宇宙人二世 マリア

西山鷹志

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アルタイル星人と交流

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「えっ風邪が恐ろしい細菌なの」
 「そうだ君は笑うかも知れないが我々には脅威だ。だから君を通して地球を知りたい。そのお礼として君に贈り物をする」
 「贈り物と言ってもどうやって届けるつもり?」
  「もちろん無人宇宙船を使って届けることが出来る。大気圏を抜けたら小型無人船から地球の大気圏でカプセルを放出する。それを君が受け取ってくれ。地球に役立ちはずだ」
 「それでは私に要求する事はなに? その前に宇宙船で地球まで何年、何百年? 確か十六光年よね。宅急便じゃないんだから」
 「宅急便? 地球はそんな宇宙船があるのか。我々の宇宙船は地球まで八日間で移動出来る。現在は研究中だがいずれ地球まで十二時間で行けるようにしたい」
 「えっそんなに早いの。人類にはとても無理」
 「君にお願いがある。出来るなら君の血液を少し欲しい。それで人間の細胞を調べたい」
 「止めてよ。私の血を吸い取るつもり」
 「そうじゃない。試験管一本分だけだ。その血液で人間のような身体が何十年か何百年先か作れるのが夢だ。そうなれば食べる喜びも得られるだろう。他に地球の植物のあらゆる種類の種が欲しい。なんとか我々の星で育てられないか研究する。成功すれば我々は樹木や野菜、果物など手に入れる事が出来る。それに花を育てられたら地球みたいな楽園が出来る。これから送るカプセルに入れてくれ。既に無人飛行船はまもなく到着するはずだ」
 「えっだって貴方達は食べる事が出来るの?」
 「いや最初はエキスにして放出させそれを吸収する。その後は更に研究して君が送ってくれる血液を調べ人間と同じように食べられるような身体を作りたい。地球は食べる楽しみというものがあるらしいね。羨ましい限りだ」
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