのニャンの方。
あのニャンには魂が込められてた。
だからキャンバスの中にいてもニャンは生きてた。
あのキャンバスの中でニャンは魂を持って生きてた。」
「・・・神様の娘がそう言うならそうなんだろうな。」
“ゆきのうえ商店街”の近くにある小さな神社。
そこの神主のことを父さんだけではなく母さんまでも“神様”と呼ぶ。
色々と“普通”の人ではなく、商店街で生まれた“天使達”は代々そこの神社の神主に名前を付けて貰っているらしい。
だから父さんの名前も母さんの名前も国光さんのおじいちゃんにあたる人が付けたのかもしれない。
「“カヤ”って名前、国光さんのお父さんが付けたの?」
高校1年、始業式から2日目。
夏休みに突然美術室に現れた国光さんがまた美術室にやってきた。
夏休みはあれから1度も会うことはなかったから久しぶりに会った。
そして俺が描いている絵についてそう言ってくる。
「それ、絶対にバカにしてるだろ?
“普通”ってなんだよ、“普通”って!!」
「バカにしてないよ!!
絵としては凄く上手だけど、コンクールに出す絵としては“普通”だなと思ってるなんて、言ってないから!!」
「言ってる!!それ心の中の声言ってる!!」
「でも、ニャンの絵は魂が込められてたから。」
「俺の絵はって?」
俺のことをネコと同じ“ニャン”とか呼んでいた国光さんに聞くと、国光さんが一瞬黙った。
「ネコのニャンの方。
あのニャンには魂が込められてた。
だからキャンバスの中にいてもニャンは生きてた。
あのキャンバスの中でニャンは魂を持って生きてた。」
「・・・神様の娘がそう言うならそうなんだろうな。」
“ゆきのうえ商店街”の近くにある小さな神社。
そこの神主のことを父さんだけではなく母さんまでも“神様”と呼ぶ。
色々と“普通”の人ではなく、商店街で生まれた“天使達”は代々そこの神社の神主に名前を付けて貰っているらしい。
だから父さんの名前も母さんの名前も国光さんのおじいちゃんにあたる人が付けたのかもしれない。
「“カヤ”って名前、国光さんのお父さんが付けたの?」
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