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カヤside.......
“この部屋にもカヤが入れるように綺麗にしようとしてるところ。”
そんなことを言ったので、私は扉とニャンの隙間をネコのようにスルッと通り抜けた。
途中でニャンが私の腕を掴もうとしていたけれど、それも不思議と通り抜けることが出来た。
慌てて廊下を走り、真っ直ぐ続くリビングの扉を勢い良く開けた。
そしたら、いた・・・。
“私”がいた・・・。
リビングの1番大きな壁に、“私”がいた・・・。
リビングの壁には高校の時にニャンがデザインをしたステンドグラスが描かれている。
天井の壁紙にまでそれが描かれていて、そんな中で1番大きな壁には“私”がいた。
さっき副ちゃんから見せて貰った絵と似たような“私”が。
周りのステンドグラスの色とは少しだけ違う色、まるで光っているような色が私の顔を色んな色で塗っている。
「綺麗・・・。」
自分の顔なのに思わず呟いてしまった。
あまりにも素晴らしい作品だったから。
開けられている窓から強めの風が吹き、私の髪の毛が横に流れていったのでそれを手で抑え、なんとなく風を目で追った。
そしたら・・・
黒いペンキのような液体が缶の中に入っていて、その横には大きな筆があった。
「もしかして、この絵を塗り潰そうとしてたの?」
「うん。」
ニャンがすぐに返事をし、私はニャンに振り返った。
「こんなに素晴らしい作品を消したらダメ、絶対にダメ。」
強く強く強くそれが浮かんできて、ニャンを真っ直ぐ見詰めたまま伝えた。
ニャンは困ったように笑いながら頭を掻いていて、それから壁に描かれた“私”のことを小さく笑いながら眺めた。
「カヤがそれでいいって言うなら消さないけどさ。
あのさ、俺・・・カヤに謝らないといけないことがあって。」
「うん。」
「勝手にカヤの絵を描いて勝手に売ってる。」
「ああ、ね!さっき副ちゃんから聞いた!」
「軽・・・っ!!いいのかよ!?」
「別にいいよ、普段の化粧をしてたらこれが私だって分からないみたいだし。」
私がそう言うとニャンが面白そうな顔をして笑い、私に近付きながら右手を伸ばしてきた。
「汗すげー、アイテープ取れかかってる。」
「ニャンがこの絵を消そうとしてたからかな?
急いでニャンの所に行かなきゃって思って。」
“この部屋にもカヤが入れるように綺麗にしようとしてるところ。”
そんなことを言ったので、私は扉とニャンの隙間をネコのようにスルッと通り抜けた。
途中でニャンが私の腕を掴もうとしていたけれど、それも不思議と通り抜けることが出来た。
慌てて廊下を走り、真っ直ぐ続くリビングの扉を勢い良く開けた。
そしたら、いた・・・。
“私”がいた・・・。
リビングの1番大きな壁に、“私”がいた・・・。
リビングの壁には高校の時にニャンがデザインをしたステンドグラスが描かれている。
天井の壁紙にまでそれが描かれていて、そんな中で1番大きな壁には“私”がいた。
さっき副ちゃんから見せて貰った絵と似たような“私”が。
周りのステンドグラスの色とは少しだけ違う色、まるで光っているような色が私の顔を色んな色で塗っている。
「綺麗・・・。」
自分の顔なのに思わず呟いてしまった。
あまりにも素晴らしい作品だったから。
開けられている窓から強めの風が吹き、私の髪の毛が横に流れていったのでそれを手で抑え、なんとなく風を目で追った。
そしたら・・・
黒いペンキのような液体が缶の中に入っていて、その横には大きな筆があった。
「もしかして、この絵を塗り潰そうとしてたの?」
「うん。」
ニャンがすぐに返事をし、私はニャンに振り返った。
「こんなに素晴らしい作品を消したらダメ、絶対にダメ。」
強く強く強くそれが浮かんできて、ニャンを真っ直ぐ見詰めたまま伝えた。
ニャンは困ったように笑いながら頭を掻いていて、それから壁に描かれた“私”のことを小さく笑いながら眺めた。
「カヤがそれでいいって言うなら消さないけどさ。
あのさ、俺・・・カヤに謝らないといけないことがあって。」
「うん。」
「勝手にカヤの絵を描いて勝手に売ってる。」
「ああ、ね!さっき副ちゃんから聞いた!」
「軽・・・っ!!いいのかよ!?」
「別にいいよ、普段の化粧をしてたらこれが私だって分からないみたいだし。」
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急いでニャンの所に行かなきゃって思って。」
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