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親だというのなら、兄をまず、いさめよ!!
しおりを挟む「ありがとうございました。このブッチャケ会見を、27時間でやりませんか?だめ?24時間は、チャリティーだから駄目かあ」
バンバン!!
「タムの会見ですが、オカ社長を親だと思ってたのに裏切られたみたいなこと言ってました。アホですやん。親を責める前に兄を責めておけ!!ミヤ兄さんに、ウソはあきまへん、わては、ギャラ貰ったいいます!!言うのが筋でしゃろ。相方に真っ直ぐな男やと、言われてるらしいけど」
バシッバシッバンバンバシッバンバン!!
「自称測量士補の私ですが、例えばトランシットという測量機器で、境界線を決めます。遠くの点を基準に測量します。なぜなら、手前の点を延ばして遠くの点を決めると誤差が大きくなるからです。手前で1ミリの誤差が、100メーター先では、かなりの誤差が出ます。100メーター先の点を基準にすると、数ミリの誤差で、収まります」
バシッ!!
「タムよ、真っ直ぐの先は、オカ社長やなくて、まず、ミヤ兄さんに向かうべきやろ!!本当のこと言うて下さい!!兄さん!!って」
オレはフジ副社長を見た。
フジのアウトコールは無かった。
「この中で、生放送の局はいますか?」
アテレビとフテレビのマークのあるカメラマンが手を上げた。
オレは、オカ社長に、時間が空いてる芸人を集合させて欲しいと伝えていた。だが、ハッショハッショのムラ他数人の芸人しか来ていなかった。オレはテレビを通して呼び掛けようと思った。
「おい!腰抜け!!不満たらたら芸人、出てこいよ!!カトと共にする北海芸人出てこいよ!!腰抜け!!中卒高卒落第芸人よ!!」
オレは敢えて挑発して、自らバケツの水をかぶりに行った。
「不適切な言葉でした。申し訳ありません」
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