8 / 22
8.
しおりを挟む
「うーん、やっぱりむずかしいなぁ……」
教本を手に入れてから数日。一人自室のベットの上で魔法書を開けて俺は唸っていた。
なんとか小さな魔法なら使えるようになったのだが、かなりの時間がいるし、集中力もいるのでとにかく疲れる。
しかも魔力っていうものは生まれた時から量が決められているなんて言っていたが、正確にはピークに達した頃の魔力量が決まっているという事。
だからいくら全属性が使えるチートな俺様でも、成長途中な幼女であるが為まだ魔力量が少ない。
1日に基本中の基本といわれる魔法の、さらに最小の威力で2回分。これでもうおっさんは限界。
見た目は子供、頭脳はおっさんな俺からしてみれば、魔力を流すに至るまでならまぁまぁいける。どこぞの事件を解決しまくる名探偵ほどの頭脳じゃないから、やっぱり時間と集中力がいるけど。
そこまでいって、いざ魔力を流して魔法が完成する! って初めて魔法を試してみようとうはうはしていた時、
ーー俺、そういえば魔力なんてもの全くわかっていないのに、どうやって流せばいいんだよって気がついてしまった時の絶望な……。
結局その日は一度も魔法を試してみることができず、なおかつ幼女俺の魔力量の少なさが発覚して終わってしまったという、なんとも苦い思い出。
魔力の使い方がわからないんだったら、ティメオかクリストフに聞けば教えてもらえばいいんじゃないの? 一瞬そう考えもしたが、それじゃあ意味がない。
もし仮に俺がこの年齢で魔法が使えるということが発覚してしまい、ティメオによいしょよいしょされてでもみろ。
妹に負けたって原作のクリストフは心の闇とやらを抱えるほど繊細なんだから、俺のクリストフもそうなってしまうかもしれない。
しかも妹に負けたじゃなくて、まだ魔法属性さえわかっていない幼女妹に負けた事になるから、尚更酷い事になりそうだ。
……それは非常に困る。
この頃はあまりにもクリストフがちょろすぎて若干忘れかけていたが、あくまでも俺の最終目標は魔法を使うことじゃなくて追放エンド。
魔法とかのファンタジーを楽しむのはその次。
きっと初心忘れるべからずってやつなんだろう。
目先の事に囚われて今までの苦労がーーそれほどの苦労でもないけどーー水の泡になってしまったら大変だ。
ということで、俺は秘密裏に魔法の練習をしなければならないのである。
「ああああ、むずかしい……」
ごろごろと広く寝心地の良いベットの上を転がる。
ここ数日魔力を意識して感じようと頑張っていたからか、なんとなくもやもや~っとした感じだが、たぶん魔力であろうものの感覚は捉えられるようになった。
でもそこからが難しいのだ。
2、3回中に1回ほど、魔法が成功するようになってきたが、なんで成功するのか自分でもわからないのが悲しいところ。
「おれのまほうはっぴーらいふが、とおざかっていく……」
はぁ~と幼女にあるまじき深いため息を俺は吐き出した。
ころりと最後にもう一度転がった後うつ伏せになり、両手で頬杖をつく。
そのまま俺は八つ当たりとして、ベットでの相棒である枕を親の仇を見るかのように睨みつけ、念話を送りつけるようにして心の中で愚痴りはじめた。
……もっとさ、魔法ってさ。小難しい事なんか考えずに、頭ん中でイメージしたものがそのままなんかできちゃったりするもんじゃないの?
チートがないんだから、せめて使い方をそのくらい簡単にしててくれてもいいよなーって俺は思うんだよね。うん。
さすがにずっと睨みつけるのは相棒が可哀想なので目をつぶったが、頭の中ではうだうだとした、どうでもいいような思考は進んでいく。
そういえば前世で読んだライトなノベルで、魔法はチートってお約束で定番だったはずなんだけど。……おっかしいな。どこで間違ったんだろ?
こう、頭ん中でライターでボッって火が出るイメージをしたら、みんな実際ボッってできちゃったりしたりさ、してたじゃん。
だったら俺だってできちゃったりしてもよくない?
いじけた風に考えながら思い浮かべたのは、懐かしきライター。
タバコは吸わない方だったからあまり馴染みはないけど、子どもの頃マッチと共に理科の実験とか、ちょっとした火をつける時にお世話になったものだ。
あのカチッとボタンを押すのに何故か子ども時代苦労したんだよな~、なんて懐かしさに浸っていると、
ーーボッ。
「……ぼ?」
なんか変な音が聞こえたと目を開けてみると目の前に、ーー燃える枕の姿が。
「わっつ!?」
安全のために燃える枕から一番遠いベットの端にとびのきつつ、なぜか驚きのあまり口から出てきたのは英語。
これもまた懐かしいなぁ。なんて、今はそんなことを悠長に考えている暇はない筈なのに、急な事に思考がまとまらない。俺の悪い癖が発動してしまったようだ。
どちらにせよ今この部屋に水といったものはないし、何かを覆いかぶせて鎮火できる程の火の強さでもない。
魔法でどうにかしようにも、まずこの火を出したのが俺なのかどうかわからないし、そもそも今日は既に一度魔法を使っている為魔力がない。
……消えろって念じてみれば消えるだろうか?
物は試しと、ふんっと力むようにして念じてみるがむしろ悪化した。
ーー詰んでいる。
「お、おとうさま……っ」
そんな中思い浮かんだのはチートなお父様の姿。
焦っているようで意外と冷静だった俺は、ティメオの存在を思い出すことができた。
転移魔法をバンバン使うことができるくらいの猛者なのだから、ティメオならこれくらいなんとかする事ができそうだ。
さいわい、今の時間ならまだ屋敷にいるはずで、問題はこの事に気がついてくれるかって事なのだけど、……どうやらうまくいったらしい。
「どうかしたのか……、ーークレア!?」
ドアを開け、状況を目にして驚いたティメオと目が合ったかと思えば、ーー一瞬のうちに俺はティメオの腕の中にいた。
視線の高さと体に回る手をみるに、どうやら抱き上げられているらしい。慌ててティメオの首にしがみついた。
……高身長のティメオに抱き上げられると、落とされないとわかっていても普段と目線が違いすぎて怖いのだ。
しかし一体どこにいるのだろうと後ろを振り返れば、ベットの上に火は消されているものの、相棒の無残な姿があった。
どうやら魔法を使ったらしい。……使い方一つでこうも変わるとは、悲しいものだと思う。
「一体何があった?」
抱え直され、視線を合わさせられてそう問いかけられた。
あっ、これ火遊びなんかして何してるんだって怒られるパターンじゃないですか。
そりゃ、一歩間違ってたら屋敷を全焼させて……ティメオがいたからこれはないな。いや、いなかった場合の事を怒られる可能性がある。
なんにせよ火事を起こしてしまったのには変わりないが、俺は少しでも罪を軽減しようと足掻いた。
目線を誤魔化すためにティメオの胸元に顔を埋めて言う。
「わ、わからないの」
ほんと。これは本当の事なんだってお父様。
実際知らない間に俺がなんかできちゃってたかもしれないみたいで、……ってこれ犯人普通に俺だ……。
だが俺はめげない。そんなツッコミは置いておいて、自覚がなかったという事でなんとかならないかなー? とチラッとバレないようにティメオを見てみたら、眉を寄せて難しそうな顔をしている。
……うーん、もう一息か?
ここまできたらなら最後まで恥を捨ててやってやろうじゃないか。
「ごめんなさい……っ」
題して『泣き落とし作戦』。
泣く事については精神年齢につられてあっさりできるからいいものの、体力がないせいか大概このまま寝落ちして、明日は寝込むことになるという代償がある……。
それと、気のせいだと思っていたのだが、なんだか体がだんだん熱くなってきた。
火に炙られて熱でも持ったのだろうか?
なんだか眠たくもなってきたし、このまま泣いてる流れに身を任せて寝落ちしてしまおうかな……。
「……クレア?」
俺がうとうとし始めたのに気がついたティメオが呼びかけてきたがごめん、マジで眠い。
ブラックアウト。
最後に見えたのは、なんだか焦ったようなティメオの顔だった。
教本を手に入れてから数日。一人自室のベットの上で魔法書を開けて俺は唸っていた。
なんとか小さな魔法なら使えるようになったのだが、かなりの時間がいるし、集中力もいるのでとにかく疲れる。
しかも魔力っていうものは生まれた時から量が決められているなんて言っていたが、正確にはピークに達した頃の魔力量が決まっているという事。
だからいくら全属性が使えるチートな俺様でも、成長途中な幼女であるが為まだ魔力量が少ない。
1日に基本中の基本といわれる魔法の、さらに最小の威力で2回分。これでもうおっさんは限界。
見た目は子供、頭脳はおっさんな俺からしてみれば、魔力を流すに至るまでならまぁまぁいける。どこぞの事件を解決しまくる名探偵ほどの頭脳じゃないから、やっぱり時間と集中力がいるけど。
そこまでいって、いざ魔力を流して魔法が完成する! って初めて魔法を試してみようとうはうはしていた時、
ーー俺、そういえば魔力なんてもの全くわかっていないのに、どうやって流せばいいんだよって気がついてしまった時の絶望な……。
結局その日は一度も魔法を試してみることができず、なおかつ幼女俺の魔力量の少なさが発覚して終わってしまったという、なんとも苦い思い出。
魔力の使い方がわからないんだったら、ティメオかクリストフに聞けば教えてもらえばいいんじゃないの? 一瞬そう考えもしたが、それじゃあ意味がない。
もし仮に俺がこの年齢で魔法が使えるということが発覚してしまい、ティメオによいしょよいしょされてでもみろ。
妹に負けたって原作のクリストフは心の闇とやらを抱えるほど繊細なんだから、俺のクリストフもそうなってしまうかもしれない。
しかも妹に負けたじゃなくて、まだ魔法属性さえわかっていない幼女妹に負けた事になるから、尚更酷い事になりそうだ。
……それは非常に困る。
この頃はあまりにもクリストフがちょろすぎて若干忘れかけていたが、あくまでも俺の最終目標は魔法を使うことじゃなくて追放エンド。
魔法とかのファンタジーを楽しむのはその次。
きっと初心忘れるべからずってやつなんだろう。
目先の事に囚われて今までの苦労がーーそれほどの苦労でもないけどーー水の泡になってしまったら大変だ。
ということで、俺は秘密裏に魔法の練習をしなければならないのである。
「ああああ、むずかしい……」
ごろごろと広く寝心地の良いベットの上を転がる。
ここ数日魔力を意識して感じようと頑張っていたからか、なんとなくもやもや~っとした感じだが、たぶん魔力であろうものの感覚は捉えられるようになった。
でもそこからが難しいのだ。
2、3回中に1回ほど、魔法が成功するようになってきたが、なんで成功するのか自分でもわからないのが悲しいところ。
「おれのまほうはっぴーらいふが、とおざかっていく……」
はぁ~と幼女にあるまじき深いため息を俺は吐き出した。
ころりと最後にもう一度転がった後うつ伏せになり、両手で頬杖をつく。
そのまま俺は八つ当たりとして、ベットでの相棒である枕を親の仇を見るかのように睨みつけ、念話を送りつけるようにして心の中で愚痴りはじめた。
……もっとさ、魔法ってさ。小難しい事なんか考えずに、頭ん中でイメージしたものがそのままなんかできちゃったりするもんじゃないの?
チートがないんだから、せめて使い方をそのくらい簡単にしててくれてもいいよなーって俺は思うんだよね。うん。
さすがにずっと睨みつけるのは相棒が可哀想なので目をつぶったが、頭の中ではうだうだとした、どうでもいいような思考は進んでいく。
そういえば前世で読んだライトなノベルで、魔法はチートってお約束で定番だったはずなんだけど。……おっかしいな。どこで間違ったんだろ?
こう、頭ん中でライターでボッって火が出るイメージをしたら、みんな実際ボッってできちゃったりしたりさ、してたじゃん。
だったら俺だってできちゃったりしてもよくない?
いじけた風に考えながら思い浮かべたのは、懐かしきライター。
タバコは吸わない方だったからあまり馴染みはないけど、子どもの頃マッチと共に理科の実験とか、ちょっとした火をつける時にお世話になったものだ。
あのカチッとボタンを押すのに何故か子ども時代苦労したんだよな~、なんて懐かしさに浸っていると、
ーーボッ。
「……ぼ?」
なんか変な音が聞こえたと目を開けてみると目の前に、ーー燃える枕の姿が。
「わっつ!?」
安全のために燃える枕から一番遠いベットの端にとびのきつつ、なぜか驚きのあまり口から出てきたのは英語。
これもまた懐かしいなぁ。なんて、今はそんなことを悠長に考えている暇はない筈なのに、急な事に思考がまとまらない。俺の悪い癖が発動してしまったようだ。
どちらにせよ今この部屋に水といったものはないし、何かを覆いかぶせて鎮火できる程の火の強さでもない。
魔法でどうにかしようにも、まずこの火を出したのが俺なのかどうかわからないし、そもそも今日は既に一度魔法を使っている為魔力がない。
……消えろって念じてみれば消えるだろうか?
物は試しと、ふんっと力むようにして念じてみるがむしろ悪化した。
ーー詰んでいる。
「お、おとうさま……っ」
そんな中思い浮かんだのはチートなお父様の姿。
焦っているようで意外と冷静だった俺は、ティメオの存在を思い出すことができた。
転移魔法をバンバン使うことができるくらいの猛者なのだから、ティメオならこれくらいなんとかする事ができそうだ。
さいわい、今の時間ならまだ屋敷にいるはずで、問題はこの事に気がついてくれるかって事なのだけど、……どうやらうまくいったらしい。
「どうかしたのか……、ーークレア!?」
ドアを開け、状況を目にして驚いたティメオと目が合ったかと思えば、ーー一瞬のうちに俺はティメオの腕の中にいた。
視線の高さと体に回る手をみるに、どうやら抱き上げられているらしい。慌ててティメオの首にしがみついた。
……高身長のティメオに抱き上げられると、落とされないとわかっていても普段と目線が違いすぎて怖いのだ。
しかし一体どこにいるのだろうと後ろを振り返れば、ベットの上に火は消されているものの、相棒の無残な姿があった。
どうやら魔法を使ったらしい。……使い方一つでこうも変わるとは、悲しいものだと思う。
「一体何があった?」
抱え直され、視線を合わさせられてそう問いかけられた。
あっ、これ火遊びなんかして何してるんだって怒られるパターンじゃないですか。
そりゃ、一歩間違ってたら屋敷を全焼させて……ティメオがいたからこれはないな。いや、いなかった場合の事を怒られる可能性がある。
なんにせよ火事を起こしてしまったのには変わりないが、俺は少しでも罪を軽減しようと足掻いた。
目線を誤魔化すためにティメオの胸元に顔を埋めて言う。
「わ、わからないの」
ほんと。これは本当の事なんだってお父様。
実際知らない間に俺がなんかできちゃってたかもしれないみたいで、……ってこれ犯人普通に俺だ……。
だが俺はめげない。そんなツッコミは置いておいて、自覚がなかったという事でなんとかならないかなー? とチラッとバレないようにティメオを見てみたら、眉を寄せて難しそうな顔をしている。
……うーん、もう一息か?
ここまできたらなら最後まで恥を捨ててやってやろうじゃないか。
「ごめんなさい……っ」
題して『泣き落とし作戦』。
泣く事については精神年齢につられてあっさりできるからいいものの、体力がないせいか大概このまま寝落ちして、明日は寝込むことになるという代償がある……。
それと、気のせいだと思っていたのだが、なんだか体がだんだん熱くなってきた。
火に炙られて熱でも持ったのだろうか?
なんだか眠たくもなってきたし、このまま泣いてる流れに身を任せて寝落ちしてしまおうかな……。
「……クレア?」
俺がうとうとし始めたのに気がついたティメオが呼びかけてきたがごめん、マジで眠い。
ブラックアウト。
最後に見えたのは、なんだか焦ったようなティメオの顔だった。
25
あなたにおすすめの小説
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
女性が少ない世界に転移しちゃったぁ!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比40:1の世界に転移した主人公
人のようで人ではなかった主人公が様々な人と触れ合い交流し、人になる話
温かい目で読んでいただけたら嬉しいですm(__)m
※わかりにくい話かもです
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる