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第4章 隠密天使マリブ・サーフ
推シノ議論
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『それでは、ただいまより第1回【青海プロダクション スイーツ大食い選手権】を開催しまーす!』
長机に並んで座る4人の少女たち――そのうちの、一番右端に座っていたピンク髪の一際小柄な少女が元気よく告げると、真ん中に座る緑髪の少女と金髪の少女が『いぇーい!』と歓声を上げて手を叩き、盛り上げた。
左端の赤髪の少女は露骨に嫌そうな表情をしている。
『ルールは簡単。この【青海プロダクション特製 ロールケーキ】を60分以内にどれだけ食べきれたかを競います。それでは各選手、自己紹介と意気込みをどうぞ♪』
『霜月(しもつき) 柊里(ひまり)。心底やる気ないけどテキトーに頑張る』
ピンク髪の少女のアナウンスに、赤髪の少女が答える。
『梅谷(うめたに) 彩葉(いろは)ですっ! 大食いは苦手だけど、スイーツという名前のつく企画なら絶対に負けられない! 頑張りますっ!』
続けて答える金髪の少女。こちらは先程の少女と異なりかなり気合が入っているようだ。
『やっほー! みんな大好き、うかがみちゃんこと伺見(うかがみ) 笑鈴(えりん)だよーっ♪ うかがみちゃんは乙女だから、こういうのあまり得意じゃないけどぉ、精一杯頑張るから応援よろしくルンッ♪』
続けて緑髪の少女がブイサインをしながら答え――
『皆さんはじめまして。倉橋(くらはし) 愛留(める)といいます。あたしも先輩たちに胸を借りるつもりで頑張ろうと思います。応援よろしくお願いしますね?』
司会のピンク髪の少女が手を振りながら言ったところで、4人の背後から、一人の青年が現れ、少女たちの前にロールケーキの乗った皿を置いていく。
『うわー、美味しそう!』
金髪の少女が感嘆の声を漏らし、ピンク髪の少女がフォークを手にしながらにっこりと笑う。
『カウントダウンを開始します。……3、2、1、スタート♪』
司会の少女の声とともに、金髪の少女がフォークとナイフを器用に手の中でクルクルと回転させてから、猛然とケーキを切り分け始める。その隣で素手でケーキを口の中に押し込んでいく緑髪の少女、さらにその隣ではマイペースに食事を楽しみながら「うーん、美味しいー」などとコメントしているピンク髪の少女。
そして、赤髪の少女はそんな他の少女達の姿を暫し唖然とした様子で眺めていたが、やがてフォークを手に取ってそれをケーキに突き刺し、そのまま口に運んでもぐもぐとやり始めた。
「なにを見てるンだ?」
ここは海底都市『アトランティス』のとある一室。
目の前に浮かぶ薄いスクリーンのようなものを食い入るように見つめる少年――ジェミニに、青年――ピスケスが声をかけた。
「うん、なんかこの『伺見(うかがみ) 笑鈴(えりん)』ってやつ、最近『ST』で動画上げてないなと思ったら、事務所移籍してたみたいで」
ジェミニは、スクリーンの中で口の周りをクリームで真っ白にしながらケーキを頬張る緑髪の少女を指さしながら言う。ジェミニの髪も少女と同じように緑色に光っていた。
「お気に入りだな、お前。ッてかオイ! 柊里(ひまり)がいンじャねェか! 【青海プロダクション】ッて、柊里ンとこの事務所だッたンか!」
「じーっ」
スクリーンの左端の赤髪の少女に視線を向けてテンションを上げるピスケスを、ジェミニはジト目で見つめた。
「わ、悪いかよ! 俺様を追い詰めたヤツだかンな! 研究してンだよ!」
「あー、はいはい。そーゆーことにしておきましょーか」
「はぁ……二人とも、熱心に天使(アイドル)の研究をするのはいいけど、そんな様子じゃいざ戦うことになった時に迷いが生じ――きゃー! 彩葉(いろは)ちゃーん!」
責めるような口調が一変。スクリーンの前に駆け寄る女性――リブラ。まさに即落ち二コマである。そんなリブラの頭をピスケスが呆れ顔でバシッと叩いた。
「痛いわね!」
「痛いわねじャねェよ。オマエ、俺様たちの目的を忘れてねェか?」
特大のブーメランを投げていることに、ピスケスは気づいていない。
「研究よ、研究! 彩葉ちゃんのスイーツの食リポ、すごく好きなのよ! お姉さんも地球人に生まれたかったわぁ!」
「あァ? そンなつまらねェ動画よりも、柊里の【初心者のフリをしてゲームで事務所の先輩をボコボコにしてみた】シリーズのほうが面白ェじャねェか! 爽快感が半端ねェよ!」
「それ、柊里ちゃんが彩葉ちゃんをいじめる動画よね!? 確かに『あれっ? あれっ?』ってなる彩葉ちゃんは可愛いけど、あんた趣味悪いわねピスケス」
「わかってないなぁ……笑鈴の【歌ってみた】シリーズが最高なんだよ」
「「はぁ!?」」
天使(アイドル)動画について熱く議論を交わす3人。その様子は天使の〝敵〟ではなく、ただの〝ファン〟といった方がいいかもしれない。
「オイ、サジタリアス! オマエはどう思うよ?」
ピスケスは、近くで体を動かしてストレッチをしている寡黙な偉丈夫――サジタリアスに声をかけた。だが、彼は特に反応を示さない。それは彼が寡黙な性格なだけではなく、彼がストレッチをしながら自分の目の前に浮かべたスクリーンで見ている動画に集中しているためであるようだ。
そっとサジタリアスの背後に回ってスクリーンを覗き込むピスケス。
そこには、サジタリアスと姿勢でストレッチをする青髪の少女が映っていた。明らかに天使動画だ。――タイトルは【結衣香(ゆいか)の10分ストレッチ】。
「オマエもかよ!!」
匙を投げたピスケスが、ジェミニたちの元に戻ってくると、早くも大食い選手権の決着がついていたようだ。
死屍累々といった様子で机に突っ伏し、ギブアップをあらわす白旗を上げる少女たち。気持ち悪いのか、おぇっと嘔吐くような声も聞こえる。散々な様子だったが、動画の再生数は意外にも既に凄まじい数字をたたき出していた。
そんな中、一人黙々とケーキを食べ続ける少女がいた。
「……フン、勝ったな」
ピスケスは満足気に呟く。そんな彼にすぐさまジェミニとリブラの睨むような視線が突き刺さった。
勝者はなんと赤髪の少女――霜月 柊里。
優勝者インタビューをされる彼女はこう口にした。
『気づいたらみんなギブアップしてた』
と。
最後にピンク髪の少女がチャンネル登録と高評価を求めるコメントをして、第1回【青海プロダクション スイーツ大食い選手権】の動画は終わっていた。
「――だ、だいたい彩葉ちゃんに大食いをさせようって企画からして間違っているのよ!可哀想に。クソ動画よクソ動画! 低評価低評価!」
「うーん、普段の笑鈴ならこんなもんじゃないはずなんだけどなぁ。調子悪いのかなぁ?」
「オイオマエら。負け惜しみか? だから言っただろ? 柊里が一番だッて!」
悔しそうな二人に対し、ピスケスはまるで自分の事のように喜んでいるのか、声が弾んでいる。
そんな3人の様子を少し離れたところでじっと眺めていた少女がいた。小柄な体をローブのようなもので覆い、ピンク色の髪をツインテールに結んでいる。が、その顔の上半分は銀色の金属のようなもので覆われており、表情は上手く読み取れなかった。
彼女の名前はキャンサー。ピスケスやリブラなどと同じく、『アトランティス』の『黄道十二宮(ゾディアック・イクリプス)』の一員だった。
彼女は右手を振って自分の前にスクリーンとキーボードを展開すると、キーボードになにかを打ち込み、スクリーンをタッチして操作する。
「――あった」
それは先程ピスケスたちが鑑賞していた青海プロダクションの動画だった。
彼女は周囲を見渡して、誰にも見られていないことを確認すると、素早くチャンネル登録と高評価のボタンを押した。
「――かわいい」
その視線は、一人の少女――ピンク髪の倉橋 愛留へと注がれていた。
「いつか――会いに行くから」
するとキャンサーは何かに気づいたのか、サッとスクリーンをしまってその場を後にする。
と同時に、入れ替わるようにして部屋には神々しいばかりの金髪をまとった青年――殿皇アリエスが現れた。
「――なにをしている」
天使について熱く議論するピスケスたち3人と、動画を見ながらストレッチをするサジタリアスを眺めて、アリエスは静かに口にした。
あまりに議論が白熱していたため、反応の遅れた彼らは、ビクッとしながら慌ててアリエスに向き直る。
「ち、違うんですこれは! これは研究で!」
「そうです研究研究!」
「まァ……研究だなァ」
「――鍛錬だ」
その後、浮ついていた4人を、アリエスが厳しく叱責したのは言うまでもなかった。
『それでは、ただいまより第1回【青海プロダクション スイーツ大食い選手権】を開催しまーす!』
長机に並んで座る4人の少女たち――そのうちの、一番右端に座っていたピンク髪の一際小柄な少女が元気よく告げると、真ん中に座る緑髪の少女と金髪の少女が『いぇーい!』と歓声を上げて手を叩き、盛り上げた。
左端の赤髪の少女は露骨に嫌そうな表情をしている。
『ルールは簡単。この【青海プロダクション特製 ロールケーキ】を60分以内にどれだけ食べきれたかを競います。それでは各選手、自己紹介と意気込みをどうぞ♪』
『霜月(しもつき) 柊里(ひまり)。心底やる気ないけどテキトーに頑張る』
ピンク髪の少女のアナウンスに、赤髪の少女が答える。
『梅谷(うめたに) 彩葉(いろは)ですっ! 大食いは苦手だけど、スイーツという名前のつく企画なら絶対に負けられない! 頑張りますっ!』
続けて答える金髪の少女。こちらは先程の少女と異なりかなり気合が入っているようだ。
『やっほー! みんな大好き、うかがみちゃんこと伺見(うかがみ) 笑鈴(えりん)だよーっ♪ うかがみちゃんは乙女だから、こういうのあまり得意じゃないけどぉ、精一杯頑張るから応援よろしくルンッ♪』
続けて緑髪の少女がブイサインをしながら答え――
『皆さんはじめまして。倉橋(くらはし) 愛留(める)といいます。あたしも先輩たちに胸を借りるつもりで頑張ろうと思います。応援よろしくお願いしますね?』
司会のピンク髪の少女が手を振りながら言ったところで、4人の背後から、一人の青年が現れ、少女たちの前にロールケーキの乗った皿を置いていく。
『うわー、美味しそう!』
金髪の少女が感嘆の声を漏らし、ピンク髪の少女がフォークを手にしながらにっこりと笑う。
『カウントダウンを開始します。……3、2、1、スタート♪』
司会の少女の声とともに、金髪の少女がフォークとナイフを器用に手の中でクルクルと回転させてから、猛然とケーキを切り分け始める。その隣で素手でケーキを口の中に押し込んでいく緑髪の少女、さらにその隣ではマイペースに食事を楽しみながら「うーん、美味しいー」などとコメントしているピンク髪の少女。
そして、赤髪の少女はそんな他の少女達の姿を暫し唖然とした様子で眺めていたが、やがてフォークを手に取ってそれをケーキに突き刺し、そのまま口に運んでもぐもぐとやり始めた。
「なにを見てるンだ?」
ここは海底都市『アトランティス』のとある一室。
目の前に浮かぶ薄いスクリーンのようなものを食い入るように見つめる少年――ジェミニに、青年――ピスケスが声をかけた。
「うん、なんかこの『伺見(うかがみ) 笑鈴(えりん)』ってやつ、最近『ST』で動画上げてないなと思ったら、事務所移籍してたみたいで」
ジェミニは、スクリーンの中で口の周りをクリームで真っ白にしながらケーキを頬張る緑髪の少女を指さしながら言う。ジェミニの髪も少女と同じように緑色に光っていた。
「お気に入りだな、お前。ッてかオイ! 柊里(ひまり)がいンじャねェか! 【青海プロダクション】ッて、柊里ンとこの事務所だッたンか!」
「じーっ」
スクリーンの左端の赤髪の少女に視線を向けてテンションを上げるピスケスを、ジェミニはジト目で見つめた。
「わ、悪いかよ! 俺様を追い詰めたヤツだかンな! 研究してンだよ!」
「あー、はいはい。そーゆーことにしておきましょーか」
「はぁ……二人とも、熱心に天使(アイドル)の研究をするのはいいけど、そんな様子じゃいざ戦うことになった時に迷いが生じ――きゃー! 彩葉(いろは)ちゃーん!」
責めるような口調が一変。スクリーンの前に駆け寄る女性――リブラ。まさに即落ち二コマである。そんなリブラの頭をピスケスが呆れ顔でバシッと叩いた。
「痛いわね!」
「痛いわねじャねェよ。オマエ、俺様たちの目的を忘れてねェか?」
特大のブーメランを投げていることに、ピスケスは気づいていない。
「研究よ、研究! 彩葉ちゃんのスイーツの食リポ、すごく好きなのよ! お姉さんも地球人に生まれたかったわぁ!」
「あァ? そンなつまらねェ動画よりも、柊里の【初心者のフリをしてゲームで事務所の先輩をボコボコにしてみた】シリーズのほうが面白ェじャねェか! 爽快感が半端ねェよ!」
「それ、柊里ちゃんが彩葉ちゃんをいじめる動画よね!? 確かに『あれっ? あれっ?』ってなる彩葉ちゃんは可愛いけど、あんた趣味悪いわねピスケス」
「わかってないなぁ……笑鈴の【歌ってみた】シリーズが最高なんだよ」
「「はぁ!?」」
天使(アイドル)動画について熱く議論を交わす3人。その様子は天使の〝敵〟ではなく、ただの〝ファン〟といった方がいいかもしれない。
「オイ、サジタリアス! オマエはどう思うよ?」
ピスケスは、近くで体を動かしてストレッチをしている寡黙な偉丈夫――サジタリアスに声をかけた。だが、彼は特に反応を示さない。それは彼が寡黙な性格なだけではなく、彼がストレッチをしながら自分の目の前に浮かべたスクリーンで見ている動画に集中しているためであるようだ。
そっとサジタリアスの背後に回ってスクリーンを覗き込むピスケス。
そこには、サジタリアスと姿勢でストレッチをする青髪の少女が映っていた。明らかに天使動画だ。――タイトルは【結衣香(ゆいか)の10分ストレッチ】。
「オマエもかよ!!」
匙を投げたピスケスが、ジェミニたちの元に戻ってくると、早くも大食い選手権の決着がついていたようだ。
死屍累々といった様子で机に突っ伏し、ギブアップをあらわす白旗を上げる少女たち。気持ち悪いのか、おぇっと嘔吐くような声も聞こえる。散々な様子だったが、動画の再生数は意外にも既に凄まじい数字をたたき出していた。
そんな中、一人黙々とケーキを食べ続ける少女がいた。
「……フン、勝ったな」
ピスケスは満足気に呟く。そんな彼にすぐさまジェミニとリブラの睨むような視線が突き刺さった。
勝者はなんと赤髪の少女――霜月 柊里。
優勝者インタビューをされる彼女はこう口にした。
『気づいたらみんなギブアップしてた』
と。
最後にピンク髪の少女がチャンネル登録と高評価を求めるコメントをして、第1回【青海プロダクション スイーツ大食い選手権】の動画は終わっていた。
「――だ、だいたい彩葉ちゃんに大食いをさせようって企画からして間違っているのよ!可哀想に。クソ動画よクソ動画! 低評価低評価!」
「うーん、普段の笑鈴ならこんなもんじゃないはずなんだけどなぁ。調子悪いのかなぁ?」
「オイオマエら。負け惜しみか? だから言っただろ? 柊里が一番だッて!」
悔しそうな二人に対し、ピスケスはまるで自分の事のように喜んでいるのか、声が弾んでいる。
そんな3人の様子を少し離れたところでじっと眺めていた少女がいた。小柄な体をローブのようなもので覆い、ピンク色の髪をツインテールに結んでいる。が、その顔の上半分は銀色の金属のようなもので覆われており、表情は上手く読み取れなかった。
彼女の名前はキャンサー。ピスケスやリブラなどと同じく、『アトランティス』の『黄道十二宮(ゾディアック・イクリプス)』の一員だった。
彼女は右手を振って自分の前にスクリーンとキーボードを展開すると、キーボードになにかを打ち込み、スクリーンをタッチして操作する。
「――あった」
それは先程ピスケスたちが鑑賞していた青海プロダクションの動画だった。
彼女は周囲を見渡して、誰にも見られていないことを確認すると、素早くチャンネル登録と高評価のボタンを押した。
「――かわいい」
その視線は、一人の少女――ピンク髪の倉橋 愛留へと注がれていた。
「いつか――会いに行くから」
するとキャンサーは何かに気づいたのか、サッとスクリーンをしまってその場を後にする。
と同時に、入れ替わるようにして部屋には神々しいばかりの金髪をまとった青年――殿皇アリエスが現れた。
「――なにをしている」
天使について熱く議論するピスケスたち3人と、動画を見ながらストレッチをするサジタリアスを眺めて、アリエスは静かに口にした。
あまりに議論が白熱していたため、反応の遅れた彼らは、ビクッとしながら慌ててアリエスに向き直る。
「ち、違うんですこれは! これは研究で!」
「そうです研究研究!」
「まァ……研究だなァ」
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