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Re:1st 《錬金術師》と狂気の異世界
第4話 異世界の《風景》を
どこへ行っても結局、人間は自分と他人を区別しなければ生きていけない。
この世界に存在する世間一般的に《ランク》と呼ばれる概念はそれが顕著に現れている。
D級からS級まで自他との力の差を一般に公開する。
故に進はこの世界をこう呼んだ。
(異能至上主義の新世界、か)
***
ずっとあとから思い出してみて、やはりこの出会いは特別なものであったと進は思った。
カランカランと店のドアに付いた鈴がきれいな音を立てるのを聞きながら進は少女を見つめた。
少女はそんな進を一瞥してから颯爽と店の奥へ入っていってしまう……前に。
「君、は?」
進は思わずそう声をかけていた。
少女が振り向いて、それでやっと自分が少女を呼び止めたのだと気がついた進はハッと息を呑む。
「____星見琴 光」
ぶっきらぼうにその少女は進に答えた。
ぶっきらぼうなその口調と帳尻を合わせるように、何か拒絶的な視線を向けられた進は、居た堪れなくなって目を逸らす。
それがどうやら対話の終わりと見做されたようで、フイと光は体を背けた。
「おっさん、あの光ってやつはどういう?」
「あぁ心配すんな。あいつは同年代の男を拒絶するんだよ。あの容姿だからな、昔いざこざがあったらしいぞ?」
「____初対面で嫌われたんじゃなければまぁいいか。いい、かなぁ?」
「兄ちゃんは下心とかはあんまり抱きそうにないしなぁ……。だから光の姉ちゃんも表立っては拒絶できなかったんだろうよ」
まぁ確かにそうだな、と進は思って頷いた。
確かに目線で関わらないでくれ、という情報を汲み取った進だが、しかし実際に関わるなとは言われていない。
「下心、ねぇ」
つぶやいて、びっくりするほど底冷えする声が漏れたことに進自身驚いた。
おっさんなんて、口を窄めて目を見開いている。
対して進は自分の言葉がどうしてそんなだったのかなどわからずに久保を傾げていた。
「兄ちゃん、もしかしてそういうもんを感じたことがないのか?」
「いやいや、めっちゃありますけど? なんなら可愛いなと思った少女を見るたびに自分のハーレムを思い浮かべますけど?」
「そこまで暴露しろとはいってねぇんだがな……。いや、そうか。兄ちゃんが違和感を感じたのは光の姉ちゃんに対して、か」
はぁ、と進は首をかしげる。
このおっさんはいったい何をいっているのだと少なからず感じた。
「彼女に対して何か疑問を感じた」
「____それは、あんたの目がそういって?」
肯定は返ってこずに、沈黙が流れた。
それを進は他でもない肯定の意だと汲み取った。
「確かに、あいつを見た時に綺麗だとは思ったよ。つか可愛くない? 顔面レベル高すぎない!? ……あと彼女といかがわしい関係じゃないよね?」
「よぅしわかった。兄ちゃんちょっと裏にこいやごらぁ!」
「ごめんなさい、男の人とは付き合えないんです」
「そういう意味じゃねぇよ!」
一通りのボケとツッコミをすませて、おっさんはガハハと笑った。
つられて進もハハハと腹を抱えて笑いながら、緊張の糸が解けたように表情を緩ませていった。
他の人には悟られないくらいのものだったが、どうしても今までと違う環境で緊張してしまっていた節があったのかもしれない。
それと歳の差があれど、男同士の会話というのはそこまで変わりのないものなのなんだな、と進はよくわからないところで人間味を実感するのだった。
(……このおっさんの精神年齢が低いだけ説は一旦置いておくかぁ)
なんて、進はバカなことを考える。
「安心してくれよおっさん。少なくとも彼女を取るようなことはしないって」
「だからそんな関係じゃねえっての……」
「あぁなるほど。おっさんはNTRがお趣味……」
「んなわけねぇよ。なんなら今から兄ちゃんを襲ってやろうか!?」
「ふむ、おっさんと男子高校生禁断のBLか……。新しいな。ベット行きます?」
「いかんわ!」
本当にこのおっさんはユーモアに性格を全振りしたような性格をしていることを進は理解する。
誰かを元気付ける、そんなことが得意そうだなと密やかにその性格の有用性を考えてみた。
落ち込んでしまった時は、ここでこのおっさんと馬鹿話をしてさっぱりするのもいいのかもしれない。
ひゅうと、また風が靡いた気がした。
今度は室内なのだから、エアコンでもつけていない限りそんな気流は生まれないはずなのだが。
(気のせい、か?)
すでにそれは感じなくなっていたので、若干の心残りがありながらも進は詮索を諦めた。
客がゾロゾロと入っている店と違って、繁盛しているとは言いにくいこの店の商品達がひっそりと佇んでいるだけだった。
「ん、そろそろ俺は他の場所に行きますわ」
「了解。兄ちゃんの顔はしっかりと覚えたから、またきてくれよ?」
「顔は覚えたけど、お互い名前も知らないんだけど?」
「____そういう関係も悪くはないんじゃねぇか?」
言われて、進はプッと吹き出す。
おっさんがキメ顔でそう言ったのが今までにないくらい面白くて、腹筋が鍛えられるんじゃないかと思うくらいにはくらいには声をあげて笑った。
「やっぱり、あの光とかいうくらいの美少女じゃなきゃ名前も知らない特別な関係なんて持ちたくないなぁ」
「おいおい、俺に美少女になれってか?」
「それはそれでキモいからやめてネ?」
ドアを開けると、チャリンと小さな音がした。
静かなこの店と、人気に溢れるその仕切りになっているそれを跨いで、進はユーモアあるおっさんに耳の横まで手をあげてお別れの挨拶をした。
(また気が向いたらここに来るか。その時はとびきり壮大で耳を疑うようなお話を持ってきてやろう)
見上げると太陽は少しだけ南中時よりも傾いていて、時計の持ち合わせのない進でも今が何時なのか多少は推測することができた。
となると、意外と長い時間あのおっさんの店に進は入っていたようだった。
ドンッと、通行人の方と進の肩が少しぶつかったがそんなことは都会の人間にとってはなんでもない日常の一つにしか過ぎない。
(でも、そうそうこれこれってなるよな)
都会慣れしている進としては、人口密度が高いというのは意外と落ち着くものだった。
それでも疲れることには変わりがないが。
あるいは、その疲れさえも青春の一つとして思い出の中に綺麗に入れ込んでしまえる、そんな年齢なのだから。
さらにしばらく異世界での一日目を楽しんで、進は自分の家____おそらくあそこに住めということだろう____に戻ろうと歩き出す。
(なんだ、暖かいじゃん異世界。面白いじゃん、この地球)
確かにメモリーの言っていた通りに退屈しなさそうだな、と進は苦笑した。
彼女はどこまで進の未来を見据えているのだろうか。
進としては大変気になることだったが、それは今度メモリーに呼び出されるまで保留ということにしておこうと心に誓った。
少しだけ生き残っている自然の緑に住み着く虫の音がやけに鮮明に、そして奇怪に耳に届く。
そして。
____あれ?
疑問符が彼の頭の中を支配したのはその瞬間だった。
一瞬、進の思考の中に空白の時間が生まれる。
さながらそれは、確証という名の事実に等しかった。
いいや、ありえないだろう。
ありえないはずだ、と進は自分の目にした事実を否定しようとその証拠を探した。
あたりを見渡してみて、そこにあったのは街であった。
(おかしい。さっきまではそんなこと)
そもそもこの都会で、道路を歩いていてほぼすべての場所が見渡せるというのがおかしい。
「ここにいた大勢の人間は、どこへ消えた?」
同時。
ヒュン、と進の髪の毛を数本切り裂くような形で何かが通り抜けていった。
バリン、と後ろでガラスが割れるような音がした。
少なくとも友好的とは言い難い、むしろ敵対しているといってもいいようなそれが飛んできた方を進は無意識に見やる。
「……」
そこに見えたのは、フードを被った男だった。
いかにも怪しさを全開にさせているその男に、進は端的に聞く。
「誰だテメェ」
「貴様などに教えるような名はないさ。それよりも、星見琴 光をどこにやった?」
「はぁ?」
星見琴 光といえばさっきのあの少女のことか、と進は思い出す。
しかし、どこへやったとはいったいなんなのかと怪訝そうな顔をするのは仕方がないことだった。
そんな進を見てか、相手は腹立たしげに言葉を紡ぐ。
「もう一度聞く。星見琴 光をどこへやった。やつは必ずここを通るはずだった。答えろ、回答によっては見逃してやる」
「ノー、と答えたら?」
「殺す」
しばし進は沈黙を返す。
安易に返してしていい答えではないと、そんなことはわかっていた。
クソッと心の中で叫んで、進は拳を強く握りしめる。
(はっきりいって、知り合いともいえないような関係だけど)
むしろ、進は彼女に嫌われている方なはずなのに。
「それでも俺は、あんたに彼女の居場所を教えない!」
この世界に存在する世間一般的に《ランク》と呼ばれる概念はそれが顕著に現れている。
D級からS級まで自他との力の差を一般に公開する。
故に進はこの世界をこう呼んだ。
(異能至上主義の新世界、か)
***
ずっとあとから思い出してみて、やはりこの出会いは特別なものであったと進は思った。
カランカランと店のドアに付いた鈴がきれいな音を立てるのを聞きながら進は少女を見つめた。
少女はそんな進を一瞥してから颯爽と店の奥へ入っていってしまう……前に。
「君、は?」
進は思わずそう声をかけていた。
少女が振り向いて、それでやっと自分が少女を呼び止めたのだと気がついた進はハッと息を呑む。
「____星見琴 光」
ぶっきらぼうにその少女は進に答えた。
ぶっきらぼうなその口調と帳尻を合わせるように、何か拒絶的な視線を向けられた進は、居た堪れなくなって目を逸らす。
それがどうやら対話の終わりと見做されたようで、フイと光は体を背けた。
「おっさん、あの光ってやつはどういう?」
「あぁ心配すんな。あいつは同年代の男を拒絶するんだよ。あの容姿だからな、昔いざこざがあったらしいぞ?」
「____初対面で嫌われたんじゃなければまぁいいか。いい、かなぁ?」
「兄ちゃんは下心とかはあんまり抱きそうにないしなぁ……。だから光の姉ちゃんも表立っては拒絶できなかったんだろうよ」
まぁ確かにそうだな、と進は思って頷いた。
確かに目線で関わらないでくれ、という情報を汲み取った進だが、しかし実際に関わるなとは言われていない。
「下心、ねぇ」
つぶやいて、びっくりするほど底冷えする声が漏れたことに進自身驚いた。
おっさんなんて、口を窄めて目を見開いている。
対して進は自分の言葉がどうしてそんなだったのかなどわからずに久保を傾げていた。
「兄ちゃん、もしかしてそういうもんを感じたことがないのか?」
「いやいや、めっちゃありますけど? なんなら可愛いなと思った少女を見るたびに自分のハーレムを思い浮かべますけど?」
「そこまで暴露しろとはいってねぇんだがな……。いや、そうか。兄ちゃんが違和感を感じたのは光の姉ちゃんに対して、か」
はぁ、と進は首をかしげる。
このおっさんはいったい何をいっているのだと少なからず感じた。
「彼女に対して何か疑問を感じた」
「____それは、あんたの目がそういって?」
肯定は返ってこずに、沈黙が流れた。
それを進は他でもない肯定の意だと汲み取った。
「確かに、あいつを見た時に綺麗だとは思ったよ。つか可愛くない? 顔面レベル高すぎない!? ……あと彼女といかがわしい関係じゃないよね?」
「よぅしわかった。兄ちゃんちょっと裏にこいやごらぁ!」
「ごめんなさい、男の人とは付き合えないんです」
「そういう意味じゃねぇよ!」
一通りのボケとツッコミをすませて、おっさんはガハハと笑った。
つられて進もハハハと腹を抱えて笑いながら、緊張の糸が解けたように表情を緩ませていった。
他の人には悟られないくらいのものだったが、どうしても今までと違う環境で緊張してしまっていた節があったのかもしれない。
それと歳の差があれど、男同士の会話というのはそこまで変わりのないものなのなんだな、と進はよくわからないところで人間味を実感するのだった。
(……このおっさんの精神年齢が低いだけ説は一旦置いておくかぁ)
なんて、進はバカなことを考える。
「安心してくれよおっさん。少なくとも彼女を取るようなことはしないって」
「だからそんな関係じゃねえっての……」
「あぁなるほど。おっさんはNTRがお趣味……」
「んなわけねぇよ。なんなら今から兄ちゃんを襲ってやろうか!?」
「ふむ、おっさんと男子高校生禁断のBLか……。新しいな。ベット行きます?」
「いかんわ!」
本当にこのおっさんはユーモアに性格を全振りしたような性格をしていることを進は理解する。
誰かを元気付ける、そんなことが得意そうだなと密やかにその性格の有用性を考えてみた。
落ち込んでしまった時は、ここでこのおっさんと馬鹿話をしてさっぱりするのもいいのかもしれない。
ひゅうと、また風が靡いた気がした。
今度は室内なのだから、エアコンでもつけていない限りそんな気流は生まれないはずなのだが。
(気のせい、か?)
すでにそれは感じなくなっていたので、若干の心残りがありながらも進は詮索を諦めた。
客がゾロゾロと入っている店と違って、繁盛しているとは言いにくいこの店の商品達がひっそりと佇んでいるだけだった。
「ん、そろそろ俺は他の場所に行きますわ」
「了解。兄ちゃんの顔はしっかりと覚えたから、またきてくれよ?」
「顔は覚えたけど、お互い名前も知らないんだけど?」
「____そういう関係も悪くはないんじゃねぇか?」
言われて、進はプッと吹き出す。
おっさんがキメ顔でそう言ったのが今までにないくらい面白くて、腹筋が鍛えられるんじゃないかと思うくらいにはくらいには声をあげて笑った。
「やっぱり、あの光とかいうくらいの美少女じゃなきゃ名前も知らない特別な関係なんて持ちたくないなぁ」
「おいおい、俺に美少女になれってか?」
「それはそれでキモいからやめてネ?」
ドアを開けると、チャリンと小さな音がした。
静かなこの店と、人気に溢れるその仕切りになっているそれを跨いで、進はユーモアあるおっさんに耳の横まで手をあげてお別れの挨拶をした。
(また気が向いたらここに来るか。その時はとびきり壮大で耳を疑うようなお話を持ってきてやろう)
見上げると太陽は少しだけ南中時よりも傾いていて、時計の持ち合わせのない進でも今が何時なのか多少は推測することができた。
となると、意外と長い時間あのおっさんの店に進は入っていたようだった。
ドンッと、通行人の方と進の肩が少しぶつかったがそんなことは都会の人間にとってはなんでもない日常の一つにしか過ぎない。
(でも、そうそうこれこれってなるよな)
都会慣れしている進としては、人口密度が高いというのは意外と落ち着くものだった。
それでも疲れることには変わりがないが。
あるいは、その疲れさえも青春の一つとして思い出の中に綺麗に入れ込んでしまえる、そんな年齢なのだから。
さらにしばらく異世界での一日目を楽しんで、進は自分の家____おそらくあそこに住めということだろう____に戻ろうと歩き出す。
(なんだ、暖かいじゃん異世界。面白いじゃん、この地球)
確かにメモリーの言っていた通りに退屈しなさそうだな、と進は苦笑した。
彼女はどこまで進の未来を見据えているのだろうか。
進としては大変気になることだったが、それは今度メモリーに呼び出されるまで保留ということにしておこうと心に誓った。
少しだけ生き残っている自然の緑に住み着く虫の音がやけに鮮明に、そして奇怪に耳に届く。
そして。
____あれ?
疑問符が彼の頭の中を支配したのはその瞬間だった。
一瞬、進の思考の中に空白の時間が生まれる。
さながらそれは、確証という名の事実に等しかった。
いいや、ありえないだろう。
ありえないはずだ、と進は自分の目にした事実を否定しようとその証拠を探した。
あたりを見渡してみて、そこにあったのは街であった。
(おかしい。さっきまではそんなこと)
そもそもこの都会で、道路を歩いていてほぼすべての場所が見渡せるというのがおかしい。
「ここにいた大勢の人間は、どこへ消えた?」
同時。
ヒュン、と進の髪の毛を数本切り裂くような形で何かが通り抜けていった。
バリン、と後ろでガラスが割れるような音がした。
少なくとも友好的とは言い難い、むしろ敵対しているといってもいいようなそれが飛んできた方を進は無意識に見やる。
「……」
そこに見えたのは、フードを被った男だった。
いかにも怪しさを全開にさせているその男に、進は端的に聞く。
「誰だテメェ」
「貴様などに教えるような名はないさ。それよりも、星見琴 光をどこにやった?」
「はぁ?」
星見琴 光といえばさっきのあの少女のことか、と進は思い出す。
しかし、どこへやったとはいったいなんなのかと怪訝そうな顔をするのは仕方がないことだった。
そんな進を見てか、相手は腹立たしげに言葉を紡ぐ。
「もう一度聞く。星見琴 光をどこへやった。やつは必ずここを通るはずだった。答えろ、回答によっては見逃してやる」
「ノー、と答えたら?」
「殺す」
しばし進は沈黙を返す。
安易に返してしていい答えではないと、そんなことはわかっていた。
クソッと心の中で叫んで、進は拳を強く握りしめる。
(はっきりいって、知り合いともいえないような関係だけど)
むしろ、進は彼女に嫌われている方なはずなのに。
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