【本編完結】義弟を愛でていたらみんなの様子がおかしい

ちゃちゃ

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番外編・その後

初夜 ※※

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 ついにこの日が来てしまった。
 
 そう、初夜……!
 
 
 挿入以外のことは一通り覚えてしまったし、ふやけるまでお尻を解されたこともある。中でイクことも、射精せずイクことも出来るようになった。出来るようにされてしまった。
 
 
 
 なのに、処女……!
 
 
 
 え、処女の使い方合ってる? 途中まで現実から目を背けていたし、両親には黒よりのグレーとかで誤魔化してたけど、思い切り黒じゃない? 性行為してない? 開発されてない? 純潔の初々しさ無くない?
 
 普通の初夜ってどうなの?普通って何!?恋愛において僕の知ってる普通はクロードかクラウス殿下から得たものだから比較しようなくない?


 未だに一緒の布団に入るだけで緊張するしドキドキするけど、触れ合うのは気持ち良いし、えっちなこと全然嫌じゃない。
 こんな処女いる? それに……クロードの……大きいから僕にちゃんと入るか分からない……。入らなかったらどうしよう。処女だけど、処女っぽく無くて、なのに最後まで出来ないとか嫌だ……! クロードに気持ち良くなって欲しい……!
 僕は一抹の不安を抱え、クロードの帰りを悶々としながらベッドの上で待っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 婚姻届が受理され、形式的にも僕とクロードは伴侶となった。嬉しくて2人きりになった瞬間抱き合ってキスをした。クロードはまだ学校の授業があるため、遅れて登校して行った。僕は卒業を控え授業がないため、委員会やクラブに入っていない学生と同様、卒業式までお休みとなっている。
 
 
 クロードが学校に向かう前に僕を引き寄せ、耳に口を寄せた。
 
「夜、楽しみにしてる。」
 
 それだけで意味を理解し、顔を両手で隠した。
 クロードは笑いながら頬にキスをして「いってきます。」と言って出ていった。新婚さんだ……! 「お帰りなさい、お風呂にする? ご飯にする? それとも……。」ってやつだ! クラウス殿下が前に新婚プレイがどうとか言ってたやつだ……! ニコラス殿下が3択から何を選んだのかが気になる。
 
 
 
 それからはずっと夜のことを考えている。今まではあまりクロードの陰茎を触らせて貰えなかったが、いよいよ今日からは解禁ではないか。あと、恥ずかしいけどクロードのが入らなかったら辛いから、自分でお尻を解しておこうかな……。浴室で洗浄しとこう……。
 
 指だけではなく、クロードのものを直接入れるため、ちゃんとホースとお湯で内部を洗浄する。苦しいし、お湯が出る時の音も恥ずかしい。でもやっとかないと……! 洗浄が一通り終わると、石鹸を手に付け、お尻を解していく。自分でした事は初めてで、クロードが触る時と違って気持ち良くない。良い所にも当たらないし、ただ解すことに集中した。
 
 
 
 クロードが帰る時間が近づくころにはもうクタクタで布団に突っ伏していた。えっちって大変なんだ……。今までクロードに任せ切りだったため、いざ自分で準備しようとするとへとへとになってしまった。
 うまく出来るかな……と思いながらついウトウトとしてしまった。
 
 
「レイ。レイ。帰ったよ。」
「!!!?」
 
 ふと意識が浮上し、大好きな声が聞こえ、寝坊したかのようにガバ! と起き上がった。いや、まさしく寝坊したんだが。
 
「うぅ……お帰りなさい……。」
「うん、ただいま。」
「本当は玄関でお迎えしたかったんだ……寝ちゃってごめんね。」
「大丈夫だよ、レイがここで待っててくれて嬉しい。ご飯食べた?」
「ううん食べてない。明日朝になったら食べようと思って……。」
「少しだけでも食べよう。じゃないと朝まで体が持たないよ。」
 
 シレッと朝までイチャイチャすることをクロードが発言し、完全に目が覚めた僕は家令にお願いして、軽食を用意してもらった。僕、寝衣のままなんだけど、部屋で食べるし軽食だし着替えなくて良いかな。
 
 
 クロードと2人和やかに話しながら食事を終えて、クロードがシャワーを浴びに席を外した。
 いよいよだ。初夜へのカウントダウンが始まった。初夜の始まりってどうやるの? いつもクロードが抱き締めてキスして、いつの間にか全裸なんだけど。
 
 
 
 
 
 
「上手く出来なかったらごめんなさい……。」
 
 
 色々考え過ぎて、シャワーを浴びたクロードが近付いてきた瞬間そう口にしていた。
 クロードは束の間考えた素振りを見せたが、合点がいったようで、にこやかに笑い僕を抱き締めた。
 
「レイ。上手くやろうとしなくて良いんだ。お互い、初めてなんだ。どれもこれも初めてのことで、愛が伴った行為だ。オレはレイを気持ち良くさせたい。レイもオレを気持ち良くさせたいと思って頑張ってくれたんだね。でも上手くやろうと頑張らなくて良い。一緒に気持ち良くなりたいと思って、やりたいように触って、感じるままに声を出して欲しい。」
 
「う、でも……。」
「まだ何か不安なことある? ゆっくりで良いから聞かせて。」
「僕、クロードを気持ち良くさせたい。」
「うん、分かってる。」
「……出来ないかも。」
「?? オレはレイと肌が触れ合うだけでも抱き締めるだけでも気持ち良いよ。」
「そう、そうじゃなくて! いや、僕もそうなんだけど、言いたいことはそうじゃなくて……。」
 
 
 抱き締められ、クロードの背中の向こうにある自分の手を見つめる……。3本……でいける? 絶対無理……。
 するとクロードがくふくふと笑い始めた。
 訳が分からず顔を見るとそのまま手を握りしめ優しくベッドに倒された。
 
「……え?」
「ダメだよそんな可愛いことしちゃ。大丈夫、一つになる準備をする時間はたっぷりあるからね。」
 
 さっき朝までとか言ってたのは本気だったの!? というか、後ろに目があるの!?なんで分かったの?
 
 
 
 
 
 ぐちゅ……ぐぷ……。
 前に解された時とは比べ物にならないくらい時間を掛けて、中を隅々まで探られる。自分で準備した時には届かなかった場所も、気持ち良いところも全部クロードによって暴かれる。気持ち良くなることを覚えてしまったこの体は、期待で穴がぴくぴく動いて(自分で動かしてしまって)、クロードの指に当たる。既に一度達しており、下腹部に自分の精液が垂れたが、拭えないまま更に解されていた。
 
「あ、あ、もう、や……。もうクロード、挿れて、クロードぉ……!」
「もう入っても良い? オレのが入るか心配だったんだもんね。僕が来る前に準備までして。でも準備も全てオレがしたいから、今度からは何もしなくて良いよ。お風呂も一緒に入ろうね。中もオレが綺麗にするから。」
「も、もう挿れて! 奥が、中に欲しいの……! クロードが欲しい。埋めて欲しい。僕だけ、僕ばっかり、寂しい……。」
「……オレ以外知らないけど、オレしか知らない故に素直でえっちなの、攻撃力が強すぎ……。大丈夫、もう入るよ。最初だけ太い部分があってちょっと苦しいかもしれないけど、その後はゆっくり挿れるから。」
 
 そう言って、クロードは履いていた下履きを脱いだ。香油を手に取り、大きいそれを少し扱いて更に固くし、足の膝を曲げた僕の足をお腹にくっつけるようにして倒した。
 僕の後孔こうこうにクロードの固いものが当たる。ぐっと押され、拡がる感覚に掠れた声が漏れる。来る。クロードが中に、やっと……。
 
「あ……あ……。」
「大丈夫だよ、少しづつ入ってる。力を抜いて。」
 
 クロードは僕の萎びた陰茎を握り、擦り始めた。快感をすぐに拾ってしまう僕の陰茎はもう固さを取り戻した。一番太い所が入ったのか、その後は奥まで入ったようだ。
 
「はぁ……はぁ……。」
「ゆっくり息を吸って、吐いて。そう、暫くこのまま抱き合っていようね。」
 
 早く動きたいだろうに、辛いだろうに、クロードは僕の頭を撫でて、顔中にキスを降らせる。愛し合いたい。溶けてひとつになりたい。そう思って、僕は自分のお尻をぐっと持ち上げ、中にいるクロードの陰茎を刺激した。
 
「!!? レイ!!?」
「早く、クロード。動いて大丈夫だから。クロードと気持ち良くなりたい。」
 
 クロードを抱き締め、足でクロードの体を更に密着させ、ベッドを揺らした。中でクロードのものがピク……と動いた気がした。
 
 
「一生懸命セーブして、無理させないように頑張っていたのに、レイフォードは本当にオレの計画を壊すのが上手いね。」
 
 あれ、良かれと思ってやったのに、なんか怒ってる!? 喜ぶと思って大胆に誘ったのに何故!? 氷の微笑ってこんな感じ? クロードカッコ良いなぁ。
 
「あの……クロード……?」
「愛する伴侶のご希望ご期待には応えないと、夫として立つ瀬がないからね。今から頑張るね?」
「え、あの……。」
 
 
 
 
 
 
 
 腸壁を突かれ、喘ぎ声しか出なくて、暫くして苦しい声を上げながらクロードが中に出した。クロードが気持ち良くなって良かったと安心し、これで終わりかと思ったらそのまま横向きにされて片足をクロードの肩に置かれて、さっきとは違う角度でゆっくり突かれた。気持ち良いところに何度も何度もクロードのものが当たる。当ててる。
 
 口からよだれが垂れて、涙もポロポロ零れながら快感に耐える。気持ち良くないなんて言えなかった。突かれる度に僕の陰茎からトピュっトピュっと少量の精液が吐き出される。
 
 一旦クロードの動きが止まったため、少しでも体力回復を……とくてんと体をベッドに預けた。水差しの先から直接口に水を含んだクロードが、僕に口移しで水を飲ませてくれる。色んな体液が著しく減っていたためか、水が染み渡るようだった。
 
 水を飲み込んだことを確認したクロードが、今度は僕をうつ伏せにさせた。僕の双丘そうきゅうに手を置き、上からねじ込むように入ってきた。後ろから抱き締め、僕に直接重なった状態で前後に、上下に抽挿を繰り返す。今までよりも奥に入っているようで、強い刺激に思わず中を締めてしまう。
 
「あ! あ! あぁぁクロード! クロード! 好き! 気持ち良い! イッちゃう! 深いのキちゃう!」
「イって! 愛しているレイ。ずっと一緒だ。オレも、イク。中でイっても良い?」
「良い! イって! 中で出して! いっぱいにして! クロードだけでいっぱいに!!」
 
 抽挿が激しくなり、僕の陰茎がベッドのシーツに擦れ、ぐちゅぐちゅと濡れている。中もクロードのものを嬉しそうに咥えている。あぁ、やっとひとつになれたんだ……。
 
 僕は歓喜と快感でシーツに射精し、意識を飛ばした。
 
 そこからは記憶がとびとびであまり覚えていない。
 その後、いつの間にかお風呂に浸かってて、そのまま浴槽でえっちしたり、せっかく変えたシーツをまた汚したりしてた。意識が浮上する度にクロードが抱き締めてまた抜き差しされる、ということが度々あって、何度イカされたのかも分からない。ただ、めちゃめちゃ気持ち良かった……。
 
 
 
 きっかり日の出までえっちしてたのか、太陽の光が見えたところで僕は完全に意識を失った。
 目が覚めて、クロードがものすごく謝ってきたけど、ずっとクロードを触れず、気持ち良くさせられ無かったので、溶けてひとつになれたみたいに気持ち良くて嬉しかったことを伝えると、何故かまたクロードのが固くなってた。
 体力と精力どうなってるの……。
 今度はご期待に応えられなくて大変申し訳ないけれど、僕は足腰立たず丸一日ベッドで過ごすことになり、クロードはお父様に、『節度とは、加減とは』と説教をされていた。
 いや、だからこれは僕も悪いので……と言ってもお父様はぷりぷりしていて、お母様はニコニコしながら湿布薬を渡してくれた。
 
 
 家族を見ながら、僕は幸せを噛み締める。今までも愛し、愛され幸せだと感じていたけど、これからは今までよりもっともっとみんなで幸せになろう。
 
 
 
 
 
 それにしてもえっち中に意識が混濁して記憶が飛ぶなんて……。あ! この現象聞いたことある! クラウス殿下が話してたやつだ!!!
 
 
 
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