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勘違い
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ルーシーさんに羽繕いをするため、二階に案内する。
「しかし、外観もそうだったが縦に部屋を積んだような造り、簡易だが猫族の家造りだな。ここまで特別扱いされるなんて、期待出来そうだ。」
気になったので話を聞くと、酉族はツリーハウスか平屋が普通らしい。なので、4階建ての家は此処にしかないようだ。気を使って種族に合わして建築し、それを喋らないなんてやっぱりここの獣人さん達は良い人しかいない。改めて僕はそう感じた。
「それではよろしくな。」
ルーシーさんは服を脱ぎ、ベッドにうつ伏せになった。興奮しているのか獣化していて、キメ細やかなオレンジ色の毛が体を覆っている。短毛だが近づいて見てみるとフワフワしてそうで、思わず手が伸びた。その瞬間、温かく柔らかな感触が手に伝わる。ゆっくりと大きく振れている尻尾に手が当たったようだ。もっと触りたくて仕方がないが、これ以上は我慢出来なくなってしまう。
「すみませんルーシーさん、獣化を解いてください。」
「獣化を?まあ良いけど。」
理性を抑え、獣化を解いてもらう。毛は消えて、尻尾のサイズは小さくなってしまった。
「それじゃあ始めますね。」
「何を言ってひゃん!?ちょっとまゅ!?おひゅっ!?」
終わった後に触らせてもらえることを祈りつつ、マッサージを始めた。先程までの凛々しい感じとは違い、可愛らしい声にならない叫びをあげている。酉族の皆さんも、同じような反応が多かった。酉族はお互いや自身での羽繕いが難しいので、慣れなかったようだが。戌族も同じなんだろうか?
ルーシーさんに気持ち良くなってもらいながら、1つ考えが浮かんだ。警邏隊の人達のように高い獣化レベルで過ごす人たちの方が、普通に暮らす人たちより気持ち良さそうだったと。つまり獣化レベル4で過ごしてそうなルーシーさんは、とても気持ち良くなれる筈。ノーキャンのお礼を兼ねて、今まで経験したすべてを活かすように手を動かした。
「はぁ・・・溶けりゅ・・・溶けちゃう・・・・・・」
眼がトロンとして、全身の力が抜けているようだ。顔も火照っていて、かなり気持ち良さそうにしている。全身隈なくマッサージを行い、残るは尻尾だけ。そこで手が止まった。ルーシーさんはキコさんと違い戌族だ。尻尾を触っても大丈夫だろうか?
「ルーシーさん、尻尾を触っても大丈夫ですか?」
「はぁ・・・はぁ・・・尻尾?もうどうにでもして・・・」
「解りました、それでは失礼します。」
「はぁ・・・・っ!!?」
尻尾の毛1本1本に根元から染み込ませる様にマッサージを行う。タンポポの綿毛のような柔らかい毛。気持ち良くて手が止まらない。ルーシーさんは全身を震えさせながら、喜んでいるようだ。結局マッサージは、ルーシーさんがもう無理と呟いて気絶するまで行ってしまった。
「毛繕いを頼んだつもりだったんだけどな・・・」
「本当にすみません!」
意識を取り戻し、顔を真っ赤にしながら毛繕いの事を話してくれたルーシーさんに頭を下げる。
そう、ルーシーさんは戌族なので、羽ではなく毛が大事だった。それも方法は獣化した状態でブラッシング。後で確認すると、脱いだ衣服の場所にブラシが置かれていた。
「まあでも気持ち良かったし、効果は良かったから許す・・・というか今度もう一度やって欲しい。蓮琉が嵌ったのが良く解る。」
「は、はい!」
こうしてモフモフの機会を自ら減らした僕は、旅立ちの準備を始めた。
「しかし、外観もそうだったが縦に部屋を積んだような造り、簡易だが猫族の家造りだな。ここまで特別扱いされるなんて、期待出来そうだ。」
気になったので話を聞くと、酉族はツリーハウスか平屋が普通らしい。なので、4階建ての家は此処にしかないようだ。気を使って種族に合わして建築し、それを喋らないなんてやっぱりここの獣人さん達は良い人しかいない。改めて僕はそう感じた。
「それではよろしくな。」
ルーシーさんは服を脱ぎ、ベッドにうつ伏せになった。興奮しているのか獣化していて、キメ細やかなオレンジ色の毛が体を覆っている。短毛だが近づいて見てみるとフワフワしてそうで、思わず手が伸びた。その瞬間、温かく柔らかな感触が手に伝わる。ゆっくりと大きく振れている尻尾に手が当たったようだ。もっと触りたくて仕方がないが、これ以上は我慢出来なくなってしまう。
「すみませんルーシーさん、獣化を解いてください。」
「獣化を?まあ良いけど。」
理性を抑え、獣化を解いてもらう。毛は消えて、尻尾のサイズは小さくなってしまった。
「それじゃあ始めますね。」
「何を言ってひゃん!?ちょっとまゅ!?おひゅっ!?」
終わった後に触らせてもらえることを祈りつつ、マッサージを始めた。先程までの凛々しい感じとは違い、可愛らしい声にならない叫びをあげている。酉族の皆さんも、同じような反応が多かった。酉族はお互いや自身での羽繕いが難しいので、慣れなかったようだが。戌族も同じなんだろうか?
ルーシーさんに気持ち良くなってもらいながら、1つ考えが浮かんだ。警邏隊の人達のように高い獣化レベルで過ごす人たちの方が、普通に暮らす人たちより気持ち良さそうだったと。つまり獣化レベル4で過ごしてそうなルーシーさんは、とても気持ち良くなれる筈。ノーキャンのお礼を兼ねて、今まで経験したすべてを活かすように手を動かした。
「はぁ・・・溶けりゅ・・・溶けちゃう・・・・・・」
眼がトロンとして、全身の力が抜けているようだ。顔も火照っていて、かなり気持ち良さそうにしている。全身隈なくマッサージを行い、残るは尻尾だけ。そこで手が止まった。ルーシーさんはキコさんと違い戌族だ。尻尾を触っても大丈夫だろうか?
「ルーシーさん、尻尾を触っても大丈夫ですか?」
「はぁ・・・はぁ・・・尻尾?もうどうにでもして・・・」
「解りました、それでは失礼します。」
「はぁ・・・・っ!!?」
尻尾の毛1本1本に根元から染み込ませる様にマッサージを行う。タンポポの綿毛のような柔らかい毛。気持ち良くて手が止まらない。ルーシーさんは全身を震えさせながら、喜んでいるようだ。結局マッサージは、ルーシーさんがもう無理と呟いて気絶するまで行ってしまった。
「毛繕いを頼んだつもりだったんだけどな・・・」
「本当にすみません!」
意識を取り戻し、顔を真っ赤にしながら毛繕いの事を話してくれたルーシーさんに頭を下げる。
そう、ルーシーさんは戌族なので、羽ではなく毛が大事だった。それも方法は獣化した状態でブラッシング。後で確認すると、脱いだ衣服の場所にブラシが置かれていた。
「まあでも気持ち良かったし、効果は良かったから許す・・・というか今度もう一度やって欲しい。蓮琉が嵌ったのが良く解る。」
「は、はい!」
こうしてモフモフの機会を自ら減らした僕は、旅立ちの準備を始めた。
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