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第2章 帝国騒乱 編
30.疑心暗鬼を生む
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マクスウェル辺境伯軍と帝国軍との戦端が開かれて1週間が過ぎた。
その間、帝国は休まずに攻め続けていた。時に正攻法で、時に裏をかく戦法でブリテン要塞に攻撃を仕掛けてきたが、その全てをマクスウェル辺境伯軍は防ぎ切った。
数で勝るはずの帝国軍だったが、第1軍団は毒と火薬に怯んでしまい、第2軍団と近衛騎士団は不慣れな城攻めで思うように力を発揮することができなかった。
そんな恐怖と不満と焦燥の中で、帝国軍の敵意はマクスウェル辺境伯軍とは別の方向へと向かっていった。
「おかしい。いくら何でも、これはおかしいぞ・・・」
帝国第1軍団の陣地にて、帝国第一皇子ラーズ・バアルは爪を噛みながら唸っていた。すでに日は沈みきっており、曇天の空には月も星も見られない。しかし、大量の篝火が焚かれた陣地は昼間のように明るくなっている。
闇の向こうにあるブリテン要塞を怨嗟を込めた瞳で睨みつけながら、ラーズはこれでもかとばかりに顔を険しくする。
「殿下、そろそろ幕にお戻りください。早く休まなければ明日に障ります」
「いや、良い。もう少し考えたいことがある」
護衛の騎士が労しげに就寝を進めるが、ラーズは断って思案を続ける。
「いったい、何をそんなに悩まれておられるのですか?」
「・・・この戦いが始まってから1週間。どうにも我が軍だけ被害が大きすぎると思ってな」
護衛の質問にラーズは躊躇いながらも答えた。自分の疑問がはたして自分だけのものなのかを確認したかったからだ。
「そのことでしたら・・・皆も首を傾げておりました」
「やはりそうか。どうにも私の目にはマクスウェルがグリードと近衛騎士団に対して手加減しているように見えてな」
ブリテン要塞の東壁を攻め続けている第1軍団だったが、戦いが始まってからずっと毒と火薬に悩まされていた。初日以降、慎重に攻めているおかげで被害は減っているものの、じわじわと兵数は減って士気も下がっていく一方だった。
他の軍団もさぞや苦戦しているだろうと部下に命じて様子を見に行かせると、北壁を攻めている第2軍団も南壁を攻めている近衛騎士団も、第1軍団よりも遥かに被害が少なかった。
毒や火薬も使われていないらしく、逆に第1軍団の被害の大きさを聞いて目を丸くしていたくらいだ。
「私も偵察に出ていた騎士から話を聞きましたが、どうも他の軍団は手を抜いて戦っているように見えたとのことです」
「手を抜いていた? どういうことだ?」
ラーズが眉をひそめて訊ねると、騎士は頷いて説明する。
「第2軍団、近衛騎士団も我々と同様の攻城兵器を有していますが、それが使われた形跡がほとんどありません。使っていたとしても、ほとんど有効な使い方をしていないようです」
「どういうことだ? やつら、まさか攻城兵器の使い方を知らぬわけではないだろう?」
実際のところはその通り。第2軍団も近衛騎士団も不慣れな攻城兵器をうまく使えていないだけなのだが、疑心から生まれた鬼はラーズの心の中で大きく成長していく。
「まさか・・・奴らはマクスウェル家と内通しているのか?」
「そんな・・・! いや、しかし・・・」
ラーズの言葉を否定しようとする騎士だったが、それを否定しうる材料を持っていないことに気がついて言葉を飲み込む。
帝国第2軍団、その指揮官であるグリード・バアルは現在進行形でラーズと争っている政敵である。彼らがラーズに手を貸して戦争に参加すること自体が奇妙なものだった。
(妹の救出のためといっているが・・・馬鹿な。あの頭でっかちで冷血な男が家族の情などで動くものか。となれば、他に目的があるはず・・・)
その目的とは・・・どう考えてもラーズ・バアルの命しか思い当たらない。
近衛騎士団がラーズと敵対する理由は思いつかないが、彼らは現在、ルクセリア・バアルに忠誠に近い感情を持っている。ひょっとしたら、ルクセリアの命を人質に寝返りを強要されているのかもしれない。
「もしも、私の想像が正しかったとすれば・・・」
この戦場は敵だらけという事になる。
必勝と思って始めた戦で思わぬ死地に立たされて、ラーズの額に汗がにじむ。
「い、いや、まだそうと決まったわけではないが・・・一度、軍議を開いて皆と話し合ったほうがいいな」
「そうですね。私もそれが良いかと」
「うむ、ではまずはハルファスに・・・」
「なりません!」
ラーズの意見に賛同していたはずの騎士が突然、大声を上げた。ラーズが驚いて騎士の顔を見ると、若い騎士は険しい表情で首を振る。
「ご無礼を。しかし、ハルファス卿にはグリード殿下との内通の噂が流れております。我々がグリード殿下に疑いを持っていることを知られるのは危険かと」
「馬鹿な。あれはしょせん噂だろう?」
「火のない所に煙は立たぬと申します。それに、ハルファス卿がグリード殿下の執務室に入るのを見たのは一人や二人ではありません。真偽が定かになるまで、重要な情報をハルファス卿の耳に入れるべきではないかと」
「む・・・」
ラーズは騎士の言葉をかみ砕いて、脳裏に転がして思案する。
ラーズがスノウ・ハルファスという男を重用しているのは、彼が才能ある若者であると同時に、5年前の敗戦で自分を逃がすために死んだアイス・ハルファスの弟だからだ。
兄の忠義に報いるためにも、兄を超えようと努力しているスノウ・ハルファスの思いを後押しするためにも、できる限りのことをしてきたつもりだ。
(しかし・・・だからといって、情に流されるわけにはいかんな)
ラーズはこれまで、一時の感情に流されて失敗を繰り返し、その度に自分について来てくれた兵士を犠牲にしてしまった。
これ以上、同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
「わかった。ハルファスが寝返っているかどうかはわからないが、警戒はしておこう。他の側近達に連絡をして、ただちに私の天幕に集めよ!」
「はっ、承知いたしました!」
ラーズは一足先に陣地の中央にある自分の天幕へと入っていく。ラーズの命に従い、騎士は他の側近を呼びに行った。
そんな彼らのことを、遠くから眺めている者達がいた。
「どうやら、思いのほかに機は熟しているようである。若殿に連絡をするのである」
「御意」
影のように現れた彼らは、影のように消え失せる。
残されたのは、闇夜に燃え盛る篝火の明かりだけだった。
その間、帝国は休まずに攻め続けていた。時に正攻法で、時に裏をかく戦法でブリテン要塞に攻撃を仕掛けてきたが、その全てをマクスウェル辺境伯軍は防ぎ切った。
数で勝るはずの帝国軍だったが、第1軍団は毒と火薬に怯んでしまい、第2軍団と近衛騎士団は不慣れな城攻めで思うように力を発揮することができなかった。
そんな恐怖と不満と焦燥の中で、帝国軍の敵意はマクスウェル辺境伯軍とは別の方向へと向かっていった。
「おかしい。いくら何でも、これはおかしいぞ・・・」
帝国第1軍団の陣地にて、帝国第一皇子ラーズ・バアルは爪を噛みながら唸っていた。すでに日は沈みきっており、曇天の空には月も星も見られない。しかし、大量の篝火が焚かれた陣地は昼間のように明るくなっている。
闇の向こうにあるブリテン要塞を怨嗟を込めた瞳で睨みつけながら、ラーズはこれでもかとばかりに顔を険しくする。
「殿下、そろそろ幕にお戻りください。早く休まなければ明日に障ります」
「いや、良い。もう少し考えたいことがある」
護衛の騎士が労しげに就寝を進めるが、ラーズは断って思案を続ける。
「いったい、何をそんなに悩まれておられるのですか?」
「・・・この戦いが始まってから1週間。どうにも我が軍だけ被害が大きすぎると思ってな」
護衛の質問にラーズは躊躇いながらも答えた。自分の疑問がはたして自分だけのものなのかを確認したかったからだ。
「そのことでしたら・・・皆も首を傾げておりました」
「やはりそうか。どうにも私の目にはマクスウェルがグリードと近衛騎士団に対して手加減しているように見えてな」
ブリテン要塞の東壁を攻め続けている第1軍団だったが、戦いが始まってからずっと毒と火薬に悩まされていた。初日以降、慎重に攻めているおかげで被害は減っているものの、じわじわと兵数は減って士気も下がっていく一方だった。
他の軍団もさぞや苦戦しているだろうと部下に命じて様子を見に行かせると、北壁を攻めている第2軍団も南壁を攻めている近衛騎士団も、第1軍団よりも遥かに被害が少なかった。
毒や火薬も使われていないらしく、逆に第1軍団の被害の大きさを聞いて目を丸くしていたくらいだ。
「私も偵察に出ていた騎士から話を聞きましたが、どうも他の軍団は手を抜いて戦っているように見えたとのことです」
「手を抜いていた? どういうことだ?」
ラーズが眉をひそめて訊ねると、騎士は頷いて説明する。
「第2軍団、近衛騎士団も我々と同様の攻城兵器を有していますが、それが使われた形跡がほとんどありません。使っていたとしても、ほとんど有効な使い方をしていないようです」
「どういうことだ? やつら、まさか攻城兵器の使い方を知らぬわけではないだろう?」
実際のところはその通り。第2軍団も近衛騎士団も不慣れな攻城兵器をうまく使えていないだけなのだが、疑心から生まれた鬼はラーズの心の中で大きく成長していく。
「まさか・・・奴らはマクスウェル家と内通しているのか?」
「そんな・・・! いや、しかし・・・」
ラーズの言葉を否定しようとする騎士だったが、それを否定しうる材料を持っていないことに気がついて言葉を飲み込む。
帝国第2軍団、その指揮官であるグリード・バアルは現在進行形でラーズと争っている政敵である。彼らがラーズに手を貸して戦争に参加すること自体が奇妙なものだった。
(妹の救出のためといっているが・・・馬鹿な。あの頭でっかちで冷血な男が家族の情などで動くものか。となれば、他に目的があるはず・・・)
その目的とは・・・どう考えてもラーズ・バアルの命しか思い当たらない。
近衛騎士団がラーズと敵対する理由は思いつかないが、彼らは現在、ルクセリア・バアルに忠誠に近い感情を持っている。ひょっとしたら、ルクセリアの命を人質に寝返りを強要されているのかもしれない。
「もしも、私の想像が正しかったとすれば・・・」
この戦場は敵だらけという事になる。
必勝と思って始めた戦で思わぬ死地に立たされて、ラーズの額に汗がにじむ。
「い、いや、まだそうと決まったわけではないが・・・一度、軍議を開いて皆と話し合ったほうがいいな」
「そうですね。私もそれが良いかと」
「うむ、ではまずはハルファスに・・・」
「なりません!」
ラーズの意見に賛同していたはずの騎士が突然、大声を上げた。ラーズが驚いて騎士の顔を見ると、若い騎士は険しい表情で首を振る。
「ご無礼を。しかし、ハルファス卿にはグリード殿下との内通の噂が流れております。我々がグリード殿下に疑いを持っていることを知られるのは危険かと」
「馬鹿な。あれはしょせん噂だろう?」
「火のない所に煙は立たぬと申します。それに、ハルファス卿がグリード殿下の執務室に入るのを見たのは一人や二人ではありません。真偽が定かになるまで、重要な情報をハルファス卿の耳に入れるべきではないかと」
「む・・・」
ラーズは騎士の言葉をかみ砕いて、脳裏に転がして思案する。
ラーズがスノウ・ハルファスという男を重用しているのは、彼が才能ある若者であると同時に、5年前の敗戦で自分を逃がすために死んだアイス・ハルファスの弟だからだ。
兄の忠義に報いるためにも、兄を超えようと努力しているスノウ・ハルファスの思いを後押しするためにも、できる限りのことをしてきたつもりだ。
(しかし・・・だからといって、情に流されるわけにはいかんな)
ラーズはこれまで、一時の感情に流されて失敗を繰り返し、その度に自分について来てくれた兵士を犠牲にしてしまった。
これ以上、同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。
「わかった。ハルファスが寝返っているかどうかはわからないが、警戒はしておこう。他の側近達に連絡をして、ただちに私の天幕に集めよ!」
「はっ、承知いたしました!」
ラーズは一足先に陣地の中央にある自分の天幕へと入っていく。ラーズの命に従い、騎士は他の側近を呼びに行った。
そんな彼らのことを、遠くから眺めている者達がいた。
「どうやら、思いのほかに機は熟しているようである。若殿に連絡をするのである」
「御意」
影のように現れた彼らは、影のように消え失せる。
残されたのは、闇夜に燃え盛る篝火の明かりだけだった。
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