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1章 転生~幼年期
29話 フリーズ
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尊流の作った異空間でゴーレムを倒し二人に実力を示したアルミス。そしてそんなアルミスの前に尊流とサビオが並びアルミスと向きっていた。
「ほほほ。どれ、二人とも落ち着いたかの。さて、まだスキルを使って無いタケル殿だがの、アルミス殿に使ってみるかの、タケル殿。」
そう言ってサビオは髭を触りながら尊流の方を見た。尊流は頷きスキルを使う前に、アルミスに話しかけた。
「アルミスさん、アルミスさんは女性ですし、これから暫く一緒に生活をするんで予め言っておきますね。俺のスキルは全て見る事が出来ます、隠匿も効きません、鑑定を使われた事が判らないという特徴も有ります、恥ずかしいかもしれませんけど、アルミスさんは何もしなくても良いのでそのままで居て下さいね。」
尊流がそう言うとアルミスは少し頬を赤く染め、コクリと頷いた。
(んん~。そんなにモジモジされると、何だか俺がやらしい事をするみたいじゃないか。)
どうにも気まずい気もしたが、尊流は気を取り直し、スキルを発動してアルミスのスキルをトレースした。
「お、おお!この感じはやっぱり不思議だな。アルミスさん、やっぱり強いですね。さっきのはまだまだ本気じゃなかったんですね。」
アルミスからトレースして、コピー出来たスキルは、通常の物から非常に強力な物まで多岐に渡っていた。
「アルミスさんも随分とスキルを沢山持ってますね、レベルも高いし。強い訳ですね。」
尊流がスキルの感想を言うと、サビオが笑いながら尊流に言った。
「ほっほっほっ。そりゃそうだの、伊達にボナエストの姓を受け継いで居るわけでは無いからの。それにアルミスは獣人だしの、人間よりも身体能力が上なんだの、しかし獣人は魔法が使えない事が多くての、代わりにスキルや技を多く取得して強くなるんだの。」
サビオに獣人の特徴を聞いて納得する尊流。
「それにの、アルミスはの、獣人の中でも戦闘能力の高い虎人族での、その中でも少数の白虎種なんだの。」
サビオの話を聞き、尊流はアルミスのステータスを改めて確認してみた。
「あ、本当だ。凄い!何だか格好イイですね!何だか剣技にも強そうなのが沢山有りますね。」
尊流はアルミスのステータスを確認し格好イイと興奮していた。
「ほっほっほっ。タケル殿は獣人だからと言って蔑んだりしないんだの。」
サビオの言葉を聞いて尊流は答えた。
「え、何でですか?むしろ格好イイじゃないですか、地球博記念公園では獣人のようなキャラクターも居て、あ、想像上の存在なんですけどね、それらはヒーローで、あ、英雄だったりするんですよ。こちらでは、しろとら族ですが、地球では白虎(びゃっこ)と言って神獣ですからね。あ、こちらも想像と言われてますけどね。」
興奮して眠っていたオタク魂が目覚めてしまったかのごとく、喋りまくる尊流をサビオがたまらず諭す。
「タケル殿、もうそれ位にせんかの。アルミス殿がこれ以上は耐えられんからの。」
サビオに諭され、ハッ!と我に帰った尊流がアルミスの方を見ると、アルミスは地面にヘタリ込み、頬に手を当て、顔を真っ赤にし目を潤ませていた。
「あああ、タケル様にあ、あ、あんなに褒めて頂けるなんて、ああ、わ、私は何て幸せ者なんでしょう、それにタケル様は獣人を、白虎族をの事をわわ、わ私の事を、かか、か、カッコイイと仰りました。あああああ~。」
と、そこでアルミスはフリーズしてしまった。
「はあ。手遅れだったの。」
そう言ってサビオは嘆息し、尊流の方を見て、髭を触りながら顎をしゃくり、何とかしろと言いたげな目で尊流を見た。
「あ、ど、どうしましょう、アルミスさんはどうしちゃったんですかね。」
尊流は何故アルミスがフリーズしてしまったのかが判らず、ただオロオロするばかりであった。
尊流は転生前の人生では女性経験がそれなりに有り、交際した女性も何人か居たし、離婚したが結婚も一度していた。その経験から、女性を誉める事や優しくする事に抵抗は無く、むしろ誰にでも優しくするのが当たり前であった。地球では、取り分け日本ではそんな奴は腐るほど居たので、今目の前でフリーズしているアルミスのように誉めちぎっただけで、フリーズする女性に会った事が無く、どうすれば良いのか解らなかった。
「ほほ、通常ならそろそろ復帰するんだがの。どうやら重症のようだの。ふむ、どうするかの。」
尊流も冷静さを取り戻し、どうするか考えた。
「アルミスさんつれて一旦戻りますか。」
サビオも髭を触りながら頷いていた。
「そうだの。それが良いかの。」
尊流は扉をアルミスの近くに出現させ、そのまま転移魔法で小屋の中へと戻って行った。
小屋の中へとアルミスを連れて戻って来た尊流とサビオは、ふたりでアルミスをソファーに座らせた。
尊流はキッチンにいつも淹れているケルム草のお茶に、食材箱の中に入っていたレモンに似たシトレアという果実の絞り汁を足した。
尊流はカップに淹れたお茶をアルミスの鼻先に持っていき、香りを暫く嗅がせると、アルミスの前のローテーブルに置いた。そして尊流とサビオはアルミスが復帰するのを待ち、ソファーに座り同時にお茶を飲んだ。
暫く二人でお茶を飲み、アルミスの再起動を待ちながら寛いでいると、アルミスが徐々に再起動し、復帰してきた。
「タケル様・・・素敵で・・・・す・・・ん? ハッ!ここは・・・タケル様に褒められて・・・ハッ!」
どうやら再起動がほぼ完了したようである、アルミスは立ち上がり、二人に頭を下げた。
「ご迷惑をおかけしました、サビオ爺、タケル様。」
アルミスは少しバツが悪そうな感じで俯いていた。そんなアルミスを見てサビオが髭を触りながら笑っていた。
「ほっほっほっ。別にかまわんよの、アルミス殿がタケル殿の事を好きなのは仕方の無い事だからの。それよりもタケル殿の方が注意が必要かの、女性を誉めたりするのは良い事なんだがの、こちらの世界ではやり過ぎん方がいいかもの。」
盛大にバグってフリーズしたアルミスよりも、尊流の天然ジゴロっぷりを少しだけ遠回しに諌めた。サビオにそう言われた尊流だったが、イマイチ理解出来ていないようであった。
「何だかスイマセン、気をつけます。」
「ほっほっほっ。別に構わんがの、ワシは面白いからの。ほっーほっほっ。」
「もう、サビオ爺ったら!」
アルミスは頬を膨らませていたが、サビオは髭を触りながら声高に笑っていた。
「それではどうしますか?少し早いけど夕食にしますか?」
尊流が二人を交互に見ながら聞いた。
「そうだの、面白い物も見られたしの、ここらで夕食にするかの。」
「もう!サビオ爺!」
アルミスがまた頬を膨らませていた。
「サビオさん、ちょっと意地悪ですよ。それより夕食はパスタで良いですか?」
尊流はそう言うとキッチンに向かって行った。
「タケル様の料理が食べられるんですね、楽しみです。」
「ほほほ、タケル殿の料理は美味しいんだの、こちらの世界には無い料理ばかりだからの。」
サビオがそう言いながらアルミスの方を見ると、アルミスの口はニヤけており、ヨダレが垂れていた。
「ほほほ。アルミス殿が居ると飽きないの。おお、そうだったの、タケル殿、今回はちょっと多めに作ってくれんかの。」
それを聞いた尊流は特に気にする事も無く快諾した。
「判りました、パスタを全部茹でてしまいますね。」
そう言って尊流は残りのパスタを全て鍋に投入した。
数分後、茹で上がったパスタを炒め、作り置きしておいたシチューのような物をフライパンに入れてパスタと絡めた。尊流は3人分のスープを絡めたパスタを取り分けて、サビオとアルミスが待つソファーのローテーブルに運んで並べた。
「今日のパスタはカルボナーラ風パスタです、コクが有って美味しいですよ。」
そう言って尊流は二人の前に皿を差し出した。
「ほほ、珍しい仕上がりのパスタだの、これはシチューかの?」
すると、尊流がジュースをコップに入れて、二人に渡しながら答えた。
「ん~、シチューと似てますが、ちょっと違うんですよ。まあ、とにかく食べて見て下さい。」
尊流がそう言うと、サビオとアルミスはフォークを手に取りカルボナーラ風パスタを食べ始めた。
「ほっほっほっ。これは確かに美味しいの。このシチューみたいなのがパスタと絡まって非常に美味しいの。」
アルミスは一口食べると、目を見開き余程美味しかったのか、黙々と凄い勢いで食べ始めた。
あっという間に完食し、尊流は少しさみしそうに皿を見つめるアルミスを見て声を掛けた。
「アルミスさん、まだ有りますから沢山食べて下さいね。」
山盛りに有ったパスタはみるみると減っていき、その殆どはアルミスのお腹へと消えていったのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
今後スキルをトレースしても、全てのスキルを載せる事はありません。順次その時に都合の良いように、あの時コピーしたスキルって事にする為です。同じ理由でステータスも一覧を載せる事は極端に少ないと思います。
決して面倒だからとかでは無いですよ・・・・・
「ほほほ。どれ、二人とも落ち着いたかの。さて、まだスキルを使って無いタケル殿だがの、アルミス殿に使ってみるかの、タケル殿。」
そう言ってサビオは髭を触りながら尊流の方を見た。尊流は頷きスキルを使う前に、アルミスに話しかけた。
「アルミスさん、アルミスさんは女性ですし、これから暫く一緒に生活をするんで予め言っておきますね。俺のスキルは全て見る事が出来ます、隠匿も効きません、鑑定を使われた事が判らないという特徴も有ります、恥ずかしいかもしれませんけど、アルミスさんは何もしなくても良いのでそのままで居て下さいね。」
尊流がそう言うとアルミスは少し頬を赤く染め、コクリと頷いた。
(んん~。そんなにモジモジされると、何だか俺がやらしい事をするみたいじゃないか。)
どうにも気まずい気もしたが、尊流は気を取り直し、スキルを発動してアルミスのスキルをトレースした。
「お、おお!この感じはやっぱり不思議だな。アルミスさん、やっぱり強いですね。さっきのはまだまだ本気じゃなかったんですね。」
アルミスからトレースして、コピー出来たスキルは、通常の物から非常に強力な物まで多岐に渡っていた。
「アルミスさんも随分とスキルを沢山持ってますね、レベルも高いし。強い訳ですね。」
尊流がスキルの感想を言うと、サビオが笑いながら尊流に言った。
「ほっほっほっ。そりゃそうだの、伊達にボナエストの姓を受け継いで居るわけでは無いからの。それにアルミスは獣人だしの、人間よりも身体能力が上なんだの、しかし獣人は魔法が使えない事が多くての、代わりにスキルや技を多く取得して強くなるんだの。」
サビオに獣人の特徴を聞いて納得する尊流。
「それにの、アルミスはの、獣人の中でも戦闘能力の高い虎人族での、その中でも少数の白虎種なんだの。」
サビオの話を聞き、尊流はアルミスのステータスを改めて確認してみた。
「あ、本当だ。凄い!何だか格好イイですね!何だか剣技にも強そうなのが沢山有りますね。」
尊流はアルミスのステータスを確認し格好イイと興奮していた。
「ほっほっほっ。タケル殿は獣人だからと言って蔑んだりしないんだの。」
サビオの言葉を聞いて尊流は答えた。
「え、何でですか?むしろ格好イイじゃないですか、地球博記念公園では獣人のようなキャラクターも居て、あ、想像上の存在なんですけどね、それらはヒーローで、あ、英雄だったりするんですよ。こちらでは、しろとら族ですが、地球では白虎(びゃっこ)と言って神獣ですからね。あ、こちらも想像と言われてますけどね。」
興奮して眠っていたオタク魂が目覚めてしまったかのごとく、喋りまくる尊流をサビオがたまらず諭す。
「タケル殿、もうそれ位にせんかの。アルミス殿がこれ以上は耐えられんからの。」
サビオに諭され、ハッ!と我に帰った尊流がアルミスの方を見ると、アルミスは地面にヘタリ込み、頬に手を当て、顔を真っ赤にし目を潤ませていた。
「あああ、タケル様にあ、あ、あんなに褒めて頂けるなんて、ああ、わ、私は何て幸せ者なんでしょう、それにタケル様は獣人を、白虎族をの事をわわ、わ私の事を、かか、か、カッコイイと仰りました。あああああ~。」
と、そこでアルミスはフリーズしてしまった。
「はあ。手遅れだったの。」
そう言ってサビオは嘆息し、尊流の方を見て、髭を触りながら顎をしゃくり、何とかしろと言いたげな目で尊流を見た。
「あ、ど、どうしましょう、アルミスさんはどうしちゃったんですかね。」
尊流は何故アルミスがフリーズしてしまったのかが判らず、ただオロオロするばかりであった。
尊流は転生前の人生では女性経験がそれなりに有り、交際した女性も何人か居たし、離婚したが結婚も一度していた。その経験から、女性を誉める事や優しくする事に抵抗は無く、むしろ誰にでも優しくするのが当たり前であった。地球では、取り分け日本ではそんな奴は腐るほど居たので、今目の前でフリーズしているアルミスのように誉めちぎっただけで、フリーズする女性に会った事が無く、どうすれば良いのか解らなかった。
「ほほ、通常ならそろそろ復帰するんだがの。どうやら重症のようだの。ふむ、どうするかの。」
尊流も冷静さを取り戻し、どうするか考えた。
「アルミスさんつれて一旦戻りますか。」
サビオも髭を触りながら頷いていた。
「そうだの。それが良いかの。」
尊流は扉をアルミスの近くに出現させ、そのまま転移魔法で小屋の中へと戻って行った。
小屋の中へとアルミスを連れて戻って来た尊流とサビオは、ふたりでアルミスをソファーに座らせた。
尊流はキッチンにいつも淹れているケルム草のお茶に、食材箱の中に入っていたレモンに似たシトレアという果実の絞り汁を足した。
尊流はカップに淹れたお茶をアルミスの鼻先に持っていき、香りを暫く嗅がせると、アルミスの前のローテーブルに置いた。そして尊流とサビオはアルミスが復帰するのを待ち、ソファーに座り同時にお茶を飲んだ。
暫く二人でお茶を飲み、アルミスの再起動を待ちながら寛いでいると、アルミスが徐々に再起動し、復帰してきた。
「タケル様・・・素敵で・・・・す・・・ん? ハッ!ここは・・・タケル様に褒められて・・・ハッ!」
どうやら再起動がほぼ完了したようである、アルミスは立ち上がり、二人に頭を下げた。
「ご迷惑をおかけしました、サビオ爺、タケル様。」
アルミスは少しバツが悪そうな感じで俯いていた。そんなアルミスを見てサビオが髭を触りながら笑っていた。
「ほっほっほっ。別にかまわんよの、アルミス殿がタケル殿の事を好きなのは仕方の無い事だからの。それよりもタケル殿の方が注意が必要かの、女性を誉めたりするのは良い事なんだがの、こちらの世界ではやり過ぎん方がいいかもの。」
盛大にバグってフリーズしたアルミスよりも、尊流の天然ジゴロっぷりを少しだけ遠回しに諌めた。サビオにそう言われた尊流だったが、イマイチ理解出来ていないようであった。
「何だかスイマセン、気をつけます。」
「ほっほっほっ。別に構わんがの、ワシは面白いからの。ほっーほっほっ。」
「もう、サビオ爺ったら!」
アルミスは頬を膨らませていたが、サビオは髭を触りながら声高に笑っていた。
「それではどうしますか?少し早いけど夕食にしますか?」
尊流が二人を交互に見ながら聞いた。
「そうだの、面白い物も見られたしの、ここらで夕食にするかの。」
「もう!サビオ爺!」
アルミスがまた頬を膨らませていた。
「サビオさん、ちょっと意地悪ですよ。それより夕食はパスタで良いですか?」
尊流はそう言うとキッチンに向かって行った。
「タケル様の料理が食べられるんですね、楽しみです。」
「ほほほ、タケル殿の料理は美味しいんだの、こちらの世界には無い料理ばかりだからの。」
サビオがそう言いながらアルミスの方を見ると、アルミスの口はニヤけており、ヨダレが垂れていた。
「ほほほ。アルミス殿が居ると飽きないの。おお、そうだったの、タケル殿、今回はちょっと多めに作ってくれんかの。」
それを聞いた尊流は特に気にする事も無く快諾した。
「判りました、パスタを全部茹でてしまいますね。」
そう言って尊流は残りのパスタを全て鍋に投入した。
数分後、茹で上がったパスタを炒め、作り置きしておいたシチューのような物をフライパンに入れてパスタと絡めた。尊流は3人分のスープを絡めたパスタを取り分けて、サビオとアルミスが待つソファーのローテーブルに運んで並べた。
「今日のパスタはカルボナーラ風パスタです、コクが有って美味しいですよ。」
そう言って尊流は二人の前に皿を差し出した。
「ほほ、珍しい仕上がりのパスタだの、これはシチューかの?」
すると、尊流がジュースをコップに入れて、二人に渡しながら答えた。
「ん~、シチューと似てますが、ちょっと違うんですよ。まあ、とにかく食べて見て下さい。」
尊流がそう言うと、サビオとアルミスはフォークを手に取りカルボナーラ風パスタを食べ始めた。
「ほっほっほっ。これは確かに美味しいの。このシチューみたいなのがパスタと絡まって非常に美味しいの。」
アルミスは一口食べると、目を見開き余程美味しかったのか、黙々と凄い勢いで食べ始めた。
あっという間に完食し、尊流は少しさみしそうに皿を見つめるアルミスを見て声を掛けた。
「アルミスさん、まだ有りますから沢山食べて下さいね。」
山盛りに有ったパスタはみるみると減っていき、その殆どはアルミスのお腹へと消えていったのであった。
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今後スキルをトレースしても、全てのスキルを載せる事はありません。順次その時に都合の良いように、あの時コピーしたスキルって事にする為です。同じ理由でステータスも一覧を載せる事は極端に少ないと思います。
決して面倒だからとかでは無いですよ・・・・・
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