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第25話
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加藤は夜間の監視に備えて自宅に帰った。これから仮眠を取って、陽が落ちたら昼勤の高井と交代する。落葉が里に滞在できる理由はなくなった。里を管理する支配者たちにとって、唯一の仕事を失った落葉を敷地内に置く理由がない。
里を訪れる前に支給された紫のド派手なスーツを着こなす落葉は、左手に中身がほとんど入っていない売り物のように軽いビジネスバッグを提げる。全く同じスーツが借りていた部屋に六着残っている。着ているスーツも返すべきかと尋ねると、天音は返す必要はないと答えた。
「記念品になる。柊くんが一時でも管理者として働いた唯一の証明だろ? いらなければ勝手に処分すればいい。わざわざ返さなくたって構わん。逆に気に入ってるなら就活の時にでも着ていったらいい。そこらで売ってる物とは違う一級品だからな」
「紫のスーツを着て面接に来る人を採用するような会社とは縁がないことを祈ります」
「里に戻ってくる気があるなら、また着る機会もあるだろうに」
「その点も含めての祈りです」
「開き直ったな」
「これで終わりですから、遠慮しなくたっていいでしょう」
巨大な屋根の陰が日差しを遮断した。目前のゲートのそばでは警備を担当する屈強そうな男が佇む。ゲートは単純な造りで、一人分の幅の通路がふたつ並ぶ様は駅の改札によく似ている。
「里に来たこと、後悔してるか?」
沈んだ声色で投げかけられた問い。里を管理する最高責任者の言葉は、落葉の上司や人生の先輩としてでもなく、単なる知人としての天音の気遣いだった。落葉は天音の本音を初めて耳にしたように感じた。
「後悔なんてしていません。一週間足らずでは物足りなかったですけれど」
「言い訳をするのはダサいが、柊くんを即刻追い出せっていうのは上の命令でね。久川くんの家を管理してたチームの報告を聞いて危惧したんだろう」
「天音さんにならありのままを見せてもいいと思っていたのですが、本部まで話が上げられるとは考えませんでした。浅はかでしたね」
「基本は傍観を決め込んでるくせにな。まぁ、全影ともなると少しは気合を入れていたようだ。ともあれ、俺を恨むのは勘弁してくれるとありがたい」
「ご心配なさらず。天音さんだけが悪いとは思ってませんので」
言い換えれば、落葉にとっては天音も巨大な悪の一部だ。抜かりなく伝わったことは、薄く作り笑いの浮かぶ顔を見れば確かめるまもでない。
天音に見送られ、落葉はゲートに近づいた。控えていたデカい男が行く手を塞ぐように前に立つ。落葉の目線は彼のネクタイの付け根あたり。力づくでの強行突破は無謀だと圧力をかけられているようだ。
「手袋を外してください」
大男は落ち着いた声色で、落葉のはめた手袋を注視して命じた。
「化けた久川さんは監視カメラで正体が発覚したのではなかったですか?」
「本来はこうしてチェックしています」
「あそこにいる天音さんが通る場合も手袋を外すよう命じるのですか?」
「天音部長が外出する際は自分から見せてくれています」
「さすがですね。事前に知っていれば、ボクも同じようにしたかったのに」
わずかな嫌味にも大男は反応を見せない。心が石化した優秀な警備員だ。
左手にはめた手袋の中指部分をつまみ、緩やかに引っ張る。大男の熱い視線が隠されていた肌に注がれた。明らかに誰かが落葉に化けている可能性を疑っている。
「これでいいですか?」
手袋を取った落葉の左手には掠り傷さえもない。常に手袋で保護しているから手首との肌の色も差もなく、極めて健康的で、大男が求めていたであろう影武者を示す刻印も当然ない。
大男はしばらく無言で差し出された落葉の左手を観察した。やがて納得できたらしく、立ち塞いでいたゲートの脇に退いた。
「問題ありません。お仕事おつかれさまでした。また一緒に仕事をする機会があれば、よろしくお願いします」
「こちらこそ。そういう機会があると良いですね」
名前も知らない大男は名乗らぬまま社交辞令を述べた。優秀なうえに出来た人間だ。落葉もまた倣う。名前を訊かなかったのは、聞く必要がなかったから。大男も必要を感じないから名乗らなかったのだろう。
里の管理者と肩を並べて働く機会など生涯訪れない。この先考えが変わるかもしれないが、落葉の現状での自己分析ではそう断言できる。
外した手袋をはめつつゲートを通過した。あっさりと、住宅街の公園を抜けるくらいの感覚で出られてしまった。里の正面道路は直線の一本道。幹線道路と交差するまでは脇道もなく、交差する箇所では二人のスーツの男が左右両側の歩道に立って落葉を注視する。
少し歩いて、足を止めた。落葉はビジネスバッグの内ポケットから銀色の携帯電話を手にとった。最新型の折り畳み機種だ。パカッと開いて電源を入れると、液晶にメーカーのロゴが表示された。
電話帳に登録した連絡先は一件のみ。連絡用にこの携帯電話を与えてくれた武林恵理奈の番号だけだ。電話をかけるのは二回目で、彼女にかけるのも二回目。落葉は武林に教わった操作を思い出し、記憶の手順に沿って発信ボタンを押した。
携帯電話を耳に当てる。ほぼ同時に相手に繋がった。
「もしもし武林さん? 落葉です。――え? 電話帳からかけたんだから本人確認はいらない、ですか? ですが登録している番号が急に変わっている可能性もあるんじゃないですか? ――ない? ――そんなもの売り物にならない? たしかに……」
堅物すぎると指摘された。用心深いだけのつもりなのに。
「里を追い出されました。急に呼び出され、鞄も勝手に部屋から持ち出されてて、ぽいっと渡されたら出口まで強制連行です。天音さんにしては強引でした。上からの指示だって本人は言い訳していましたけれど。――そうですね。天音さんが大変なのはわかっていますが、いくら貸している物件でも、住人に無断で入るのはどうかと思いますよ。――女っぽい? 男でもそうでしょう。そういうの時代遅れって言われますよ。――いや、おばさんなんて言ってませんから。残念ながら、世間一般ではおばさんの年齢だとは思いますがね」
電話口で彼女は自分の年齢を噛み締め悲嘆にくれた。暢気な人だ。
「そんなわけで帰りたいのですが、迎えにきていただけませんか? ――ああ、そうでしたね。気が抜けてしまっていました。では近くにいる里の関係者に声をかけてなんとかします。――そうですね。積もる話は会ってから。電話代もかかりますもんね。――え? カケホーダイ? 何言ってるんですか。そんなおいしい話があるわけないでしょう。もしかして詐欺では? ――ご老体とはひどいですね。帰ったら契約書類を確認させてください。詐欺だったら危ないので、これで切ります」
長話に持ち込もうとする武林をかわして落葉は電話を切った。特定番号とは何時間話しても通話料金が一律なんて怪しい説明をされたが、信用できない。そんなものを国民全員が利用したら回線がパンクするのではないか。
落葉は携帯電話の電源を切ってバッグにしまった。依然としてこちらに注意を向ける奥の二人に背を向け、落葉は里のゲートに戻った。
「あのー、すみません」
詰所にいた先ほどの大男に声をかける。彼は振り返るなり、怪訝そうに眉間に皺を刻んだ。
落葉は最大限に頬を緩めてお願いした。
「タクシーを呼んでいただけませんか?」
里を訪れる前に支給された紫のド派手なスーツを着こなす落葉は、左手に中身がほとんど入っていない売り物のように軽いビジネスバッグを提げる。全く同じスーツが借りていた部屋に六着残っている。着ているスーツも返すべきかと尋ねると、天音は返す必要はないと答えた。
「記念品になる。柊くんが一時でも管理者として働いた唯一の証明だろ? いらなければ勝手に処分すればいい。わざわざ返さなくたって構わん。逆に気に入ってるなら就活の時にでも着ていったらいい。そこらで売ってる物とは違う一級品だからな」
「紫のスーツを着て面接に来る人を採用するような会社とは縁がないことを祈ります」
「里に戻ってくる気があるなら、また着る機会もあるだろうに」
「その点も含めての祈りです」
「開き直ったな」
「これで終わりですから、遠慮しなくたっていいでしょう」
巨大な屋根の陰が日差しを遮断した。目前のゲートのそばでは警備を担当する屈強そうな男が佇む。ゲートは単純な造りで、一人分の幅の通路がふたつ並ぶ様は駅の改札によく似ている。
「里に来たこと、後悔してるか?」
沈んだ声色で投げかけられた問い。里を管理する最高責任者の言葉は、落葉の上司や人生の先輩としてでもなく、単なる知人としての天音の気遣いだった。落葉は天音の本音を初めて耳にしたように感じた。
「後悔なんてしていません。一週間足らずでは物足りなかったですけれど」
「言い訳をするのはダサいが、柊くんを即刻追い出せっていうのは上の命令でね。久川くんの家を管理してたチームの報告を聞いて危惧したんだろう」
「天音さんにならありのままを見せてもいいと思っていたのですが、本部まで話が上げられるとは考えませんでした。浅はかでしたね」
「基本は傍観を決め込んでるくせにな。まぁ、全影ともなると少しは気合を入れていたようだ。ともあれ、俺を恨むのは勘弁してくれるとありがたい」
「ご心配なさらず。天音さんだけが悪いとは思ってませんので」
言い換えれば、落葉にとっては天音も巨大な悪の一部だ。抜かりなく伝わったことは、薄く作り笑いの浮かぶ顔を見れば確かめるまもでない。
天音に見送られ、落葉はゲートに近づいた。控えていたデカい男が行く手を塞ぐように前に立つ。落葉の目線は彼のネクタイの付け根あたり。力づくでの強行突破は無謀だと圧力をかけられているようだ。
「手袋を外してください」
大男は落ち着いた声色で、落葉のはめた手袋を注視して命じた。
「化けた久川さんは監視カメラで正体が発覚したのではなかったですか?」
「本来はこうしてチェックしています」
「あそこにいる天音さんが通る場合も手袋を外すよう命じるのですか?」
「天音部長が外出する際は自分から見せてくれています」
「さすがですね。事前に知っていれば、ボクも同じようにしたかったのに」
わずかな嫌味にも大男は反応を見せない。心が石化した優秀な警備員だ。
左手にはめた手袋の中指部分をつまみ、緩やかに引っ張る。大男の熱い視線が隠されていた肌に注がれた。明らかに誰かが落葉に化けている可能性を疑っている。
「これでいいですか?」
手袋を取った落葉の左手には掠り傷さえもない。常に手袋で保護しているから手首との肌の色も差もなく、極めて健康的で、大男が求めていたであろう影武者を示す刻印も当然ない。
大男はしばらく無言で差し出された落葉の左手を観察した。やがて納得できたらしく、立ち塞いでいたゲートの脇に退いた。
「問題ありません。お仕事おつかれさまでした。また一緒に仕事をする機会があれば、よろしくお願いします」
「こちらこそ。そういう機会があると良いですね」
名前も知らない大男は名乗らぬまま社交辞令を述べた。優秀なうえに出来た人間だ。落葉もまた倣う。名前を訊かなかったのは、聞く必要がなかったから。大男も必要を感じないから名乗らなかったのだろう。
里の管理者と肩を並べて働く機会など生涯訪れない。この先考えが変わるかもしれないが、落葉の現状での自己分析ではそう断言できる。
外した手袋をはめつつゲートを通過した。あっさりと、住宅街の公園を抜けるくらいの感覚で出られてしまった。里の正面道路は直線の一本道。幹線道路と交差するまでは脇道もなく、交差する箇所では二人のスーツの男が左右両側の歩道に立って落葉を注視する。
少し歩いて、足を止めた。落葉はビジネスバッグの内ポケットから銀色の携帯電話を手にとった。最新型の折り畳み機種だ。パカッと開いて電源を入れると、液晶にメーカーのロゴが表示された。
電話帳に登録した連絡先は一件のみ。連絡用にこの携帯電話を与えてくれた武林恵理奈の番号だけだ。電話をかけるのは二回目で、彼女にかけるのも二回目。落葉は武林に教わった操作を思い出し、記憶の手順に沿って発信ボタンを押した。
携帯電話を耳に当てる。ほぼ同時に相手に繋がった。
「もしもし武林さん? 落葉です。――え? 電話帳からかけたんだから本人確認はいらない、ですか? ですが登録している番号が急に変わっている可能性もあるんじゃないですか? ――ない? ――そんなもの売り物にならない? たしかに……」
堅物すぎると指摘された。用心深いだけのつもりなのに。
「里を追い出されました。急に呼び出され、鞄も勝手に部屋から持ち出されてて、ぽいっと渡されたら出口まで強制連行です。天音さんにしては強引でした。上からの指示だって本人は言い訳していましたけれど。――そうですね。天音さんが大変なのはわかっていますが、いくら貸している物件でも、住人に無断で入るのはどうかと思いますよ。――女っぽい? 男でもそうでしょう。そういうの時代遅れって言われますよ。――いや、おばさんなんて言ってませんから。残念ながら、世間一般ではおばさんの年齢だとは思いますがね」
電話口で彼女は自分の年齢を噛み締め悲嘆にくれた。暢気な人だ。
「そんなわけで帰りたいのですが、迎えにきていただけませんか? ――ああ、そうでしたね。気が抜けてしまっていました。では近くにいる里の関係者に声をかけてなんとかします。――そうですね。積もる話は会ってから。電話代もかかりますもんね。――え? カケホーダイ? 何言ってるんですか。そんなおいしい話があるわけないでしょう。もしかして詐欺では? ――ご老体とはひどいですね。帰ったら契約書類を確認させてください。詐欺だったら危ないので、これで切ります」
長話に持ち込もうとする武林をかわして落葉は電話を切った。特定番号とは何時間話しても通話料金が一律なんて怪しい説明をされたが、信用できない。そんなものを国民全員が利用したら回線がパンクするのではないか。
落葉は携帯電話の電源を切ってバッグにしまった。依然としてこちらに注意を向ける奥の二人に背を向け、落葉は里のゲートに戻った。
「あのー、すみません」
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