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春になれば大学を卒業する。
大学になんて行きたくもなかったけど、タダ兄から言われたから。
“不細工”を不器にするように、言われたから。
相手に対して“不細工なのに”の前置きを作らせてみろと、そう言われたから。
だから、“不細工なのに”タダ兄と同じ日本で1番の大学に進学してみせた。
自分の為ではなくタダ兄の為なら変わらず今も喧嘩もするし、やることも格好も不良だけど、それでも日本で1番の大学に入れたことは周りの目をいくらか変えた。
昔よりは、俺のことを嫌な目で見る奴が減っていた。
汚い物を見るような目で見る奴が減っていた。
その事実に1人で声を出して笑い、ポケットに両手を入れながら歩く。
“不細工だけど”俺は強い。
それに“不細工なのに”勉強まで出来る。
自信を持って歩ける。
俺は自信を持って笑える。
どんなに不細工でも、俺は生きていける。
それに・・・
「オッ!可愛い子発見~!!」
実家の最寄り駅で降りると可愛い女の子がいた。
そんな可愛い子にも自信を持って声も掛けられる。
「これからどこ行くの~?
俺もちょっとついていこうかな~!」
「・・・竜じゃん、私だけど。」
完全に汚い目で俺のことを見られ、よく見てみると同じクラスにもなったことのある地元の女だった。
「うわっ!お前、俺を誘惑すんなよ!!
何でそんなにめかしこんでるんだよ!?」
「竜を誘惑するわけないでしょ!
これからデートなの!」
「やったか!?やったか!?
そいつともうやったか!?」
「そんなこと竜に言わないって!
まあ、したけど!」
女がクスクスと笑いながらそう言ってきた。
こんな会話も出来るくらいになった。
“不細工だけど”面白い奴になったらこんなことも出来るようになった。
大学になんて行きたくもなかったけど、タダ兄から言われたから。
“不細工”を不器にするように、言われたから。
相手に対して“不細工なのに”の前置きを作らせてみろと、そう言われたから。
だから、“不細工なのに”タダ兄と同じ日本で1番の大学に進学してみせた。
自分の為ではなくタダ兄の為なら変わらず今も喧嘩もするし、やることも格好も不良だけど、それでも日本で1番の大学に入れたことは周りの目をいくらか変えた。
昔よりは、俺のことを嫌な目で見る奴が減っていた。
汚い物を見るような目で見る奴が減っていた。
その事実に1人で声を出して笑い、ポケットに両手を入れながら歩く。
“不細工だけど”俺は強い。
それに“不細工なのに”勉強まで出来る。
自信を持って歩ける。
俺は自信を持って笑える。
どんなに不細工でも、俺は生きていける。
それに・・・
「オッ!可愛い子発見~!!」
実家の最寄り駅で降りると可愛い女の子がいた。
そんな可愛い子にも自信を持って声も掛けられる。
「これからどこ行くの~?
俺もちょっとついていこうかな~!」
「・・・竜じゃん、私だけど。」
完全に汚い目で俺のことを見られ、よく見てみると同じクラスにもなったことのある地元の女だった。
「うわっ!お前、俺を誘惑すんなよ!!
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「竜を誘惑するわけないでしょ!
これからデートなの!」
「やったか!?やったか!?
そいつともうやったか!?」
「そんなこと竜に言わないって!
まあ、したけど!」
女がクスクスと笑いながらそう言ってきた。
こんな会話も出来るくらいになった。
“不細工だけど”面白い奴になったらこんなことも出来るようになった。
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