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第2章 美少女天使スクリュー・ドライバー
彩葉と笑鈴対決? 海上の悪夢
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私は、ヘリコプターから海へと落下しながら友達と取っ組み合いをするというなかなか貴重な体験をしていた。笑鈴の攻撃をかわしながら、念話(テレパシー)でマネージャーさんに呼びかける。
『マネージャーさん! 機装(ギア)『アラウンド・ザ・ワールド』の機装切離箇所を教えてください!』
『そんな事言われてもなぁ……そんなのは機密事項だからなぁ』
『STのサーバーにハッキングしてでも見つけてください! このままだと私もみんなも死にますよ!』
呑気に返答するマネージャーさんを私は念話で怒鳴りつけた。なおもマネージャーさんが渋っていると、今度は八雲Pさんの落ち着いた声が聞こえた。
『やってください友坂さん。責任は全て私が負います』
『八雲さんだけの責任じゃあ済まなそうなんだよなぁ……まあいいか、手に入ったら彩葉ちゃんのバイザーグラスにデータを送るわ』
『ありがとうございます!』
私は念話を終えると、次にやらなければいけないことを発見してしまった。
落下していくとはいえ、笑鈴には翼とジェットパックが装備されているので、私を振り落とそうと、急降下や急旋回、急上昇を繰り返す。でも離れるわけにはいかない。笑鈴をみんなの元に行かせてはダメだ。私は必死に笑鈴の機装(ギア)にしがみついた。
しかしこれではキリがない。笑鈴には悪いけどなんとかしてジェットパックを破壊する必要がある。私は揺れが収まった一瞬の隙をついて体を大きく振った。そして勢いをつけて笑鈴の背中のジェットパックにキックをお見舞いする。
「えぇぇぇいっ!!」
ガンッ! という衝撃。手応えはあった。笑鈴の装備の数々はそれぞれ切り離し可能になっていたのと、私のキックの威力が機装のおかげで強化されていたのもあって、ジェットパックは呆気なく外れて、どこかへ飛んでいってしまった。
「うぁぁぁぁっ!!」
笑鈴が振ってきた剣の一撃を、彼女の機装をもう一度蹴ることで逸らす。とほぼ同時に、手刀で反対側の手に握られていた剣を叩き落とした。そこで、推進力を失った私たちは落下を始める。
でも今なら高度は大したことない。せいぜい5、6メートルってところだ。そして幸運なことに真下の海面には大きなクジラ型の機獣が浮かんでいる。これなら二人とも無事に着地できそうだ。
私は一旦笑鈴から手を離して、空中で宙返りしながら猫のように身軽にクジラの背中に着地した。近くに緑色の片手剣が落ちているのが見えた。さっき私が笑鈴の手から叩き落としたものだ。これはチャンスかもしれない。
意識が朦朧としている笑鈴は、上手く着地を決められなかったのか地面に突っ伏している。私は剣を拾い上げると、笑鈴に歩み寄った。大丈夫、傷つけるつもりはない。暴れないように武装を壊すだけ……自分にそう言い聞かせながら剣を振り上げる。
と、笑鈴が頭を振りながら顔を上げた。私は動きを止めた。もしかしたら、という気持ちがあった。
「笑鈴、私だよ? 梅谷彩葉(うめたにいろは)だよ。わかる?」
笑鈴は首を傾げた。そして一言、こう呟いた。
「……死ね」
――ギィィンッ!!
目にも止まらぬ速さで繰り出された剣撃を片手剣でなんとか防ぐ。笑鈴はそのままひょいっと身軽に立ち上がった。不安定な状態から放った一撃だというのに、なんという威力。これが第三世代機装……。
私は痺れた右手首を左手で摩った。中高とバレー部で培った反射神経と手首の柔らかさがなかったら、さっきの攻撃は受け止められなかったし、受け止めたとしても手首を痛めていただろう。ここでも幸運に恵まれた。
すると、ちょうどその時マネージャーさんに頼んでいた笑鈴の機装の機装切離箇所のデータが送られてきた。光学バイザーグラスを通して、笑鈴の機装の約十箇所ほどに赤い印がついている。あそこを叩けば武装が切り離されて彼女を無力化できるようだ。……よし、やるしかない!
「あぁぁぁぁぁぁっ!!」
笑鈴が叫び声を上げながら剣を構えて突撃してくる。私の左右からはクジラの背に乗り上げてきた体長1メートルほどのトカゲのような機獣が数匹襲いかかってくる。まあそうなるよね……
「いくよっ!」
私は手に持っていた剣を捨ててクジラの背を蹴って駆けた。なんだかんだ慣れない武器を使うよりも素手の方が戦いやすいかもしれない。私は笑鈴に唯一勝っているもの、スピードを活かして機獣の間を掻い潜り、笑鈴に肉薄する。彼女が剣を振るった瞬間に、スライディングの要領で体勢を低くしてクジラの背を滑った。そしてそのまま笑鈴の股の下をスルッと抜けて彼女の背後に回る。
笑鈴が振り向く前に私は素早く立ち上がると、背中から彼女を羽交い締めにした。
「はなせぇぇぇっ!」
「いやだっ!」
拘束したまま右足で、赤く表示されている笑鈴の右足のミサイルパックを蹴り落とし、左のミサイルパックも蹴りあげて切り離す。さらに膝蹴り二発で腰についていた短刀と手榴弾を切り離し、頭突きで肩の火炎放射器を破壊した。うーっ、頭が痛い。
でもここまで。私は、背中に機獣が放ったと思われる攻撃を受けてバランスを崩したところで、笑鈴に振り払われてしまった。
銀色に輝くクジラの背に倒れた私。笑鈴の行動は素早かった。すぐさま脇から二本のアンカーを射出する。私の体はアンカーに巻き付かれて、身動きが取れなくなってしまった。そして……。
「いぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
身体を襲う電撃。伝説の機装である『カミカゼ』の武装、『アンカーボルト』を応用して取り入れたものだ。私は身体を震わせながら悲鳴を上げた。息ができない。だめっ、このままじゃ死んじゃう……!
「や……やめっ……」
やめてと言ってもやめてくれるわけもなく……私はこのまま気を失って機獣の餌になってしまうに違いない。……ごめんなさいお母さん、社長さん、Pさん、マネージャーさん、……柊里ちゃん。
――衝撃(ドッ)!
上空から笑鈴に襲いかかった影。
身体を拘束しているアンカーが緩んだ。私は力を振り絞ってアンカーを振り払う。そして左右に接近していた機獣に連続で正拳突きをお見舞いすると、笑鈴に視線を投げた。
笑鈴に襲いかかっていたのは金髪のチアガール――秋茜さんだ。
「――さんっ!」
電撃のせいで舌が回らなくてはっきり言えなかった。でも、秋茜さんはこちらをチラッと見てにっこり笑った。
「いろはすー、大丈夫?」
「いろはす……?」
多分私のことだと思う。
「はい、大丈夫です」
麻痺から回復した私は頷くと、秋茜さんの背後から近づいていた機獣に蹴りを放って撃退した。秋茜さんは笑鈴と両手で組み合うようにして硬直していた。そんな秋茜さんの背中を機獣からひたすら守る。
「心配だったから来ちゃった!」
「あ、ありがとうございます……?」
「ほら、ぼーっとしてないで、いろはすはヘリに乗って逃げるんだよ! 早く!」
「えっ……? 秋茜さんは?」
「いいから早く!」
私は驚いて後ろを振り返った。しかし、もうそこに秋茜さんはいなかった。秋茜さんの足に噛み付いたワニのような機獣が今まさに彼女を海中に引きずり込もうとしていた。
「秋茜さんっ!」
駆け寄ろうとしたけど、私の行く手を機獣の群れが遮る。私はそいつらを殴って無理やり突破しようとした。でも横から衝撃を受けて無様に転んでしまった。思わず伸ばした手の先で、無情にも秋茜さんは完全に海中に消えてしまった。最後に沈んでいった右手が親指を立てていたのは彼女なりのユーモアで、私を安心させようとしていたのかもしれない……でも、私を助けようとして秋茜さんは犠牲になってしまったというのに、笑えるはずもない。
守りきれなかった……私は。
「こ、こんなのって……酷いよ!」
しかし、私の言葉は轟音によってかき消された。
周囲に突き刺さるオレンジ色のビームの雨。それらは正確に機獣と笑鈴を貫いた。オレンジ……ということは関枚姉妹……? いや、この火力は……
「おーっほっほっほ! 愚民ども、待たせましたわね! 姫(ひめ)が来たからにはもう安心ですわよ!」
私は声のするほうをうかがった。数メートル上空、空中に浮かびながら高笑いしているのは、オレンジ色のくせっ毛を腰まで伸ばし、純白のドレスをまとった……天使(アイドル)?
「申し遅れましたわね。株式会社ST所属の第三世代機装『イスラ・デ・ピノス』の天使。葵(あおい) 癒姫(ゆき)。クソ虫どもの殲滅を開始しますわ!」
『マネージャーさん! 機装(ギア)『アラウンド・ザ・ワールド』の機装切離箇所を教えてください!』
『そんな事言われてもなぁ……そんなのは機密事項だからなぁ』
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『八雲さんだけの責任じゃあ済まなそうなんだよなぁ……まあいいか、手に入ったら彩葉ちゃんのバイザーグラスにデータを送るわ』
『ありがとうございます!』
私は念話を終えると、次にやらなければいけないことを発見してしまった。
落下していくとはいえ、笑鈴には翼とジェットパックが装備されているので、私を振り落とそうと、急降下や急旋回、急上昇を繰り返す。でも離れるわけにはいかない。笑鈴をみんなの元に行かせてはダメだ。私は必死に笑鈴の機装(ギア)にしがみついた。
しかしこれではキリがない。笑鈴には悪いけどなんとかしてジェットパックを破壊する必要がある。私は揺れが収まった一瞬の隙をついて体を大きく振った。そして勢いをつけて笑鈴の背中のジェットパックにキックをお見舞いする。
「えぇぇぇいっ!!」
ガンッ! という衝撃。手応えはあった。笑鈴の装備の数々はそれぞれ切り離し可能になっていたのと、私のキックの威力が機装のおかげで強化されていたのもあって、ジェットパックは呆気なく外れて、どこかへ飛んでいってしまった。
「うぁぁぁぁっ!!」
笑鈴が振ってきた剣の一撃を、彼女の機装をもう一度蹴ることで逸らす。とほぼ同時に、手刀で反対側の手に握られていた剣を叩き落とした。そこで、推進力を失った私たちは落下を始める。
でも今なら高度は大したことない。せいぜい5、6メートルってところだ。そして幸運なことに真下の海面には大きなクジラ型の機獣が浮かんでいる。これなら二人とも無事に着地できそうだ。
私は一旦笑鈴から手を離して、空中で宙返りしながら猫のように身軽にクジラの背中に着地した。近くに緑色の片手剣が落ちているのが見えた。さっき私が笑鈴の手から叩き落としたものだ。これはチャンスかもしれない。
意識が朦朧としている笑鈴は、上手く着地を決められなかったのか地面に突っ伏している。私は剣を拾い上げると、笑鈴に歩み寄った。大丈夫、傷つけるつもりはない。暴れないように武装を壊すだけ……自分にそう言い聞かせながら剣を振り上げる。
と、笑鈴が頭を振りながら顔を上げた。私は動きを止めた。もしかしたら、という気持ちがあった。
「笑鈴、私だよ? 梅谷彩葉(うめたにいろは)だよ。わかる?」
笑鈴は首を傾げた。そして一言、こう呟いた。
「……死ね」
――ギィィンッ!!
目にも止まらぬ速さで繰り出された剣撃を片手剣でなんとか防ぐ。笑鈴はそのままひょいっと身軽に立ち上がった。不安定な状態から放った一撃だというのに、なんという威力。これが第三世代機装……。
私は痺れた右手首を左手で摩った。中高とバレー部で培った反射神経と手首の柔らかさがなかったら、さっきの攻撃は受け止められなかったし、受け止めたとしても手首を痛めていただろう。ここでも幸運に恵まれた。
すると、ちょうどその時マネージャーさんに頼んでいた笑鈴の機装の機装切離箇所のデータが送られてきた。光学バイザーグラスを通して、笑鈴の機装の約十箇所ほどに赤い印がついている。あそこを叩けば武装が切り離されて彼女を無力化できるようだ。……よし、やるしかない!
「あぁぁぁぁぁぁっ!!」
笑鈴が叫び声を上げながら剣を構えて突撃してくる。私の左右からはクジラの背に乗り上げてきた体長1メートルほどのトカゲのような機獣が数匹襲いかかってくる。まあそうなるよね……
「いくよっ!」
私は手に持っていた剣を捨ててクジラの背を蹴って駆けた。なんだかんだ慣れない武器を使うよりも素手の方が戦いやすいかもしれない。私は笑鈴に唯一勝っているもの、スピードを活かして機獣の間を掻い潜り、笑鈴に肉薄する。彼女が剣を振るった瞬間に、スライディングの要領で体勢を低くしてクジラの背を滑った。そしてそのまま笑鈴の股の下をスルッと抜けて彼女の背後に回る。
笑鈴が振り向く前に私は素早く立ち上がると、背中から彼女を羽交い締めにした。
「はなせぇぇぇっ!」
「いやだっ!」
拘束したまま右足で、赤く表示されている笑鈴の右足のミサイルパックを蹴り落とし、左のミサイルパックも蹴りあげて切り離す。さらに膝蹴り二発で腰についていた短刀と手榴弾を切り離し、頭突きで肩の火炎放射器を破壊した。うーっ、頭が痛い。
でもここまで。私は、背中に機獣が放ったと思われる攻撃を受けてバランスを崩したところで、笑鈴に振り払われてしまった。
銀色に輝くクジラの背に倒れた私。笑鈴の行動は素早かった。すぐさま脇から二本のアンカーを射出する。私の体はアンカーに巻き付かれて、身動きが取れなくなってしまった。そして……。
「いぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
身体を襲う電撃。伝説の機装である『カミカゼ』の武装、『アンカーボルト』を応用して取り入れたものだ。私は身体を震わせながら悲鳴を上げた。息ができない。だめっ、このままじゃ死んじゃう……!
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やめてと言ってもやめてくれるわけもなく……私はこのまま気を失って機獣の餌になってしまうに違いない。……ごめんなさいお母さん、社長さん、Pさん、マネージャーさん、……柊里ちゃん。
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身体を拘束しているアンカーが緩んだ。私は力を振り絞ってアンカーを振り払う。そして左右に接近していた機獣に連続で正拳突きをお見舞いすると、笑鈴に視線を投げた。
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「――さんっ!」
電撃のせいで舌が回らなくてはっきり言えなかった。でも、秋茜さんはこちらをチラッと見てにっこり笑った。
「いろはすー、大丈夫?」
「いろはす……?」
多分私のことだと思う。
「はい、大丈夫です」
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「あ、ありがとうございます……?」
「ほら、ぼーっとしてないで、いろはすはヘリに乗って逃げるんだよ! 早く!」
「えっ……? 秋茜さんは?」
「いいから早く!」
私は驚いて後ろを振り返った。しかし、もうそこに秋茜さんはいなかった。秋茜さんの足に噛み付いたワニのような機獣が今まさに彼女を海中に引きずり込もうとしていた。
「秋茜さんっ!」
駆け寄ろうとしたけど、私の行く手を機獣の群れが遮る。私はそいつらを殴って無理やり突破しようとした。でも横から衝撃を受けて無様に転んでしまった。思わず伸ばした手の先で、無情にも秋茜さんは完全に海中に消えてしまった。最後に沈んでいった右手が親指を立てていたのは彼女なりのユーモアで、私を安心させようとしていたのかもしれない……でも、私を助けようとして秋茜さんは犠牲になってしまったというのに、笑えるはずもない。
守りきれなかった……私は。
「こ、こんなのって……酷いよ!」
しかし、私の言葉は轟音によってかき消された。
周囲に突き刺さるオレンジ色のビームの雨。それらは正確に機獣と笑鈴を貫いた。オレンジ……ということは関枚姉妹……? いや、この火力は……
「おーっほっほっほ! 愚民ども、待たせましたわね! 姫(ひめ)が来たからにはもう安心ですわよ!」
私は声のするほうをうかがった。数メートル上空、空中に浮かびながら高笑いしているのは、オレンジ色のくせっ毛を腰まで伸ばし、純白のドレスをまとった……天使(アイドル)?
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